フェブラリーステークス 2020【穴馬】あの怪物に先着？！モズアスコット VS インティ の2強に牙を剥く穴馬を発見！その正体とは？！

【注目馬】

サンライズノヴァ (６人気・松山弘平)

【考察】

⇒もう今年のフェブラリーステークスは、この馬でノヴァりたいと思っています！！

確かに、サンライズノヴァは過去フェブラリーステークスで４着、７着と結果を残せていない。

しかし！

その過去２年とは決定的に違う点がある。

それが、ここまで説明してきたローテーションだ！！

ノヴァが嫌う延長ローテを辞めてきた！！

苦汁を飲んだ過去２年は、共に前走で根岸ステークスをステップに参戦するも、ノヴァが苦手とする距離延長のローテーションでフェブラリーステークスでは結果が出せなかった。

しかし、今年は２走前に盛岡の【G1・マイルチャンピオンシップ】にてゴールドドリームを蹴散らし悲願のG1制覇。そして距離延長を強いられる根岸ステークスからのローテーションではなく、あえて同じ舞台で行われる【G3・武蔵野ステークス】をステップにぶつけて来る。

この、過去２年とは違うローテーションにこそ意味がある！！

ただ、前走の【G3・武蔵野ステークス】の５着について賛否両論あると思うので、カリスマ予想の見解を申し上げたいと思います。

ジョッキーのコメントにヒントが！！

実は、その武蔵野ステークスの解説をするあたり、まずはレース後のあるジョッキーのコメントに注目していただきたい。レース後にジョッキーのコメントには、そこでしか聞けない本音が詰まっているので、次への大きなヒントが隠されているので注目しよう！！

ではそのジョッキーとは、４コーナー12番手から上がり最速の末足を伸ばして３着に食い込んできていたダノンフェイスの大野ジョッキーのコメントだ。

「展開が向いたこともありますが、

しっかり反応していい競馬でした」

(via:ラジオNIKKEI)

つまり、展開が圧倒的に差し馬に有利なレースだったことは一目瞭然！！

そのことは、馬券に絡んだ馬の上がりの順位を見て頂ければ、なおさら合点がいく！！

そんな、差し馬が圧倒的に有利な展開になったレースで、ただ１人直線入り口から早々と先頭に立ち、しかも周りと比べたら斤量が３キロも重い59キロを背負いながら、５着に粘っていた馬がいた。

それがこのサンライズノヴァだ！！

交流G1とは言え、苦労を重ねながらもあのゴールドドリームも破っての初G1制覇は、伊達ではなかった。正直、力は衰えるどころか、まだまだ付けてきており、このレースを見ていて「やっぱ強ぇ～なこの馬！」と口ずさんでしまったことを今でも覚えている。

また、その武蔵野ステークスでは、もう一つ評価しなければいけないことがあり、それが芝スタートで初めて、ゲート出遅れることなく、そのまま先行できたことだ！！

そのことに関しては、当時鞍上だった森泰斗ジョッキーもコメントで、

59キロは重いですね。

スタートが悪いと聞いていましたが、

いいスタートを切って行きっぷりも良く、

楽々３番手につけられました。

 

いい形で運べたのですが、

最後は59キロがこたえた感じで

苦しそうでした。

(via:ラジオNIKKEI)

先日の根岸ステークスでのスマートアヴァロンに与えた評価と全く同じだが、競争馬のレベルを上げるには、レースのレベルに関係なく、直近で重たい斤量を背負いながら好走していた馬には、注意しなければならない！！

前走の59キロは、完全にフェブラリーステークスの起爆剤！

その証拠は、１週前追い切りの時計にも既に現れてきている！！

あの怪物にも先着！！

今の日本競馬界における「ダートの絶対的な物差し」と言えばこの馬、

クリソベリルだ！！

恐らくこれには異議を唱える者は少ないと思う。

であれば、サンライズノヴァの叩き出した１週前追い切りの時計と、そしてメニューを同じ様に評価していただきたいのだ！！

栗東坂路：４ハロン50.4秒-12.3秒
（クリソベリルに２馬身先着）

なんと、同厩舎のクリソベリルを相手に併せ馬で調教し２馬身も突き放したのだ！！

調教にも駆けつけた松山弘平ジョッキーは、コメントで以下のように讃えている。

「乗りやすく、動きが良かった。

トビが大きく長く脚を

使えるイメージですね。」

(via:ラジオNIKKEI)

そして我々カリスマ予想は、この松山ジョッキーにも注目している！！

この男、持っている。

元々は、カリスマ馬券の中でも短距離の名手としても、評価の高かった松山ジョッキー。

また先週の【G3・きさらぎ賞】も８頭中７人気で優勝するなど、年明けの金杯まで伏兵で優勝し！！

ましてや【G1・高松宮記念】では、前哨戦を優勝したアウィルアウェイの騎乗まで巡ってくるなど今年の「松山弘平」は・・・

なんだか持っていて、
しかも乗れている！！

ここまで主戦を努めていた戸崎ジョッキーを悪く言うつもりはありませんが、サンライズノヴァに関しては、ジョッキーが乗り代わったこの３戦連続で好走しG1まで勝った訳ですから、

新しいジョッキーと組むことで、思い込みに囚われず自由な発想が良い方向へと転換できているのだと思います。なので今回の松山弘平ジョッキーとの新コンビもプラスだと考えています。

またこれは、こじつけ的なデータになるが、注目すべきは

◆前走2～5人気
◆前走5着以内
◆当日5～7人気

該当馬の成績が・・・

（２-４-１-12）
連対率：31.58％
複勝率：36.84％

となっており、一般レースならまだしも、G1という大舞台で、当日の単勝５～７人気までの伏兵人気なことを考えたら、この数値は押さえておいて決して損はない。