▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
中山金杯 2022 予想
?いざ2連覇へ!
➡さて、この【中山金杯】と言えば!
昨年は「◎ヒシイグアス」と「5人気・ココロノトウダイ」の2頭で
馬連19.9倍の的中に成功した一戦!
今年も幸先よく「連覇」という形で、2022年シーズンを始めていきたいと思っている!
ここに注意せよ!
➡では実際に、この中山金杯で気をつけなきゃいけないポイントとは、一体なんなのか?と申し上げれば!
まずはやはり【Cコース替わり】となった
現状の馬場コンディションの把握だろう!!
ぶん回しはご法度
➡まず現状の馬場コンディションについてだが!
例年以上にまだまだ綺麗な馬場コンディションは保たれている中での
「Aコース」➡「Cコース」
へのコース変更という形になるので!
やはり大外ぶん回しな「大味」の競馬をしていては・・・
流石に優勝争いまでは届き難いだろうと考える。
このコースの恐ろしさ
➡というのも、まずはこの「Cコース」の落とし穴について先に解説しておくと・・・!
AコースよりもCコースの方が
【より外へと膨らむ設定】になっているので!
そこで最後の4コーナーにて、外々をぶん回そうとすると、かなりの距離ロスを強いられるのと・・・!
物理的に外々をぶん回せば、
より強い遠心力に耐えなければいけないので!
想像以上にスタミナを浪費してしまうからだ!
実際にその証拠として!
➡実際に、この理論を全く別の角度から証明しているのが・・・!
7枠8枠の散々たる成績だっ!
なんと過去10年間における、この中山金杯での7枠8枠の成績が
(0-1-1-42)
そして、ゼッケン13番から外で計算しても…
(0-1-1-37)
となってしまっている様に、外枠が不利なのも・・・!
やはり外々を終始回されると無駄な距離を走ってしまうのと
勝負所の3~4コーナーでも、
外へ外へと膨らんでしまうので!
推進力を前に集中させることが難しくなってしまうのだ!
器用な先行力
➡故に、最後局面で重要なのは「如何に直線で加速するか?」ではなく!
如何に、最短ルートをコンパクトに立ち回り、このタフな馬場コンディションの中でも減速しないか!
こちらの方が重要だということだ!
だからこそ、昨年の11人気で爆走した「ウインイクシード」や一昨年1着の「トリオンフ」などが良い例で!
上がり3ハロンの末脚だけなら、全体で8番目と10番目の速度しか使えなかったとしても、好走できてしまうのが、
中山Cコースの恐ろしい所だ!
そこで欲しい武器
➡つまりは、これも有馬記念での攻略法と似ている部分はあるが!
基本的には最後の3コーナーから始まるロングスパート合戦にて
先団を射程圏内に入れたまま、自分の意志とタイミングでラストスパートへと入れる馬の方が好ましい!
持久力は必須条件
➡また、その一昨年の優勝馬トリオンフを例で再度取り上げると!
彼はスタミナ自慢たちが揃う【メジロ牧場】
を代表する牝系の出身であり!
ゴリゴリのスタミナ血統で埋め尽くされたパワーユニットを搭載していた!
この様に血統傾向としては、タフな冬の中山で施行されることもあり、
総じてスタミナ・持続力・底力といった
キーワードに秀でた血を引く先行馬の好走が目立っている!
そして馬場状況は!
➡また最後に馬場についてだが、確かに例年よりかは比較的に良好なコンディションを保たれているので
昨年終わったばかりの【G1・ホープフルS】にしても
G1昇格後の【歴代最速時計】を叩き出したように!
レース全体の時計は、ある程度速い決着が予想できるので、
恐らく中山金杯も「1分59.5秒前後」での決着が見込まれる!
しかし注意点が!
➡ただし、ここで注意点が存在する!それが
レース全体のタイムは速くても、
上がり3ハロンでは時計を要する!
少し矛盾して聞こえるかもしれないが、事実昨年の【G1・ホープフルS】にしても
1着~3着までに好走した3頭は全員
【35.7秒~36.0秒】までのスピードで粘りこんでいた様に!
馬場は速くても!
➡やはり、いくら馬場状態が良好だからと言って…
序盤から淡々としたラップで進行していくと、
最後の最後では、苦しい中でも踏ん張れる
【持久力からの登坂力】
これが問われている馬場コンディションであることが伺える。
差し引きでどこまで?
➡それがCコース替わりでの開幕週によって、どこまで軽減されるか?がカギとなるが
ただいずれにしても、直線の短い中山競馬場での一戦であること自体は変わりないので!
あくまで最後の最後で拘りたいのは
最後の直線で如何に速いトップスピードを記録できるか?ではなく!
