▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
京都記念 2023 予想
このレースの攻め方
➡まずはじめに、改めてにはなりますが・・・!
このレースへ挑む【勝負の方向性】と【テーマ】について言及させていただく!
確かに、ドウデュース&エフフォーリアは強い!
ただ、競馬には絶対がない世界であり!
下剋上が起きやすい
➡それこそ、馬体重を絞り難い【冬場の前哨戦】というのは大波乱が起きやすいシーズンでもあり!
この先のG1の事を考えて、ある程度余裕残しのコンディションで出て来た人気馬が
このレースよりも前に一度使って、上積みを持った状態で出て来た伏兵に、下剋上を食らうケースが本当に多く!
その代表例とも言うべきレースが・・・
2021年の金鯱賞だろう!
あのレースを忘れるな!
➡当時の金鯱賞は、単勝1.4倍という圧倒的な1人気で
デアリングタクトが登場した一戦だったが・・・!
そんな彼女を破ったのが!
最低人気で【単勝227.3倍】という単勝万馬券の大穴ながら!
このレースよりも前に始動戦を使っていた【ギベオン】だった!
幾度も波乱になった
➡そして、今回迎える【京都記念】というレース自体も・・・!
昔から【ジャイアントキリング】が”伝統“になっている一戦であり!
【2013年】ジャスタウェイ (1人気・5着)
【2014年】ジェンティルドンナ(1人気・6着)
【2015年】ハープスター (1人気・5着)
【2016年】レーヴミストラル (1人気・12着)
【2017年】マカヒキ (1人気・3着)
【2018年】レイデオロ (1人気・3着)
【2022年】ユーバーレーベン (1人気・5着)
※御覧の通り、錚々たるメンバーの1人気が、尽く粉砕されてきたレースでもあるのだ!
彼自身にも前科が
➡それでいてドウデュース自身も「前哨戦仕上げで挑んだG2」と言えば!
昨年の弥生賞で1着を取り零した“前科”もあり!
当時のレースでは、馬連は7倍だけだったが・・
馬単では21倍もついていたので!
そうした配当も積極的に熟考はすべきだろうと考えている!
どの券種で挑む?!
➡ではそれらを踏まえた上で、今年の京都記念にて
第二のアスクビクターモアやギベオンに成り得る存在は誰なのか?という話になる訳だが!
結論から言うと、今回の京都記念では
【穴馬の単勝連合軍】を本線に!
そのまま彼らを1着固定で置いた【馬単】を人気馬へぶつけて行くスタイルで勝負したいと考えている!
では、その「連合軍」の中でも、更に強調すべき存在は一体誰を指名したのか?
その正体が、この馬となる!!
いざ、宝塚記念の再現を!
\単勝連合軍の一角/
注ユニコーンライオン
(6人気・坂井瑠星)
【考察】
➡あのグランプリの女帝【クロノジェネシス】に次ぐ、2着に入った宝塚での感動をもう一度同じコースで見せてくれ!そう願ってやまない存在なのが、このユニコーンライオンである!当時の宝塚記念でも、レイパパレを消して!クロノジェネシスとの馬連を射止めた思い出深い一頭でもあるので!あの時と同じ「阪神2200m」での決戦とあらば!もう一度彼の逃走劇に夢を託したいと思っている!
もうあの一戦だけで、このコースレイアウトへの適性の高さは証明済みだと思うが!その上で今回の場合は【枠順が最高の並びになった】ことを強調させていただきたい!まずそもそも論として、今回の京都記念は阪神競馬場の開幕週であり!
昨年、稍重の中でも逃げ切ったアフリカンゴールドの経緯を考えると!やはり、先手必勝で、前目の位置を確保できる実績馬は高く評価したいと考えるし!そのアフリカンゴールドを含め、内枠に同型の先行馬が揃った事で!テンが遅いアフリカンゴールドの前を、外から斜めに切り込みながら出していけるので!文字通り【出鼻をくじく】ことが可能になった!
同厩舎と一緒に来い
➡加えて”外隣”が、同じ矢作厩舎の【キングオブドラゴン(推奨)】なのも大きく!ユニコーンライオンが道を作り、そのままキングオブドラゴンがくっついて、2頭でそのまま先頭集団をコントロールできれば!内枠の先行馬を閉じ込めたまま、競馬を進めることができるだろうと思うので!
道中絡んでくる馬も恐らくおらず、坂井騎手の得意な緩いマイペースを刻んだまま、福島記念を逃げ切ったようなペースコントロールが恐らくできるだろう!
