ダイヤモンドステークス 2020【血統】７年連続の好走血統とは？！今年も該当馬を発見！！

【注目馬】

レノヴァール (８人気・横山典弘)

【考察】

⇒カリスマ予想らしく、自信を持ってこのレノヴァールを今年のダイヤモンドステークスでは推奨したいと思います！！と言うのも、実はこのレノヴァール、前走の【万葉ステークス】の時から既に勝負レースでの馬券の不動の軸馬として推奨していた一頭なのです。

その時も６人気で３着と激走してくれて、いわば１月競馬の快進撃を作ってくれた起爆剤な１頭なのだ！！

今回も相変わらず、「えっ？！本当にこんな人気薄なのか？！」と、一瞬目を疑いたくなった。明らかに前走の３着がフロック視されている。

しかし、万葉ステークスのレースをよく振り返っていただきたいのだ！！

馬体重＋10kgで３着！

⇒まずそもそも論だが、休み明け初戦だった前走は＋10kgという明らかに太め残しな馬体重ながら３着に好走！！

それだけでも大きな買い材料なのだが、もっと評価すべきはレースの内容だ！！

今回も出走し、断然の１人気に支持されるであろうタガノディアマンテとの前走のコーナーの通過順位を比較いただければ一番わかりやすいのだが、

１着【タガノディアマンテ】
15⇒15⇒９⇒４

３着【レノヴァール】
７⇒８⇒13⇒14

実は前走のレノヴァールは、せっかく３番ゲートからロケットスタートを決めて船団でレースを進めることができたのに、向こう正面から３コーナーまででタガノディアマンテがマクって順位を押し上げた時に、馬体も接触され、動けずにズルズル後退・・・

あのスタートダッシュは何処へやら？！あわや最後方まで順位を落とす致命的なロスタイム！

しかし、そこから上がり３位の脚を繰り出し４角14番手から３着へ巻き返した！！

では、なぜそんな芸当ができたのか？

どこに、そんな余力が残っていたのか？

その答えは、ハーツクライ産駒が元来持つ「一つの特徴」に隠されている。

まずそもそも、先にご紹介した表の中にも数あるトニービン保持・内包馬がいた中で、なぜここまでハーツクライ産駒の好走ばかりが抜き出て目立つのか？

それは、ハーツクライ産駒がそもそも「前走からの距離延長」を大好物にしている産駒だからです。

このダイヤモンドステークスは、ステイヤーズステークスに次いで２番目に距離の長い重賞だけに、基本的には距離延長で望んでくる馬が大半。つまり、

「欧州型を持つスタミナ血統が走りやすい舞台」＋「距離延長」

ハーツクライ産駒の好走条件が、たまたま２つセットで買えてしまうタイミングが、このダイヤモンドステークスという訳だ！！

だからこそハーツクライ産駒は、ここまで７年連続で好走馬を送り続けている！！

それはレノヴァールも例外ではない。事実、距離短縮で挑んだ芝2400mの【G2京都大賞典】では14着に惨敗したが、そこから距離延長で望んだ万葉ステークスでは６人気で３着としっかり挽回している！！

再び距離延長のローテで、しかもハーツクライ産駒なら、ここは狙わい手はない！！

また昔からある競馬の格言で「長距離はベテラン騎手を買え！」という言葉がある通り、ここは馬のリズムを最も大事にするジョッキー「横山典弘」ジョッキーの手腕にも注目だ！