▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
富士ステークス 2021 予想
?今週の敵は〇〇
➡まず、こと今年の【富士ステークス】における最大の敵は・・・!
★馬場コンディションにあると思っている!
なぜなら今週末が、現在使用中のAコースでの最終戦だからだ!
来週の天皇賞とは真逆
➡来週の【天皇賞・秋】からがBコースの開幕週と言うことで!
毎年のように天皇賞・秋では、その「コースの形状」とも相まって、その傷んだ部分が排除された
「最短ルートを走れる、インベタの内枠が有利で
外枠は不利!」と言うフレーズが有名だが!
その直前に行われる、この富士ステークスの場合には・・・!
やはり、既に傷みに傷んでいるこのAコースの最終週での馬場を、誰が最も味方にできるか?が最大の焦点と言えるだろう!!
既に先週の東京も
➡特に先週の馬場傾向なんかを見ていても!
既に先週の段階から「4コーナーでインベタを立ち回った馬」が、思うように加速できておらず・・・
それこそ【G2・府中牝馬ステークス】でのシャドウディーヴァのように!
例え4コーナーでの通過が14番手からでも!
そこからしっかりと、力強く路面を捉えて、蹴り上げられる馬力が備わっている馬であれば
綺麗な馬場の外側へと持ち出して
鋭く加速する事ができていた!
雨と気温のダメージ
➡また先週日曜日の東京最終レースなどを見ても分かる通り!
雨の降りしきる稍重のコンディションで行われていた事も相まって・・・
恐らく更に一段階、馬場状況は悪化していると想定されるのに加えて!
その雨だった先週の日曜日を境に、気温も急激に寒くなったことからも・・・
芝生の活動も著しく低下
する事も考えられるので!
この中間の間で、夏のように一気に馬場が回復する事は恐らく難しいだろう!
そんなAコースの最終週
➡そうしたAコースの現状を加味すれば!!
終始馬場のインベタを走らされてしまう馬よりも….
今週がAコースでの最終戦だからこそ!
最も踏みつけられていない、より綺麗な
「馬場の外側を選んで走れる」
そんな選択権を持っている馬を中心に狙うべきレースであると考えている!
先行馬は枠順に注意
➡なので、先行脚質の馬であれば、よほどスタミナに溢れる個性を持っているのであれば話は別だが。
もしそうでないタイプの先行馬であれば、あえて今週に限っては・・・!
「外枠の先行馬」
を狙った方が、道中からの足元への疲労は軽減される可能性が高いと思うので!
ぜひ、先行馬を狙いたいファンの方は
枠順の発表には注意深くチェックしてみて欲しい!
狙うべきは差し馬
➡なので現段階では「より差し馬」にフォーカスを当てて、今年の本命を発表して置きたいと考えている!
と言うのも、実は既に8月の段階から!
「富士ステークスに出てきたら本命を打とう!」と心に決めていた馬が出走してきてくれたからだ!
その2ヶ月間も温めていた本命馬を早速発表させていただこう!
今年の富士ステークスにおける、3連単はもちろんの事!
馬連でも合わせて不動の軸馬として考えている1頭が・・・!
この穴馬だ!
\馬連でも3連単でも/
◎サトノウィザード
(9人気・戸崎圭太)
【考察】
➡まず彼の名前を挙げると「左回りだとモタれるからな…」と口にするファンも多いかもしれない!
だが、結論から言うと!
我々は心配していない!
逆に、それで本来の実力以上にこれだけ人気が嫌われているのなら!
むしろ積極的に買って行きたいとすら思っている!
その理由は・・・
彼はもう既に、以前までのサトノウィザードとは違うからだ!
なぜなら彼は、既に前走から栗東→美浦へと転厩しているからだ!
美浦へと転厩して
➡実はこの事については、既に転厩初戦だった前走の【関越ステークス】の頃から勝負レースでの1着を狙う軸馬としてご紹介し!