そこに、イン&前が有利な開幕週のトラックバイアスも加わってくれれば、この舞台は宝塚記念で2着に入れたコースでもあるので!今の状態面の良さも活かせれば、ジャイアントキリングは可能だろう!
状態面の良さで一撃
➡その最終追い切りでは、最後まで厳しい戦いになるであろうことを想定して!最後まで集中して走れるように、併せ馬を追走させる調教を施してきたが!その内容が非常に圧巻で!3頭併せの内から、前2頭をみて追い出しのタイミングを計り!
ラスト1F過ぎてからの仕掛けに瞬時に反応し!ものの数完歩で相手を捕えると、そのまま2馬身突き放し併せ馬を圧倒。練習相手を任された併せ馬も決して止まった訳ではなく!動けていた相手をラクラクと突き放す走りができていたので!デキに関しては申し分なしと言えるだろう!
兎に角、路面を叩きつけた時の蹴りが力強く!後肢のキレ味も十分で、重心を低く下げしっかりと地面を捉えていたフォームにも好感触を得た!同じく先行馬なので、まさしく【第二のアスクビクターモア】や【ギベオン】と呼ぶに相応しいキャラクターだと思うので!単勝連合軍と馬単の中では、彼の組み合わせを1番厚めに購入し大勝負したいと考えている!
Q.2強対決への結論
➡では、最終難問である・・・!
その馬単での【2着の相手】には
「どっちを選んだのか?」という話になる訳だが・・・!
ここで、ドウデュース VS エフフォーリアの戦いに結論をつけたいと思っている!
では発表しよう!
今回の2強対決で、上にとった推奨馬は、この馬だ・・・!
黄金世代を信じて!
\馬単での”相手”で/
ドウデュース
【考察】
➡正直、ここへの結論は非常に迷った。なぜなら、エフフォーリアの最終追い切りが予想以上に良かったのもあり・・・!恐らく、エフフォーリアの場合には、フォトパドックの立ち写真から見ても分かる通り、古馬になってからは最も良いデキに仕上がっているのだと思われる。
ただ・・・!それでも強気になれなかったのは「右回りでは果たしてどうなのか?」という部分に確証を持てなかったからだ。確かに、最終追い切りでの動きは非常に素晴らしかったのだが、ここでどうしても疑問が拭えなかったのが、その動きが「苦手にしている右回りでも同じことができるのか?」という事!
既に知れ渡っている通り、エフフォーリアの場合には【左前の蹄】の状態が良くないと言われており、それと連動して【対角線上の右トモ】の状態が安定しない事がこれまでも多かった。という事は、右回りコースでの戦いにおいては最後の直線で「苦手な左手前」に替えて、弱い右トモでキックしなければならないので、やはり右回りコースへはフィジカル的な問題で合っていないのだと思われる。
エフフォーリアは左で
➡その上で今回の京都記念へ向けてなのだが・・・!冒頭でもお伝えしたようにフォトパドックの段階から状態は良さそうだったので「最終追い切りでどんな手前変換とフォームで走るのかな?」を確かめたかったのだが・・・!
その肝心な最終追い切りは【左回り】で行っていたので、苦手としている右回りでの走法を確認することができず、確証を持てなかった。
実際に去年の有馬記念にしても、タイトなコーナーの中での加速で手間取り。直線に入ってもスピードを上げきれないままだったので。やはり、今回の最終追い切りを見てもわかる通り、復活を期待するなら、よりスムーズな走法で走れる左回りの2000mがBESTであろうと考えるので、今回は”善戦”はあっても、勝ち負けまでは厳しいと判断し。あえて相手では含めないで勝負する。
黄金世代の力を信じ
➡一方のドウデュースの場合にも、「海外帰り初戦」と言う部分を危惧されている方も多いかと思うが・・・!今のドウデュースの動きに関しては、武豊さんご本人も「フランスにいた時よりも、今の方が元気一杯」と、自身が主演を務める冠番組の中でコメントしていた様に!いわゆる、遠征帰りでメンタル面が枯れてしまったという感じは見受けられなかった。
とは言え、ダービーより上という事はないので・・・!現時点での状態面としては【弥生賞と同レベル】というのが正解な評価だと思っている。恐らく馬体重に関しても、陣営側のコメント通り、+10キロ程度で出てくるだろうと思われるので!
まさしく弥生賞と同様に、好走はあっても”1着”を取り溢す結果になっても不思議じゃないと思っているので!券種としては、昨年の弥生賞での【馬単21倍】の様な配当を積極的に狙って行きたいと思う。