▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
勝負の決断を!!
➡それでは、大変長らくお待たせいたしました!
本日のPart3の特集では、既に「Part1」「Part2」でご紹介しているテーマに基づきながら!
カリスマ予想ファンの皆様お待ちかねの「あの決断 」を、日本ダービーと言う大舞台だからこそ、あえて発表します!
それが・・・!
エフフォーリア
VS
サトノレイナス
VS
シャフリヤール
この人気3強ガチンコ対決における
「買える人気馬」は、誰?
「危険な人気馬」は、誰?
この3強対決への結論を、男らしく「ズバン!」と発表させていただきます!
Q.エフフォーリアは?
➡ではまず、なんと断然1人気エフフォーリアから解説していく!
まずこの馬に関しては結論から発表しましょう!
私は今年のダービーを、彼を軸にした馬券「も」持って置きたいとは思っている!
がっ!
同時に「彼が負けるパターンの馬券も想定しておきたい!」とも考えている!
その理由を今からご説明したいと思う!
まず体調面はどう?
➡まず当初から私が気にしていた「前走の皐月賞からの反動」については、
この中間で成長分も含めて随分と体が大きく成長したな!と確認する事ができた!
また課題としても付き合っている「疝痛」に関しても、
この直近では程度も軽く、外厩先でも坂路で時計も出せていたので、状態面は良くなっていると推察できる。
「じゃぁ〜良いじゃないかよ!」
っと思いますよね?
逆なんです!
状態が良いからこそ、個人的にちょっと心配になる要素が出てきてしまった!
えっどこに弱点が?
➡それが何かと言うと、恐らくこれは週明けのPart1からご覧になっているファンの方であればわかると思うんですが・・・
実は私、Part1の動画でこんな前置きをしておきました。
「最終追い切りの時計までしっかりと精査してから判断したい。」と
そうなんです。嫌な予感が的中と言いますか…
この大事な大一番になってはじめて最終追い切りのメニューを突然変えてきてしまった!
これが自分の中では最大の割引ポイントになる!
ルーティンを壊した
➡と言うのも、今までだと「共同通信杯」も「皐月賞」も、
1週前にちゃんと負荷をかけて。
最終追い切りは軽く流す。
と言う調整パターンをしていたのだが、それが今回のダービーに限って・・・
いきなり最終追い切りで「強め」の時計を出してきた!
確かに、「これは体調がいいから!」と捉えることもできると思う。
ただ、良くも悪くも忘れてはいけないのが、彼はエピファネイアの子供だ!と言うこと!
この一族の気性面!
➡元々、ダービーでのエピファネイアも、その気性面の荒さから栄光を逃し!
この舞台でG1を勝ったのも、古馬になって精神面が落ち着いたジャパンカップになってから。
去年のデアリングタクトにしろ、暑さと長距離輸送。
そして初めて聞く目の前での生ファンファーレのうるさい音に「カッ!」となり、
スタートから後手を踏み、最後方近くまでポジションを落とす危ういシーンを見せていた!
今までの方が。。。
➡自分もある意味、エフフォーリアの今までの功績は「直前の緩い調教」のお陰で気持ちが一定であったことが
「最後までの高い集中力を保てていた」その要因だったと捉えてる。
◆前回の最終追い切り:皐月賞
4/14 美南W稍 馬なり
69.0 54.1 39.7 12.4
◆今回の最終追い切り:日本ダービー
5/26 美南W良 強め
66.3 51.2 38.3 11.9
それが今回は体の調子も良く、既に馬体も出来上がっていたのに・・・
更に気持ちのスイッチを入れてしまうかもしれない、この直前の強めの調教は・・・
正直いただけない!
普段通りを積み重ねる大切さ
➡デビューしてから一貫して、「1週前は強め。最終は馬なり。」と言う
勝利の方程式を確立していたのにも関わらず!
このダービーと言う大一番になってそのルーティンを壊し!
いきなり初めてのメニューを取り入れてきたところに・・・
些か落とし穴がある様に思える。
的中するための選択肢!