◆淡々とした流れの中でも序盤からしっかりとレースの流れに便乗できる追走力と
◆4コーナーをどの位置までで周って来て、そこから如何に最後まで失速しないか?
この【4コーナーでの立ち位置】と【失速しない持久力】
この2つの方をより重要視して、考えていきたいと思っている!!
枠順と最終追い次第で
➡また、最終追い切りと、枠順の並びによっては微調整をする可能性も考えられるが!
以上のテーマを元に、予め唾をつけておきたい・・・!
今年の中山金杯で逆襲をもくろむ!
◎本命最右翼の1頭が
この馬だ!
\年末から予告の◎本命馬!/
◎ヒンドゥタイムズ
(5人気・Mデムーロ)
【考察】
➡まず彼の場合、右回りコースでの【登坂力】が問われる
「馬力レース」になってこそ
良さが発揮できるタイプなので!
左回りで行われた前走の【G3・中日新聞杯】は、
「色々な意味で」情状酌量の余地がある一戦だったので
あの7着で、人気が実力以上に急落するならむしろ好都合!
そもそも前走は!
➡まず前走の場合には、そもそも中京競馬場自体が、3コーナーから始まっている長い下り坂と、
4コーナーでの下りながらの急カーブという独特な地形の問題により…
「差し、追い込みが効き難い地形」になっているので!
スタートで両サイドからタックルを喰らい!
1コーナーを最後列で入ってしまっては・・・
どう足掻いても挽回が
効く舞台ではなかった。
しかも彼の場合
➡ましてた彼の場合には、あの前走が半年振りの復帰戦で!
まだまだ息遣いも本調子でなかったので・・
不利を受けて、あれだけ苦しい位置に追いやられてしまっては、ひたすら可哀そうな競馬だった。
ただ、注目すべきは4コーナーでの抜群な手応えで!
あれには驚いた!
➡実は、あれだけ追い上げが難しいとされていたる中京競馬場においても!
道中でスルスルと位置を挽回して行くと・・・!
1コーナーでは最後列で競馬をしていた彼が、気が付けば最後の4コーナーでは、
前から3列目となる18頭中の8番手にまで位置を回復していたのだ!
確かな手応えが!
➡そして注目すべきは4コーナー!!
半年振りの復帰戦で、あれだけ道中からも終始追い上げに足を使いながらも
なんと、4コーナーを立ち上ってくるまで、まだまだMデムーロ騎手の握り拳は微動だに動いておらず!
まだまだ唸る様な手応えで直線を迎えていたことに驚かされた!
良い叩き台になった!
➡たた、やっぱり最後は不得意な左回りと、道中であれだけリカバリーに体力を使っていたので
最後は弾けそうで、弾けなかったが・・・!
そもそも追い込みには厳しい地形の競馬場で、半年振りの一戦だったのだから!
「ナラシ運転」としては、十分な動きだったと言えるだろう!
女王のラストランを担当
➡そして、この金杯へ向けては、青写真通りきっちりと叩き2戦目での上積みを感じさせる動きを見せており!
何といっても、引退レースとなった有馬記念へ向けて!
あのクロノジェネシスの【最後の練習相手】を任されたのが、この◎ヒンドゥタイムズ!
あの大事な最終追い切りを前に「動く相手を抜擢した!」という斉藤先生の言葉と共に!
女王のラストランへ向けて最後の練習相手を任されたのだから!
それだけ厩舎の中でもトップコンディションに近い1頭であることは間違いないだろう!
大きな利点がもう1つ
➡そして、今回の中山金杯へ向けて、心強いポイントがもう1つある!それが・・・
「Mデムーロ騎手が2回連続で乗ってくれる!」ということだ!
最新の重賞でいうと【G3・ターコイズS】での「ミスニューヨーク」もそうだったが!
最近のMデムーロ騎手は、コンビを組んだ初戦こそは崩れるも・・・
立て続けにコンビを組んだ「2戦目」ではしっかりと結果を残している様に!
実戦での乗り味を
➡追い切りだけじゃなく、実戦の中でその馬の「個性」をしっかりと把握すると、
2戦目ではしっかりとそれをフルに活かした
騎乗を再三に渡って見せているので!
ここはMデムーロ騎手の腹を括った一撃にも期待をしたいところだ!!
怖い怖い大穴なら
➡あと、大穴として「どうしても名前を挙げておきたかった!」という存在でいえば!
◆注ロザムール(11人気)
◆注シャムロックヒル(7人気)
この2頭は入れても損はない大穴なので、予め唾をつけておく!
特に注ロザムールの場合には、彼女の息遣いや、レースの中での動かし方を誰よりも熟知している
北村宏司ジョッキーに手綱が戻るのが、
本当に素晴らしい!!!!
個人的にもずっとこのタイミングを待っていたので穴として推奨しておく!