《ワンポイント考察》

さて、今年話題の新人ジョッキーといえば、誰しもが今村騎手の名前を思い出すと思うが、もう一人忘れてはいけない「天才」がいる！それが、障害専門ジョッキーとしてデビューした、この小牧加矢太ジョッキーだ！そして今回もコンビを組む「ヴァーダイト」というのは、小牧加矢太ジョッキーにとってかけがえのない存在で！何を隠そう、自身のキャリア初勝利を届けてくれたのがこの馬なのだ！

そんな相棒と今度は、初めての重賞レースへと挑むわけだが！現在の小牧騎手の成績がすごい事になっていて！気が付けば既に５勝を挙げており！（５-３-２-20）勝率16.7％という数値は障害リーディングで堂々の３位タイという成績に！競馬学校にも行っておらず、レースそのものに身を投じてからまだ５カ月しかたっていないのに、この成績は素晴らしい！更に言うとリーディング５勝以上で、「単勝回収率」も100％を超えているのは、小牧加騎手たった１人だけ！

そんな小牧加騎手とコンビを組むヴァーダイトの場合には前走も非常に苦しい競馬で、元々平地の頃から大トビの馬だったでの、小回りコースで、しかも窮屈な内内に閉じ込められてしまっては動くに動けない致命的なロスタイムがあった。けれど今回は全ての障害に対して十分な助走をつけて飛ぶことができる広い新潟コースに舞台を移すので、開幕週のスピード馬場とも相まって、ココは非常に面白いタイミングになるだろう！