➡なので力を認めて「軸の1頭」にはするだろうが、
「必ずしも1着固定ではない!」という考えまでちゃんとお伝えしておく。
エピファネイアやデアリングタクトと違い「関東馬」なので、直前の長距離輸送がないのはまだマシだが・・・
やはり、気持ちが高ぶってしまう可能性が高い調教をして来てしまった事で、初めて聴く目の前での「生ファンファーレ」の演奏によって!
更に興奮して、体力も消耗し、操縦性が悪くなる可能性もこれで捨てきれなくなってしまった・・・
ドラマチックな枠順!
➡それでいてこの「1枠1番」と言う最内の枠順。
確かに見栄えはいいが逃げたい馬たちが揃いも揃って外枠へと入ったことで、
彼らが全員外から強引に被せに行き、先行を主張するとなると、
外にも出すことが出来ずかなり苦しい枠順にも成りうる。
それこそ「1枠1番の皐月賞馬」と言う例であげると「ディーマジェスティの3着」の様に・・・
「好走はするが、
1着を取り逃がす…!」
そんな決着も想定しておくべき必要はあるだろう!
Q.シャフリヤールは?
➡その点で逆に!ダービーを目の前にしても尚、今まで通りのルーティンをちゃんと熟して来た「シャフリヤール」は評価できる!
さすがは、今年の3強の中では「唯一無二ダービーの勝ち方を知っている調教師」なだけの事はあり、追い切り後のインタビューでも
「いつもレース前は坂路で調整
しているのでそれを崩さずに。」
(via:関西テレビ)
と発言している通り、前走の毎日杯と比較しても
前走時の一週前追い切り:毎日杯
3/17 栗CW良 強め
67.7 52.7 38.4 12.0
今回の一週前追い切り:日本ダービー
5/20 栗CW稍 強め
83.5 67.5 51.5 37.5 11.7
前走時の最終追い切り:毎日杯
3/24 栗坂良 馬なり
54.6 39.5 25.4 12.5
今回の最終追い切り:日本ダービー
5/26 栗坂良 馬なり
54.4 39.7 25.4 12.1
1週前追い切りも、最終追い切りでも、一貫してここまでやってきたルーティンを崩さずに調整をしてきたところは!
「チーム・エフフォーリア」よりも高い評価を与えられる!
藤原先生の好判断が!
➡彼の場合にも、前走でスーパーレコードを叩き出してきた直後の一戦なので、
まずはその体調面での回復と成長が大きな鍵だったが!
もうハッキリ言って「これで結果が出なかったらしょうがない!」
状態面に関してだけ言えば、そんなキャリアで最高の仕上げになっている!と言って良いだろう!
これもあえて皐月賞を見送って、ダービー1本に狙いを定めた事が功を奏し、
十二分に回復できる時間とトレーニングを積む事ができた事が要因だろう!
肝心な能力はどうか?
➡体調が良いのはわかったと。じゃぁ問題なのは、能力はどうなのか?
確かに、血統的観点で考えても「これぞダービー血統」と言うくらい、【ディープインパクト×米国型】の配合なので、
前走の毎日杯にしても、確かに当日は時計の速い馬場だったが、それを考慮しても
最初から最後までずっと速い流れの中を押し切った様に!
ダービーで勝負できるエンジンは搭載されている!
唯一欠けている経験値
➡ただ、唯一欠けている弱点として、多頭数立てのG1や重賞で揉まれる経験を積んでいない部分だけが
彼にとっての最大の弱点!
確かに、ダービーへ向けて「体調面を整えること」を最優先に考えたら、皐月賞を見送ったのは正解だろう。
ただし、多頭数立てのG1や重賞で揉まれると言う経験値、そしてそんな厳しい環境の中で1着〜3着までに好走して能力を示しておくことは、
ダービーと言う世紀の大舞台で戦うためには必須条件!
そこが欠けていると、両サイドから挟まれるこの「5枠10番」と言うゼッケンも、決して安全とは言えない。
Q.サトノレイナスは?
➡その一方で、フルゲートのG1での経験が豊富なのが、この「2人気サトノレイナス」!
フルゲート18頭立てでのG1を既に2回も経験し、それぞれで連続2着!
