弥生賞 2021【予想】この２点で勝つ！ダノンザキッドからの本命→無印の馬連勝負を大公開！その穴馬の正体とは？

弥生賞 2021【予想】この２点で勝つ！ダノンザキッドからの本命→無印の馬連勝負を大公開！その穴馬の正体とは？

＜目次＞

◆今年は例年までと全然違う！

◆この大穴で大勝負？！

◆【結論】この人気馬は危険！　

弥生賞 2021 予想

➡それではまず、このレースにおいても、「ここだけは絶対に押さえなきゃイケナイ！」という、勝負のツボをご紹介しよう！

まずこのレースで非常に大事なって来るのが「馬場状態のバランス」！

ご存知の通り、先週の【G2・中山記念】では、ヒシイグアスが・・・

コースレコードタイで
優勝した様に！

展開次第では、引き続き速い時計のでる馬場状態であるAコースなのは明々白々！

➡ただ今週の場合には、前日の土曜日に小雨が少々パラつくのは確実で、日曜日の天候も現時点では日が差し込まない曇りと言うことからも

完全なる道悪でもないが、先週よりかは少しだけスピード要素だけでなく、地面を蹴る「馬力のパワー」も重要になって来ると考えた！

その予想の切り口に選んだ、勝負のキーワードが・・・！

３コーナー勝負！

このコースの怖いところ！

➡Q.一体これはどう言う意味か？

まずその前に大前提として、馬場状態と合わせて重要なのが、この「中山2000m」と言うコースレイアウトについて！

まだまだ体幹であったり、胸前やトモの筋肉も未発達な若駒たちにとっては、

２度の坂越えを余儀なくされる「中山2000m」と言うコースは・・・

尋常じゃなく
タフなコースだ！

２面性を持つコース

➡まずこのコースは、スタートしてから１コーナーまでは400m以上あり、尚且つその途中には高低差5.3 mの激坂を登ることによって、

比較的序盤戦はゆったりとした流れに落ち着くことが多い！

ただ問題なのはその先！

今度は向こう正面へ飛び出すと、登った分だけを一気に駈け下る下り坂になっており、その勢いをそのままに３コーナー入り口まで突き進んでいく！

そして毎年の傾向から見ていても、馬場コンディションを問わず、基本的に３コーナー入り口から急激にラップスピードが跳ね上がる傾向にあるので、この・・・

• スタート直後の坂を超える
  「パワー」
• 向正面の下り坂から始まるロングスパートの後半戦での
  「スピード維持」
• 心拍数が上がった中で再び迎える坂を登る
  「パワー」

と、大きく分けて３つのポイントで急激なギアチェンジが求められるタフなコース！

どんなキャラが合うのか？

➡Q,では具体的などんなキャラクター性を持った馬が狙い目に当たるのか？

まず大前提として重要なのは「脚質」・・・

ではなく！

最も重要なのが「３コーナー入り口から急激に始まるロングスパートでジョッキーが手を動かさなくとも反応できるフットワーク！」

これが非常に大切だ！

だからこそ、この弥生賞ではカデナやメイショウテンゲン、マカヒキなどを筆頭に、

ディープ産駒
×
フレンチデピュティ

のダート的な配合のスピードの持続力タイプが多く好走しているのは、これが主な理由だと考えている！

ここの長い追走シーンでのスピードの持続力を兼ね備え、尚且つダート的な馬力性能も網羅しているわけだから、

ゴール前の急坂を難なくクリアできる絶対的な馬力も兼ね備えている！

まさに完全無双の二刀流だ！

最重要ポイント！

➡故に、弥生賞での最重要ポイントは・・・

３コーナー勝負！

この、３コーナー入り口から急激に始まるロングスパートでジョッキーが手を動かさなくとも反応できるフットワークを兼ね備えており、

尚且つその状態から、ゴール前に立ちはだかる２度目の激坂を難なくクリアできる馬力！

この二刀流を兼ね備えた馬を絶対的な物差しにして馬券は組み立てたい！

そこで今回、ディープインパクト産駒が不在で、尚且つ母父フレンチデピュティもいない年の弥生賞においても、

このキャラクター性を持っており、一発の大駆けが期待できる素質馬をご紹介しよう！

＼予告の推奨馬／

☆ソーヴァリアント

(７人気・大野拓弥)

