▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
金鯱賞 2022 予想
レースの〇〇に注意
➡まず、この【G2・金鯱賞】の話をするにあたって・・・
気をつけなきゃイケナイ事がある!
それが【このレースの立ち位置】についてだ!
①以前とはココが違う
➡以前までの金鯱賞であれば
12月の頭に【これ1つで単独の重賞】だったので!
ここを目イチに120%の仕上げて勝ちに来ていた面々が多く!
それに伴って、レース自体も激流に成りやすく!
差し馬には不利な地形の競馬場でありながら…
意外と外からの強襲が目立っていた!
あのG1の影響で!
➡しかし、2017年からココが大きく変わっている!
大阪杯が新しくG1になった事で!
開催も【12月】⇒【3月】に移され!
名実ともに「大阪杯へ向けての予選会」という位置付けに変わった事で・・・!
以前よりも「ここを120%の仕上げで勝ちに来たぞ!」という面々が少なくなった!
それに伴って隙が
➡それに伴い、この大阪杯がG1となった頃を界に!
以前までとはレースの流れも一変して!
「開幕週」のインが有利な馬場にも助けられ、以前よりも前残りの傾向が俄然強くなった!
事実、昨年のデアリングタクトも、コレに飲み込まれる形で、
ギベオンの逃げ切りを許してしまった!
伏兵での一発なら
➡ただ、その肝心な「ギベオン」も、結局その後では大阪杯を使わなかった様に!
逆に言い換えれば!
伏兵での一発を見抜くのであれば、大阪杯を意識しておらず!
「まずはここでの重賞タイトルが欲しい!」という面々にこそ!
配当面の面でも、爆走という面でも、チャンスが眠っているレースとも言える!
妙味のあるキャラ
➡事実、昨年の金鯱賞で1着と3着に好走した伏兵の2頭は共に!
近1年間の間で未だ重賞レースを勝てていなかった2頭だった様に!
大阪杯へのステップレースでありながら!
まずは「ここでの重賞タイトルを死に物狂いで獲りに来ている!」
そんなキャラクターを狙うべき一戦であり!
コレが、生まれ変わった金鯱賞というレースの「立ち位置」に潜む狙い目だと考える!
②この舞台で勝つには
➡では次に舞台設定の解説へと入ろう。
この中京2000mでは、一体どんな個性や実績を持ったキャラクターを狙うべきなのか?
まず、芝だろうが、ダートだろうが、この中京競馬場で争われる重賞レースで攻略しなきゃイケナイのは・・・!
このコース独特の【地形の問題】
中京はココを見よ!
➡コレは昨年の【G1・チャンピオンズC】や、【G3・中日新聞杯】での
「10人気・3着◎シゲルピンクダイヤ」
更には今年も【G2・日経新春杯】や【G3・きさらぎ賞】を的中した際の考察でも解説した通りで!
この中京競馬場で重要なのは「最後の長い直線で如何に速いトップスピードを記録するか?」
ではなく!
➡4コーナーをどの位置で周って来るか?
ここが最大の焦点になる!
魔物が住む3コーナー
➡というのも、この中京コースは、既に3コーナーの手前から始まっている「下り坂」の影響で!
下りながらの急カーブという、まるでジェットコースターの様に、
猛スピードで駆け下りながらコーナーを曲がらなければ成らないので!
ここで、他の競馬場のように、大外をぶん回そうとすると・・・
より強い遠心力が発動するので!
その強い遠心力に耐えなければならず、そこで余計な体力を使ってしまい…
尚且、推進力の差で前との差も
ポッカリと開いてしまう!
そして直線入り口では!
➡そして直線入り口では、そこまでの下り坂とは一変!
今度は一気に中山競馬場並みの「日本屈指の急坂を駆け上がる!」
と言う、リズムが急激に切り替わるタイミングが出現するので!
ここの「3コーナーから既に始まっている下り坂」と!
直線に入ってからすぐに出現する「中山競馬場並の激坂」
この2つの難所によって、同じ直線の長い東京競馬場とは異なり!
2つの難所によって
➡そもそも後方一気の追い込みが「効き難い地形」になっているので!
この競馬場で必要なのは、3コーナーから始まる下り坂を利用した【ロングスパートに対応できる持続力】と!
4コーナーで前をしっかりと【追走できる機動力】や
ゴチャゴチャする、窮屈な馬込の中に入って行ける【強い精神力】も求められる!
中日新聞杯を思い出せ
➡特に今回の【G2・金鯱賞】の場合には、この【地形問題】に加えて・・・!
前回Bコースでの閉幕から
Aコースでの開幕週になるので!
まさに、昨年の【中日新聞杯】の様に!
極端に内と前が有利なコンディション
になっている可能性は否定できない!