しっかりとG1や重賞でも馬群の中で揉まれる競馬を経験しているのは、ここでは大きな武器となる。
また彼女の場合にも、【父ディープインパクト×アルゼンチン型】と言うパッケージは、
速さ勝負のダービーへ向けては、一定の評価はできる。
本当にここがベスト?
➡ただ、どちらかと言うと、コース条件としては、前走の方が合っていたと言うのが正直な感想だ。
確かに【G1・桜花賞】に関しては、高速馬場への追走が、少し辛そうに見えた一方で!
元々この「父ディープインパクト×母系ナスルーラ系」という牝馬のパッケージだと
ダノンファンタジーやグランアレグリアを筆頭に、
実は阪神1600mが最も成績が良いコースでもある!
どの舞台がベストなタイプ?
➡その証拠に重賞で限定すれば、この「父ディープインパクト×母系ナスルーラ系」という牝馬のパッケージだと、
阪神1600mの重賞では「連対率40%」近くもあるのに対して!
東京競馬場で行われた重賞では、「女帝グランアレグリア」を除くと
(3-0-2-25)
とかなり苦戦している!
しかもこれを、1800m以上の中距離戦に限定すると
(0–0-1-13)
と、かなりガクンっ!と好走率が下がる様に
このパッケージで舞台が東京1800m以上だとスタミナ不足が懸念される!
特に今年の牝馬路線は
➡特に今年の牝馬路線は
- スーパーレコードを叩き出した「ソダシ」
- NHKマイルでも激走した「ソングライン」
- 1200m〜1400mまでの重賞でも通用する九州の星「ヨカヨカ」
後は今後古馬路線に混じっても1200m戦では楽しみな「メイケイエール」などを筆頭に、めちゃくちゃスピード能力に特化した女の子たちが多く生まれていたのに対し
スタミナと言う観点で言うと、幾分「???」が付きまとう。
この世代の育成と才能たち
➡事実、ソダシも結果的にオークスでは、スタミナが持たずに8着。
そしてオークスのレース時計そのものも、直近5年間では最もタイムが遅かった!と言う事実からも!
いかにこの世代の牝馬たちは「スピードに特化した才能が多く」
そして、そんな彼女たちの多くがマイルG1や重賞を縄張りにしてしまったことで、
いかにそこでのスピード能力だけが重要視され!
その一方で「長距離やスタミナ能力に秀でた才能が少ない!」と言うことを、いち早くスピード勝負のマイルG1を諦めて、
事前に2000m以上の重賞を経験させ、そこでもちゃんと速い上がりを使えていたユーバーレーベンの優勝が全てを物語っている!
そしてその一方で、そんなスピードレースのマイルG1で勝つ事を目標に、体を作り込んでいたサトノレイナスの場合には・・・
そこからのいきなり「800m」の距離延長では、ガス欠になる恐れが懸念される。
才能をどう見極める?
➡確かに、ルメール騎手と言う怖い存在ではあるのだが、
ここまでの育成過程や、戦ってきたレースの「世代の特徴」などを考慮すると!
Cコース替わりの開幕週で、晴れた良馬場でのスピードレースとなってしまった場合、
オークスの「2:24.5秒」よりも断然速い「2:24.0秒〜2:23.5秒」までのターゲットタイムを想定し、
尚且つ、この「8枠16番」と言う誰よりも距離を走らされるゼッケンまで合わせて考えると・・・!
とても断然の2人気で買えるほど、バランスのとれたオッズではない!
Q.最終結論はどうするか?
➡ここは恥も外聞も恐れず!男らしく結論を発表させていただく!
今年の日本ダービーは、このレイアウトで勝負する!
【買える人気馬】
→エフフォーリア
【危険な人気馬】
→サトノレイナス
【厚め勝負の相手(逆転候補の一角)】
→シャフリヤール
場合によっては夢の高配当を狙った「3連単」 or 「厚め勝負の3連複」の軸としては、ここまでのPart2までで推奨している「あの推奨馬たち」を軸にして勝負してみたいとも考えているが!
ただ何れにしても、人気馬への結論はこの決断で真っ向勝負!