【考察】

➡まず何と言ったって、今年のメンバーの中で「馬力勝負」と言ったら、彼の右に出る者はいないだろう！

その発達した「胸筋」を中心に、豊富な筋肉量から繰り出される馬力性能は、ここでも絶対的な武器となる！

流石は、父オルフェーヴルで母父シンボリクリスエスなだけはあり、

タフな地力勝負での馬力性能は十分な一言！

その強さを物語っているのが、この直近２レースの中山での走りだ！

前向きに捉えよう！

➡ご存知の通り彼の場合には、３走前の東京未勝利で、優勝したのにも関わらず失格処分となってしまった訳だが・・・

前向きに捉えれば！

そもそも、あの失格があったからこそ、事前に中山を２回も走れることが出来た訳で！

あれがなければぶっつけ本番で、右回りを重賞で戦わなければ成らなかったのだから！

せっかくもらったハンデは、ハンデのまま終わらせるのではなく！

しっかりと自分だけのアドバンテージへと変換させてここは勝負してもらいたい！と思っている！

フットワークと馬力で！

➡そして、その中山での走り方だが、蓋を変えてみれば凄いのなんの！

まず２走前の未勝利戦だが、失格処分明けで難しい面もあっただろうが（15–15–10–5）３コーナーからは唸るような手応えで一気に捲って仕掛けて行くと！

そのまま上がり2位の末脚もしっかり刻んで好走。

 

前走の不良馬場で完勝した未勝利戦も、前日からの雨の影響が強く残り、かなり時計の掛かる苦しい馬場で・・・

あまり早目に先頭に待ってしまうと集中力を切らして、ズルズル後退しても可笑しくタフなコンディションだったが！

そこを（２–２–２–１）という積極的なレース運びをさせると、最後は流す余裕を見せながら、上がりもちゃんと記録しての完勝！

この２つの中山でのレース運びを見ていても、まさに今回のレースで欲しいジョッキーが手を動かさなくとも反応できる３コーナーからのフットワークを兼ね備えており、

そのフットワークと馬力性能は十二分にここでも通用すると判断できる！

 

