▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
金鯱賞 2023 予想
伝統の桶狭間
➡さて、いよいよ今週から「春の中京開催」も始まる訳だが!
その開幕戦を飾る記念すべき一戦なのが・・・!
過去にも様々なドラマを輩出してきた【桶狭間決戦】
G2金鯱賞が行われる!
晴れる天気予報なら
➡昨年「ジャックドール」が、従来のレコードを1秒以上も更新する
鮮やかなレコードVを達成したのも記憶に新しいところだが!
やはり今年も「良馬場」で開催される事を前提に考えるなら・・・!
高速馬場から成り得る時計勝負には十二分に警戒したいところだ!
良馬場開催ならば
➡それ以前までの金鯱賞といえば、暮れの12月に開催されたり!
現在の【2回中京2日目】の3月開催に移されてからも
なんと3回/5回が、雨が降る中の「重馬場」で開催される事の方が多く!
実は、純粋な時計勝負になるケースが少なく!
その悪天候によって、開幕週ながらパワーの要る重たい馬場になることによって、必然的にダート的な馬体重の大きい馬ばかりが多く好走していたのである!
ただ、良馬場で開催された過去2回では、小柄な牝馬ながら「レイパパレ」も好走し!
【1:59.2秒】&【1:57.2秒】という速い時計で決着しているので!
同じく晴れ予報が出ている今年の場合も「高速馬場」&「時計勝負」の項目は重視すべきだと考える!
もう1つ大事な項目が
➡しかも、その良馬場で行われた2回に共通して言えたことは
「時計」だけじゃなく!
実は両レース共に【逃げ馬が連対していた】という項目は無視できないと考える!
中京の大きな特徴
【2017年】 1:59.2秒
1着:ヤマカツエース (8-8-8-6)
2着:ロードヴァンドール(1-1-1-1)
3着:スズカデヴィアス (10-10-9-10)
【2022年】 1:57.2秒
1着:ジャックドール (1-1-1-1)
2着:レイパパレ (4-4-4-4)
3着:アカイイト (7-7-5-5)
これは、前々から何度も解説して来た事だが・・・!
そもそもこの中京競馬場の場合には、3コーナー過ぎから始まっている長い下り坂の影響で
前を走る馬たちも体力を消耗せず、楽にスピードが出せてしまうので
通常よりも差し追い込みが効き難い舞台設定なのに加えて!
開幕週を良馬場のコンディションで迎えたら、尚更前を捕まえられず
最後の4コーナーを【1番手~6番手】までで通過できた面々の中から
より多くの好走馬が出ている現実も理解はできる!
全重賞で振り返っても
➡実際問題、この傾向は金鯱賞だけじゃなく!
【良馬場の中京芝2000m】で開催された、全ての重賞を振り返っても以下の通りとなっており!
※直近5年間(全18レース)中日新聞杯・鳴尾記念など
1番手~4番手(9-7-3-58) 連対率20.8%
5番手~9番手(7-7-11-72) 連対率14.4%
10番手~14番手(2-4-3-55) 連対率9.4%
15番手~18番手(0-0-1-28) 連対率0%
全18戦の重賞レースの内、半数にあたる【9頭】もの勝ち馬が4コーナーを4番手以内までで通過しており!
後ろに行けば行くだけ、ポジションに比例して好走率も下がっているので!
やはり、良馬場開催が濃厚な年であれば、この数字は無視できないと考える!
今年も良なら!
➡なので、現時点での天気予報通りに!
今年も良馬場開催が見込まれる現状ならば・・・!
【先手必勝】で前から競馬を強行できる馬の中から
「軸」や「対抗」などの上位の印は考えたいと思っている!
そこで、今年の想定メンバーに目を向けてみると・・・!
今年最大の特徴は
1人気【プログノーシス】
2人気【マリアエレーナ】
3人気【フェーングロッテン】
という構図になっていると思われるが・・・!
特に焦点が集まりそうなのが
プログノーシスが「捕まえきれるのか?」
マリアエレーナが「逃げ切るのか?」
この2強対決に大きな注目が集まっていると思われるので!
予想を配信している者として、ここの【究極の鬼ごっこ】には、
逃げずにしっかりと答えを出したいと思っている!
Q.いざ2択の結論へ
では、いざ結論へと参りましょう!
プログノーシスが「捕まえきれるのか?」
マリアエレーナが「逃げ切るのか?」
私が、今年の金鯱賞にて指名した!
