▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
オークス 2023 予想
歓喜への秘密兵器
➡さて、既に公開している【Part1】の特集コラムでは・・・!
今年の世代だからこその【ある重要な注意点】と【軸にも成り得る穴馬】を1頭を既にご紹介しているが・・・!
肝心な「オークス単体での毎年の特徴」やレースの攻略ポイントについては未だ詳しい説明をしていなかったので!
本日のPart2では、よりオークスの攻略ポイントに特化した内容と!
最後に、今年のオークスにて打倒リバティアイランドに燃えている
【秘密兵器の穴馬】をご紹介したいと思っている!
キーワードは2つ
➡それではまず、このオークスで毎年の様に重要となっている
レースの攻略方法からお伝えさせていただこう!
結論として押さえていただきたい項目は「この2つ」で!
1.【体力を駆使して使う上がり最速の末脚】
2.【様々な要素に耐えられるメンタル面でのスタミナ】
どちらのフレーズにも共通している「キーワード」なのが【体力】という項目で!
やはり、3歳牝馬にとっては過酷極まりない2400mという距離を戦う上で・・・
⇒土台にある体力を駆使して消耗戦にはめっぽう強い!というキャラクターは強く求めて行きたい!
この数字が証拠!
➡特に”体力”というキーワードの重要性については、過去10年間のオークスにて
【上がり1位】を記録できた馬の成績を見てもらえれば一目瞭然で!
(オークス過去10年)
◆上がり1位
(7-3-1-2)
勝率:53.8%
連対率:76.9%
複勝率:84.6%
ご覧の様に、泣く子も黙るこの圧倒的な数字を見ても分かる通りで!
約2000mもの長い距離を走って来ても尚、そこから最後の直線でも1番速いラストスパートを使える程ほど体力が残っているという
【上がり1位を使える】=【メンバーの中で最も体力自慢な馬】を積極的に見つけて行きたい!
探し出す方法が
➡では、どんな馬が体力を隠し持っている馬なのか?
そこを調べるのに有効活用できるキーワードなのが
2.【様々な要素に耐えられるメンタル面でのスタミナ】
これなのである!
どんなスタミナが?
➡このオークスで問われる「スタミナ」という単語は…
何も「肉体面での体力」だけを指している訳ではないく!
2400mを戦える体力はもちろんのこと!
如何なる局面にも辛抱強く耐えられる
【メンタル面でのスタミナ】も同時に求められる舞台なのだ!
昨年を思い出せ!
➡それは、昨年のオークスを思い返していただければ一目瞭然の通り!
レース直前に起こってしまった”放馬”によるアクシデントにより
スタートが【15分以上】も遅れるという前代未聞のアクシデントに見舞われ!
炎天下の元、3万人以上もの多くの群衆が見つめる前の「騒がしい」メインスタンド前で長時間に渡って待たされてしまった事で・・・!
多くの馬が滅入ってしまいスタミナを無駄に消費してしまっていた!
二刀流の体力
➡つまり、このオークスという舞台で輝く為には!
道悪 or Hペース or フルゲートなどなど「競技面での体力」だけじゃなく!
パドック・生ファンファーレ・騒音などなどにも耐えられる
【忍耐強いメンタル面でのスタミナ】も必要だという事だ!
求めたい経験値
➡故に、過去のキャリア実績で振り返れば!
様々な要素で「メンタル面」と「フィジカル面」の双方に負荷が掛かり!
【もう辞めたい…】と、思えてしまうような辛い局面からでも
辛抱強く耐え抜いて好走できたキャリア実績は高く評価したいという考え方だ!
該当する穴馬が!
➡以上の内容で今年の出馬表を見てみると・・・!
今まで話してきた「フィジカル面」での体力と!
「メンタル面」での体力を2つ同時に持っていて!
今年の3歳牝馬路線において【最も体力的にキツかった重賞】でも、上がり最速の末脚を記録できたスタミナ自慢でありながら!