しっかりと狙い通りに1着へと好走してくれた時の最終予想でもコメントで記載しておいたのだが!
栗東→美浦へと移籍したことによって、一体何が変わるかといえば・・・!
調教の段階から【左回り】コース
で練習ができるのだ!
左回りで走れる変化!
➡確かに栗東でも、強引に行おうと思えばウッドコースでは左回りで調整できる方法もある。
ただそれをやろうとすると、本来の水曜や木曜追いではなく!
変則的な「火曜日」追い切りになってしまうケースが多いので…
なかなか本来のスケジュール通りに追い切りを消化する事が難しい!
本番と同じ回りを練習
➡ただ、それがこの美浦トレセンの場合には!
ウッドだけじゃなく、坂路でも!
両方で常に、練習の段階から左回りで調教ができると言う利点が生まれる!
これはまだまだ、関西馬としてエントリーしていた、今年の【G3・東京新聞杯】の頃にはなかった変化だ!
調教の動物だからこそ
➡これは我々人間も同じだが、やはり練習で出来ないことが、本番でできる筈もないので!
競走馬は調教の動物だからこそ!
レース直前にしっかりと、本番と同じ周回コースでトレーニングをする事が出来る様になった事は
元々、左周りが苦手だった彼にとって、非常に大きな環境の変化と言えるだろう!
この坂路でもウッドでも、全て「左回り」コースで調教ができるという利点が彼にとって本当にデカイと思っている!
実際にコメントでも!
➡その効果を実際に体現して見せてくれたのが、その前走の【関越ステークス】での文句なしな差し切り勝ちで!
実は、その前走が「所属が関東馬となってのデビュー戦」だった訳だが、当時の福永騎手のレース後のコメントでも!
「以前乗せてもらった時は、モタれる面を見せていましたが、
今日はそんな所も見せませんでした。
今日の感じなら左回りの東京でも走ってくれそうですし、重賞でも勝てる素質があると思います。(via:ラジオNIKKEI)」
と既に口にしていたように、やはり栗東では走れなかった左回りコースを!
所属が関東馬になった事で!
レース直前に左回りコースで練習が出来るようになった事は非常に大きい!
もう一つの利点が!
➡ましてや、新潟や東京での競馬という事であれば・・・!
気持ちがカリカリして、スタートで出遅れるケースが多かった彼にとって
直前での長距離輸送もしなくて済む!
という、まさに「一石二鳥」な環境の変化でもある訳だ!
だからこそ我々は、既に前走の8月1日の時点で!
「富士ステークスへ出てきたら本命にしよう!」と既に心に決めていた1頭でもあった!
その後、エントリーメンバーを今一度見渡しても、やはり配当的にも1番魅力を感じたのは、サトノウィザードだったので
彼を軸に今回もそのまま真っ向勝負させていただく!
東京新聞杯とは違い
➡また、上がり3位となる豪脚を記録したのに差し届かなかった、前回の【G3・東京新聞杯】の場合には
そもそも当時のトラックバイスは、4コーナー4番手で通過していた「カラテ」に上がり34.0秒を使われ振り切られたように!
当時の東京は、「4コーナーを1桁順位で通過できる体力と、そこから上がり34.0秒台前半を使える馬!」
そんな馬場コンディションでの戦いだったので、明らかに隊列では
縦半分よりも前から競馬を組み立てていないと権利がなかったレースだった!
今の東京ならば!
➡故に、あの位置からでは、いくら速い上がりを使ったとしても、
そもそも馬場コンディションに勝てる状況ではなかったが!
ただ先にもご紹介したように、今の東京はあの頃とは逆で!
Aコースの最終週で最も馬場の内側が、荒れている今週末の場合には!
むしろ先週のシャドウディーヴァのように綺麗な外を走らせれば、
差しも届くコンディションになっているので!
前回のリベンジはここで十二分に期待できると思っている!
だからこそ、3連単でも、馬連でも絶対的な不動の軸馬としてここはトコトンまで狙って行く!