勝負の軸馬に選んだのは、この1頭となります!
私の背中を、見て惚れろ!
\本命第一候補として!/
(2人気・松山弘平)
◎マリアエレーナ
【考察】
➡無論、まだまだ「枠順」も「最終追い切り」も未定で!しかも、天気予報も変わるかもしれないので!あくまで現時点では【晴れの天気予報を前提】とした、暫定的な評価しか出来ないが!
やはり、2000m戦でのスピードレースになった場合には、彼女の先行力と、スピードの持続力は素晴らしいものがあるので!昨年、ジェラルディーナとヒンドゥタイムズらを・・・!
6馬身差でぶっちぎった【小倉記念】と同様に!今回も◎本命で指名させていただく!
もう既に、彼女の事は何度も◎本命指名してきたので!個性については割愛させていただき!その代わりに、今回の金鯱賞へ向けて注目した「2点」の重要なポイントについてお話をさせていただく!まずはその中でも、私が1番注目したのは【このレースへの参戦を決定した日付】である!
決定した日付にご注目
➡というのも、彼女の場合!昨年は【1月愛知杯】⇒【2月京都記念】⇒【6月マーメイドS】というローテを組んでいたので!今年も同じく【愛知杯】を始動戦に選んでいたからこそ、「この後はどのレースを選択するのか?」という動向を気になって見守っていたのだが・・・!そこでビックリしたのが、今年は男馬相手に戦う【金鯱賞】を選んできたのだ!
しかも注目すべきなのが【発表された日付】で!
なんとレースから僅か10日後の【1月24日】の時点で 松山騎手との継続コンビで金鯱賞へ向かう事が既に発表されていたのだ! 1月14日に愛知杯を走ったばかりで、3月のローテが発表されていた事に注目していた!
というのも、彼女の場合は馬体重が420キロ程度と小柄な上に、前走の愛知杯は重馬場の中で、牡馬換算すると【58.5キロ】に相当する重たいハンデを背負いながら激走した直後だったので!流石に疲労を心配していたが・・・!それが僅か10日後に、3月のローテが発表されていたので、反動がなかったことの証明だと捉えた!
見違える内容と時計
➡事実、ココへ向けての追い切り内容も非常に優秀で!前走時の中間では、彼女らしいスピードが見られなかったが!今回は既に80秒台の全体時計を記録しており!前走時の1週前追い切りと比較しても、そのスピードの乗りは段違いだ!
【前回の1週前】
83.1-68.5-54.1-39.0-24.2-11.8
80.8-66.2-51.7-36.9-22.9-11.3
【今回の1週前】
しかも、51秒台を記録しながら、終いも36秒台~22秒台~11.3秒というこの締め括りは【自己ベスト】更新で!従来までの自己ベストだと、どこか一箇所でスピードが落ちてしまう時計があったのだが!今回は終いまで最速ラップのままで、全区間で速いスピードを保ちながら走れていたので!状態の良さを伺わせる!
また、あのジェラルディーナをも6馬身差でぶっちぎって優勝した際の「小倉記念」では、中間の坂路で51.1秒という当時の自己ベストを更新していたが!今回の中間では、その時計を更に0.7秒も上回る【50.4秒】という新たな自己ベストを叩き出し来た!まだ完調ではなかった前走を叩かれた事で明らかに状態は上向いて来ていると思う!
券種のレイアウト
➡なので、前もって券種のレイアウトまでを先に発表して置くと!
阪急杯でアグリ&ダディーズビビッドに与えた評価と非常に似ており!
今回の金鯱賞の場合でも、阪急杯での「グレナディアガーズ」と同じく!
1人気想定の「プログノーシスに勝たれたら諦める!」という割り切ったスタンスで!
2強対決の【究極の鬼ごっこ】には、しっかりと着順の上で優劣をハッキリつけた形で勝負したいと考えているので!
【馬連】◎マリアエレーナ & 〇フェーングロッテン
【馬単】1着◎マリアエレーナ ➡ 2着プログノーシス
【馬単】1着〇フェーングロッテン ➡ 2着プログノーシス
(※)残りの穴馬へ対する券種は未定
この3点を上位本線で厚めに張る形で勝負したい、と現状では考えている!
無論、これはあくまで「暫定」的な評価であり、この先で微調整を加える可能性もあります。加えて、その他の穴馬たちへの評価も含め、最終的な内容については、枠順の並びを確認した後で公開したいと思っているので!今しばらくお待ちいただきたい。