ここ最近の凡走だけで人気が一気に暴落している馬が1頭存在しているので!
その馬を今年の【秘密兵器】としてご紹介したいと思う!
では、いざ参りましょう!
その、スタミナを隠し持っている「秘密兵器の穴馬」が、この馬だ!
\あえて単勝や馬単でも?!/
再び貰えたこのチャンス!
今度こそ、
無尽蔵なスタミナを解き放て!
注ドゥーラ
(11人気・斎藤新)
【考察】
➡まず彼女については、既に昨年の【G2・札幌2歳S】を優勝した時から◎本命でご紹介しておいた様に!彼女の持っている最大の武器は【皆が疲れたところからでも自分は末脚が使える】という、タフな消耗戦にめっぽう強いタイプだというのが1番の魅力だ!そしてその才能を、まざまざと体現してくれたのが昨年のG1【阪神ジュベナイルフィリーズ】で叩き出した上がり最速の末脚だろう!
というのも、あの阪神ジュベナイルFこそが、今年の3歳牝馬路線において【最も体力的にキツかった重賞】だと評価していて!なぜなら当時のレースは【前半33.7秒・45.2秒・57.0秒】という、レース史上最速となる超Hペースで流れてしまった上に!最後の直線では、物凄い強風の影響で「上がり36.1秒」と急激に上がりを要するタフなコンディションになってしまっていた!
これにより、好走する為には「圧倒的な体力適性」がなければ、最後まで生き残れないタフなレースとなってしまっていたので!1600m戦ではあるものの、あのレースこそ、今年のオークスに最も直結する【3歳牝馬路線の中では最も体力的にキツかった重賞】だと評価している!
女王よりも速い末脚
➡その上で、改めてレース内容を振り返ってみると!あの時はリバティアイランドの差し味だけが目立っていた様に思えるが・・・!実際は、そのリバティアイランドよりも、なんと0.5秒も速い末脚を記録していたのが、この注ドゥーラだったのである!
しかも彼女は、直線で前が壁になって窮屈になるシーンがありながら!それでもリバティアイランドよりも0.5秒も速く走っていたので!如何に強烈な末脚を隠し持っているか?が良くお分かりだろう!それも全ては、あのタフな体力戦の中において、皆が苦しくなったところからでも末脚を引き出せる【根本的な体力】を持っているからこそ成せる芸当なのだ!
ただ、そんな彼女の末脚にも「弱点」はあり!それは、タイムトライアル的なスピードレースになって、終始速いリズムのままで進行してしまうと良さが発揮されないことが、この直近2レースで判明した。
オークスに合う末脚
➡つまり、彼女の持っている末脚が爆発する「ストライクゾーン」というのは・・・!ゴール前で失速する【タフな上がり勝負での消耗戦】になった時にこそ、はじめて良さが発揮される【持久力に秀でた末脚】であることがよくわかる!
事実、その個性については、あのタフな洋芝で行われた「札幌2歳ステークス」でも体現しており!あのレースにしても【上がり35.7秒】の中で優勝しており!それ以外にも、上がりが35秒台近くにまで”失速してしまう”タフな条件が揃った一戦では、4戦連続で上がり最速の末脚を記録している様に!息も絶え絶えで、苦しくなって脚が止まってしまうところからでも、「グイっ!!」ともうひと踏ん張りができる底力を持っているのが、彼女最大の武器なのだ!
そしてその個性は、最後の直線ではどうしても苦しくなる【オークスの直線勝負】とは相性の良い個性であり!高速馬場でトップスピードが問われる種目のレースで速い末脚を記録できるのは「リバティアイランド」だったとしても!昨年の阪神ジュベナイルFの様に、体力が問われるタフな消耗戦の中で速い末脚を記録できるのは「ドゥーラ」の方だと思っているので!彼女の無尽蔵なスタミナに一票を投じて、大勝負させていただく!