▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
函館記念 2023 予想
まずは競技の概要を
➡それでは、まず初めはいつも通り、私「真田節」が炸裂する
【レースの好走条件】についてご紹介したいと思う!
まず、この【G3・函館記念】と言えば、手前手前で非常に恐縮なのだが・・・!
【2021年】◎トーセンスーリヤ(1着)
【2022年】◎マイネルウィルトス(2着)
2年連続で◎本命馬が連対しており!
昨年に至っては1人気サンレイポケットをバッサリと消した上で!馬連&3連単によるダブル的中で、総額12万を的中したレースでもあるので!
勝負のツボを掴んでいるという確固たる自信があるからこそ!
今年も強気に2連覇を目指す!
Q.何が必要なのか?
➡では「この函館記念を勝つためには、一体何が必要になって来るのか?」
結論から言ってしまえば・・・!
★思った以上にスタミナが必要で、速いスピードを持続できるヨーロッパ型!
少し長いが、このフレーズに全ての要素が集約されていると思っている!
実はこのコースも
➡それもこれも全ては、今回戦うコースレイアウトに全ての答えが隠されていて!
実はこの【函館芝2000m】というコースにも・・・!
まるでジェットコースターの様なアップ・ダウンが存在する事で!
実はイメージ以上に体力が必要になるコースだからである!
驚きの高低差が!
➡というのも、実はこのコース…
スタート地点が坂の頂上からの発射となっており!
しかもそこから、2コーナーを立ち上がって向こう正面に到達するまで!
この前半区間だけでなんと!
一気にバスケットボールのゴールリングの高さにも相当する!
「3.5m」も一気に駆け下りるのだ!
しかし後半は違う!
➡ただし、2コーナー過ぎから4コーナーまでの「息を整えたい筈の向こう正面」は、
序盤で一気に下って来た急坂を、今度は逆に登るレイアウトになっているので!
実はローカル開催という固定概念とは裏腹に…
非常にアップダウンが激しいジェットコースターの様なコースレイアウトになっているのだ!
あの競馬場と同じ
➡ちなみに、この函館競馬場に存在するコース全体の高低差【3.5m】という数字は・・・!
ゴール前に急坂がある「あの中京競馬場」と全く同じなので!
今週も「ローカル=平坦で楽ちんなコース」という…
先入観には囚われないように注意していただきたい!
最後の最後は辛抱戦
➡故に、それだけ大きなアップ・ダウンを繰り返すコースだからこそ・・・!
疲れてくるレース後半の上がり3ハロンは、毎年【35.0秒~37.1秒】にまで・・・
時計がガッツリ減速しており!
良馬場開催で統計を取っても、過去10年間で3着以内に好走した全30頭のメンツの中で
上がり34秒台を記録して好走できた馬は・・・
わずか2頭/30頭のみ!!
分かりやすく別けると
➡それだけでも【持続力】が必要なコースであるという事がよくわかる!
なので、わかりやすい比較対象でご説明すると・・・!
同じ北海道の洋芝「2000m」での重賞とはいっても
◆札幌2000mの【札幌記念】は
1600mG1にも通用するスピードの持続力
◆函館2000mの【函館記念】は
2200m以上の長丁場でも通用するスタミナ
という風に、イメージを棲み分けることが出来る!
2つが同時に必要
➡故に、基本的には序盤の「下り坂でのHペース」を楽に追走できるだけの平均スピードの速さと!
そこからレース後半での「失速戦」にも強い馬!
この両面に強い適性を持った馬でないと通用しないということであり、レース全体を通して「どこか1箇所で強い!」という馬ではなく!
レース全体の中で、最初から最後まで
「満遍なく辛抱強い馬」が頭角を現すコースと言える!
狙うべきキャラ!
➡しかもそれが、最終週の荒れた馬場で行われると言うことも考慮すれば・・・!
【スタミナが問われるコース形態】+【函館最終週の荒れた馬場】
という「2つのタフさ」が同時に問われた事によって、レース上がりが【35.6秒〜36.9秒】にまで失速してしまうパワーバランスになるだろうから!
「逃げ」だろうと「追い込み」だろうと…
どんな脚質でも体力を酷使する戦いになる事は変わらないので!
こうしたズブズブの失速戦での体力勝負を得意としているキャラクターを選別すべき年だろうと考えている!
\今年の決断が!/
➡以上、ここまでの点を踏まえて!
何やら今年も荒れそうな年の函館記念だからこそ!
