＜目次＞

◆イキナリ結論を！

◆あの馬をまさかの消し？！

不気味さが漂う１頭！

轟け爆風！！

注セキフウ

(６人気・Mデムーロ)

【考察】

➡まず彼に関しては、昨年の【G3・ユニコーンS】の時にも推奨馬として取り上げていた様に！やはり最後の直線勝負では、毎度素晴らしいスピードを記録してくれる【堅実な末脚】を持っているタイプなので！この東京1400ｍという舞台設定は、まさに願ったり叶ったりだ！

海外遠征からの帰国初戦だった【武蔵野ステークス】でこそ、機嫌を損ねて自ら競馬をやめてしまい、末脚も不発に終わってしまったが！ただそれ以外での、1400ｍ～1600ｍまでで行われた自己条件であれば！

【３着・１着・１着・１着・２着・２着・３着・３着】と連続好走をし続けており！その中で、常に上がり３ハロンでの数字では【上がり１位～２位】までの豪脚を連発で記録もしているので！その名の通り、轟く爆風というフレーズが本当によく似合う１頭だ！

 

前走の内容が圧巻

➡その象徴的な一戦だったのが、前走の【すばるステークス】での内容だ！ご存じの通り、前走のすばるステークスが行われた開催コースは、追い込み馬にとって致命的に不利な「中京コース」での一戦であり！

あのコースは、既に３コーナーから始まっている下り坂の影響で、楽にスピードを乗せやすく！そのスピードに乗った状態のままで４コーナーの急カーブも曲がらないとイケナイので・・・！短距離戦での中京ほど、４コーナーで大外をぶん回す乗り方は１番やってはいけない！にも関わらず・・・！その１番やってはならないコース取りをしてしまっていたのが、このセキフウ！

前半から34.2秒で入るHペースだったのにも関わらず！その肝心な４コーナーでの脱出時には、約７頭分も外へ膨らむ大きなロスがありながら！それでもスタミナ切れをすることなく！そのまま最後まで上がり最速の末脚を繰り出して、最後方から一気に３着にまでポジションを上げて来た「あの豪脚」には本当に痺れた！

 

斤量も全てが好転

➡しかも当時は、斤量が一気に【３キロ】も増えた「58キロ」を背負わされながら、1600ｍ➡1400ｍへの距離短縮により、道中の流れを追走するのも大変だった筈なのに、それでもあの爆走だったので！

そこから今回は逆に斤量が56キロへと２キロも軽くなり！今度は逆に、４コーナーでは大外をぶん回しながらでも良いから、兎に角スピードに乗せて来ることが大事になる「差しが決まりやすい」東京競馬場へ舞台も変わるので！

本来は追い込みが効き難いはずの「あの中京」で、あれだけのラストスパートを使えたのだから！斤量面でも、コースレイアウトも、全てにおいてよりトップスピードを出しやすい環境に変わる今回は、本当に熱いタイミングといえるだろう！！

 

雪の影響も上手く回避

➡また今年に入ってから、既に一度使われているというローテーションでのアドバンテージも存在する！

11月からの休み明け初戦だった前走で、+８キロとしっかりと体を増やして出走しており！そこからの叩き２戦目でしっかりと参戦できる上積みも加われば・・・！目の覚めるような素晴らしい豪脚を見せてくれるに違いない！

ここは【最大の強敵】という評価で、厚め勝負の馬連１点目として抜擢したいと思っているし！予算の都合や、オッズ次第では、あえて彼を１着に据えた馬単や３連単フォーメーションも、狙ってみても価値はあるのでは？とも思っているので！そこはオッズとも天秤にかけて熟考して行きたい！

２強対決に結論

◎レモンポップ
✖ギルデッドミラー

その「最大の決め手」は、このレースへ対する「捉え方」の違いであり！

同じ人気馬同士でも、ここを【勝たなきゃイケナイ】という立場で参戦してくる人気馬と！

「次のG1へ向けて」という立場で参戦してくる人気馬とでは・・・！

中身の意味が全然違ってくるので！

ここは同じく前走【武蔵野ステークス組】の２頭であれば！

という、シンプルな直球予想で難しく考えず勝負して行きたいと思っている！

 

調教本数に注目！

➡実際問題、その兆候は【ココへ向けての追い切り本数の違い】にもちゃんと現れている様に！

同じ武蔵野Sからの参戦であるのにも関わらず！

レモンポップは12月25日から既に運動を開始し！

既にここへ向けては、軽い運動まで含めても合計【12本】もの時計を出している一方で！

ギルデッドミラーの場合には、今年の１月になってからようやく運動を再開し！

１月12日の乗り始めから、中間ではたったの【３本】しか時計を出していない！

 

４倍も違う乗り込み量

➡この様に、単純計算で【４倍】も乗り込み量に差があるので！

この事からも、如何にこのレースへ向けての【意気込み】が違うのか？

「このレースをどういう目的で使うのか？」というところで明確な差が出ている２頭であることは明々白々！

それであれば！ここは得意条件での賞金加算が・・・！

【至上命題】になっている方を
勝負の軸としては信頼したい！

 

意気込みが強い方を

➡実は、過去にも同じ立場でこのレースに参戦してきた馬が存在しており！

１番有名な馬名で言うと【ノンコノユメ】が

「その至上命題のパターン」に合致していた１頭だった！

実は当初の彼は賞金加算が足りておらず！

この根岸ステークスを優勝しないと「G1フェブラリーS」に参戦できないギリギリの立場にいた１頭だった！

なので、このレースへ賭けていた意気込みも相当であり！

結果的に【ハナ差】で勝ち取った根岸ステークスでの優勝賞金が、後のフェブラリーSでのG1制覇にも繋がっていたのだから・・・！

人生、どこでどう繋がっているか分からない！

 

人気から穴へぶつける

➡この様に、実際に過去にもそうした例がある【ステップレース】でもあるので！

同じ人気馬同士であれば、よりこのレースへ賭ける意気込みが強い方を素直に信頼したいので！

レース条件や、舞台設定でも文句なしで通用すると思っている、この◎レモンポップに対しては

素直に◎本命の印を打ちたいと思っているし！

また、１人気のレモンポップに熱い印を打ったなら、２人気のギルデッドミラーは、配当的に押さえてはいられないので・・・！

「またこの２頭で決着してしまったら諦める！」という割り切ったスタンスで！

２人気が確実な「ギルデッドミラー」はバッサリと消して！

リスク上等の真っ向勝負をしていきたいと思っている！