豊富な筋肉量について

➡また、その「豊富な筋肉量」についてデータも付け加えておくと、過去10年間の弥生賞において、良馬場で行われた年は６回あるのだが、

その良馬場のレースでも「馬体重」には明確な線引きが存在し、

×480キロ未満
（１-２-１-21）
連対率：12.0%
複勝率：16.0%

○500キロ以上
（３-１-２-11）
連対率：23.5%
複勝率：35.3%

やはり「骨格」と「現時点での筋肉量」がものすごくレースの結果にも影響を与えているのは、この馬体重別の成績でも明らかで、

３歳春の現時点で、既に500キロ以上まで発達した馬格と豊富な筋肉量を持った馬を積極的に狙いたい！

おまけデータ

➡なので、コアな競馬ファンであれば、この弥生賞では前走「朝日杯FS組」のトップマイラーでも活躍できる！というお話は聞いたことがあるだろう！

実際に「ダノンプレミアム」や「サダムパテック」、「リオンディーズ」などを筆頭に、2000mという距離にも関わらず、前走「朝日杯FS組」も好走しているが、

その好走の背景にあるのが、この馬体重の数字だ！

マイラーの様に瞬間的に速いスピードを出すためには、大きな筋肉で体を動かす必要があるので、

マイルG1でも通用する為には、既に発達した筋肉を持っていることが絶対条件なので

彼らを筆頭に、既に480キロ以上ある馬の好走が非常に目立っている！

なので「マイラーならなんでも走る！」というのは、不完全だと思っている。

正しくは「既に馬格を持ったトップマイラーなら通用する！」これが正解だろう。

豊富なスタミナで

➡以上の馬力と筋肉量という観点から、確かにまだ重賞も未経験な立場故に「チャレンジャー」なのは変わりないが、

ただそれでも既に前走から500キロもある大型馬で、中山の２度の坂越えも苦にしないスタミナと馬力！

そして全てのレースでの上がり３ハロン勝負でも・・・

• 稍重での上がり34.2秒の「切れ味勝負」から！
• 不良馬場での上がり37.8秒での「スタミナ勝負」でも！

ここまで全ての条件で「上がり１位〜３位」までの上位の末脚を確実に記録できている「馬場への対応力とフットワーク」があれば、

たとえチャレンジャーな立場でも十二分に勝負できる！

特に彼の場合、雨量によっては、周りのライバルが嫌がる場面でも、むしろ味方にできるという部分も頼もしい強調材料だ！！

そして、彼と一緒に馬連の上位２点目で購入したい伏兵が、この馬だ！

＼予告の推奨馬／

☆ワンデイモア

(６人気・田辺裕信)

【考察】

➡まず彼の場合には何といたって、前走の持ち時計が素晴らしいの一言！

と言うのも、今回と全く同じ舞台である「中山2000m」を経験できただけでなく、

その【2:01.3秒】を叩き出した・・・

日付に注目していただきたい！

そう！実はこの日というのは、全く同じコースで 【G3・中山金杯】が行われた当日！！

• G3中山金杯  ➡️ 2:00.9秒
• 3歳1勝クラス➡️ 2:01.3秒

なんと！！☆ワンデイモアが叩き出したタイムは、同日の中山金杯とは僅か0.4秒しか変わらなかった！

あの時計の凄いところ

➡しかも、驚くべきおことは、この2:01.3秒という勝ち時計は、【G3・中山金杯】に当てはめると・・・

1着ヒシイグアス       2:00.9秒
2着ココロノトウダイ 2:00.9秒
3着ウインイクシード 2:01.2秒
4着☆ワンデイモア    2:01.3秒
5着ロザムール          2:01.4秒
6着アールスター       2:01.4秒
7着テリトーリアル    2:01.4秒

なんと、後の重賞ウィナーでもある「テリトーリアル 」などを抑えて４着に相当する好タイムだったのだ！

もちろんこれは、あくまでタイム同士を比較しただけなので、「ここで４着に入れる実力がある！」という訳ではないが・・・！

同じ開催前半の馬場なら

➡ただ、この中山金杯を優勝したヒシイグアスが、先週の【G2・中山記念】をレースレコードタイで優勝！

思い返せば、中山金杯が行われた週も、Cコースの開幕週！

そして今週の弥生賞が行われるのは、Aコースの開幕２週目！

ということで、どちらも開催前半の綺麗な馬場で叩き出した好時計ならば、

今回も時計勝負になった場合には、彼のスピード能力は多いに期待できる！

ロンスパにも対応できる

➡しかも今回の最重要ポイントである「３コーナー勝負！」という部分についても・・・！

流石はスタミナの宝庫「メジロ牝系」の出身の子供なだけあって、根底にあるスタミナ能力は十二分に兼ね備えており、

それは今回の「３コーナーから始まるロングスパート合戦からの坂越え」という舞台設定では、非常に大きな武器となる！

実際に、その素晴らしい勝ち時計で優勝した前走も、３コーナーからはレース全体が再び速い流れに切り替わっており、

そこを（11–10–７–６）と順位を押し上げながら捲って仕掛け、

最後の４コーナーでも、５〜６頭分も大外をぶん回されながらも、上がり２位というしっかりとした末脚も記録しての優勝なので、絵面通りの完封勝ち！

 

こちらも馬格は十分！

➡あと、これは「刺身のつま」的な話だが・・・

もし万が一に雨量がそこまで多くなく、先週同様の硬い馬場での高速決着が濃厚になった場合！

実は今回の特集でご紹介した２頭には、共に面白い共通点があり、それが・・・！

「開幕初日の良馬場を勝った事がある！」という事！

というのも、実はダノンザキッドがこれまで優勝してきたのも

「８日目・７日目・８日目」と、全て開催が進んだ馬場での優勝だったのに対し！

今回ご紹介した２頭は共に、開幕１日目の良馬場という高速馬場で優勝したことのある！というのは、

もし馬場が引き続き、硬い状態での時計勝負なった場合に、十分武器となる経験値となるだろう！