厄介な逃げ馬たち
➡更には「ショウナンバルディ」や「シフルマン」
1人気:ジャックドール
2人気:レイパパレ
などなど、自分のリズムを主張したい面々が揃っているので・・・!
序盤からある程度のリズムで進行することが考えられる!
今年の条件で勝つには
➡なので「今年のリズム」をまとめると!
確かに足元の馬場は開幕週の影響で走りやすいだろうが・・・
【スピード馬場】+【速い先行馬】+【3コーナーからの下り坂】
息つく間もない追走力がず~~っと
要求されそうな構図になっているので!
より一層「連続的な馬力性能」と「スタミナの持続力」という…!
【後半で圧し掛かってくる体力の有無】これは非常に大きなポイントになるだろう!
アドバンテージがある馬
★大阪杯ではなく、このレースが目イチの馬!
★4コーナーで無駄に膨らまない為の機動力!
★馬込みの中で我慢ができる強い精神力!
★そのまま4コーナーを好位で立ち上がりながら、
直線でももう一踏ん張りができるスタミナと馬力の持続力!
★それらを重賞でも既に証明済み!
なので「今年の金鯱賞だからこそ狙うべきキャラクター」というのは!
これらのテーマをクリアしながら、スタミナと機動力をフルに活かして、強い逃げ先行馬の2頭をマークしながら立ち回っても
最後まで高い耐久性を持って走れる馬にこそ、チャンスがあると考える!
そこで選んだ勝負の本命馬が、
この馬だ!
\予告の本命馬/
◎アラタ
(9人気・大野拓弥)
【考察】
➡これで3戦連続の◎本命だが!
ここでもう一度意地を見せてくれ!
そう強く推奨したいのが、デビューからずっとコンビを組み続けてきた
黄金コンビだからこそできる信頼関係と!
最後までギブアップしない強靭な精神力と強心臓を兼ね備えている
この◎アラタだっ!
今回のリズムに対し
➡まずはじめに、今回想定されている
【息つく間もない追走力がずっと要求される!】というリズムに対して!
前走で「あのパンサラッサが逃げたHペース」を追いかけた経験値は!
非常に大きな価値があると考えている!
特に、中盤からのロングスパートという観点では評価でき!
800mの全力疾走
➡あのレースも、3コーナー手前から追走グループも手が動き出し!
そのまま残り800mを、ずっと全力疾走で走っていたので!
負けはしたものの、あの「超ロングスパート勝負」のリズムを経験できたことは!
今回の「下りながらのロングスパート」が要求される舞台設定へ向けて
非常に大きな価値と関連性があると考えている!
気持ちと体力の持続
➡しかもそこで、最後まで足が鈍ることなく!
上がり最速で3着にまで追い上げて来ていたのだから!
あれだけの超ロングスパートを強いられても全然へこたれない
「高い持続力適性」を示した強心臓を持っていることも大きなプラスだ!
同じ舞台で証明済み
➡また、機動力や戦法に関しても!
今回と全く同じ舞台で行われた【ケフェウスステークス】では!
序盤から好位4番手付近でレースを進めると!
最後の4コーナーでも、隊列が横に大きく広がった形になったのにも関わらず!
終始内から2列目でジッと我慢をして!
そのまま内から上手く立ち回って直線で抜け出してきた「あの戦法」を見た時に
馬込みの狭い場所へと入っても慌てない「強い精神力」と「その持続力」を確認することができる!
ゴールデンペア!
➡そして、それらの戦法を踏まえて、改めて評価したいのが
「大野騎手との黄金コンビ」について!
というのも、大野騎手がデビューからずっと乗り続けているだけじゃなく!
火曜日から調教にも跨って「馬具のリクエスト」をしたり!
「もっとココをこうして欲しい」と、馬作りへのオーダーも出しているなど!
これは、ずっと実戦でもコンビを組み続けているからこそできる技だと思う!
思いを感じるコメント
➡ましてや前走の敗戦で、本当であればクビにされてしまっても不思議じゃなかったのに!
それでも引き続きコンビを組ませてもらえる事への「感謝」と「熱い想い」を!
この中間のコメントからは感じ取ることができた。
執念を感じる一戦
➡事実、今回は馬具を変更し!
一週前と最終追い切りでも、それを実際にテストして!
弱点だった「序盤での行きっぷり」というのが改善できたとのコメントも出ていたので!
であればココ一番の勝負レースでは
「この馬にはこのジョッキー」
という黄金コンビの相性は大事にしたいと思っているので!
ここはこの2人だからこそできる
覚悟を決めた戦法と執念に全てを託し
相手1点目では【5人気・注ポタジェ】を評価して高配当を狙っていく!