ここを目標に、あえて前走では”しっかりと負けて”!
ハンデ戦の函館記念へ向けて、逆算したローテで牙を研いでいる穴馬が1頭存在しているので!
その馬を今年の【覚悟の◎本命】として発表させていただこう!
では、参りましょう!
その勝負の◎本命に選んだのが、この馬だ・・・!
\予告の”先発”◎本命として!/
この時を待っていた!
2000mでの体力戦で、
本当の力を見せてやる!
◎ルビーカサブランカ
(5人気・吉田隼人)
【考察】
➡正直に言おう!彼女を今年の函館記念で狙う事は、昨年12月の【G3・チャレンジカップ】で2着に好走した時から、プランの1つとして考えていたが・・・!その考えを、確信に変えてくれたのが、前走の【巴賞】での走り方だ!
まずそもそも論として!前走の巴賞では、男馬相手の別定戦でトップハンデとなる!牡馬換算で【59キロ】相当の荷物を背負いながら、上がり3位の末脚を記録しての5着好走は、本当に信じられない走りだった!
というのも、何を隠そう彼女の場合は!2000m以上でのスタミナ戦を得意にしているタイプなので・・・!陣営側も口にしてた様に1800mでは純粋に距離が短すぎる!加えて彼女の場合は、筋金入りの【叩き良化型】タイプなので!リセット明けの休み明け初戦では、体を動かせないことがこれまでの戦歴でも多かった!
今度は得意条件で!
➡だからこそ!「1800m」&「休み明け」という、その苦手科目が2つも重なっていた前走の巴賞にて!59キロのトップハンデを背負いながら、道中も早め7番手と!いつも以上にしっかりとレース展開を中団から追走しながら、ラストスパートでも上がり3位を記録していたので!本当に目を見張る走りだった!
ならば、そこから一変!今度は【2000m】&【叩き2戦目】&【タフ馬場での体力勝負】という、得意条件が3つも揃う今回の函館記念では!前走よりもハンデも当然軽くなるので、まさに狙い時!
こういった種目のレースになれば【G3愛知杯】での優勝を含め!阪神の2200mをハイレベルな時計で優勝した【オリオンステークス】や!【1:57.8秒】という、途轍もない時計勝負の中で心肺機能のタフさが問われた【G3チャレンジC】での2着などなど!本当にこうした種目のレースでは、凄まじいパフォーマンスを過去にも連発しているので!彼女の持っているタフネスさと、心肺機能の高さに勝負の命運を全て託したいと思っている!
強心臓が武器!
➡特に、ソーヴァリアント&エヒトと接戦を繰り広げた、昨年の【チャレンジC】でのレース内容は本当に秀逸だと思っていて!そもそも、前半1000mを57.7秒という異例なHペースで通過している時点で、最早単なる2000m戦ではないのは明らかで!
特に、最後に急坂もある阪神の2000mをあれだけのHペースで前半から飛ばしていれば!当然、心肺機能へかかる負荷と言うのは相当な物になってくる!
そんな急流の中を彼女は、早め先頭集団でレースを追い掛けていただけじゃなく!(9-7-7-5)と、コーナーで順位を押し上げながらあのHペース追走していたので!如何に長いラストスパートをしていたかがよく分かるし!彼女が根本的に持っている心肺機能の強さをまざまざと感じさせてくれた内容だった!
だからこそ、ただ単なる2000mではなく!心肺機能や、体力面で負荷の掛かる【タフな2000m戦】である函館記念へ向けては、ドンピシャな個性だと思っていたので!ずっとこのタイミングを待っていたのだ!
意地を見せてみろ!
➡また、函館での【吉田隼人ジョッキー】というのも、本当に不気味な存在で!しかも須貝厩舎での金子オーナーの勝負服と言えば、言わずと知れた関係性でもある訳だから、当然ジョッキー本人も意地を見せたい局面だろう!
「吉田隼×須貝厩舎×函館記念」と言えば、2020年に!単勝15人気で優勝した【アドマイヤジャスタ】がいる様に!彼で優勝した「あの時」の様な豪腕不敵な乗り方を見せてくれれば、それに応えられるだけのスタミナを、彼女は持っているので!最後の一滴まで絞り出す様な走りを、この二人には見せて欲しいと切に思っている!
なので、勝負の券種は・・・!【単勝の厚め1点】を本線に!そのまま馬連へと流す形での、まずは「単勝ありき」で今年の函館記念は彼女と共に心中したいと思っている!