▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
中京記念 2023 予想
まずは競技の概要を
➡それでは、まず初めはいつも通り、私「真田節」が炸裂する
【レースの好走条件】についてご紹介したいと思うが!
もう真っ先に結論から言ってしまえば、この中京1600mで行われる中京記念で必要なのは・・・!
★速いスピードを維持したまま、長い登坂にも耐えられる【馬力性能に溢れた】
強靭なパワーが必要なマッスルコース!!
マッスルコース
➡要するに「登り坂」の中でもスピードを落とさずに走れる【パワー】と!
それを長続きさせられる【フィジカル面での耐久性】が要求されるコースであるということ!
なので短くまとめれば、東京や新潟外回りコースなどの
「トップスピードの速さ」や「切れ味」には屈してしまっても!
中山・阪神・中京などの【急坂コースでの好走歴】or【急坂コースでは上位の末脚を連発】できていた面々には注意していただきたいという事だ!
中京開催を見ても
➡その証拠は、馬場回収後の「2012年〜2019年」までの過去8年間で行われた中京記念でのレース結果が全てを物語っており!
例えば、その8年間の中京記念にて3着以内に好走した全24頭の内!
上がり33秒台のスピードを記録できていた馬は・・・!
なんと、3頭/24頭しかいなかった!
馬力で登れ!!
➡あの「グレーターロンドン」でさえも34.1秒が限界だったように!
ほとんどのメンバーが【34.1秒〜35.0秒】にまで時計を要していたように!
同じ左回りでのマイル重賞とは言っても
東京で行われる「東京新聞杯」や、新潟の外回りで行われる「関屋記念」とは…
全く別物な競技である事がよくわかると思う!
あの人気馬でも!
➡だからこそ、スピードコースである新潟の関屋記念や
東京で行われた東京新聞杯では優勝できていた【プリモシーン】でさえも!
この中京記念では1人気で3着に負けてしまったのにも納得がいく!
それくらいに、同じマイル重賞とは言っても「競技の種類」が全く違うという事であり!
この中京記念で必要なのは【スピードの長続き】ではなく!
【馬力の長続き】が必要なコースである事がよくわかると思う!
筋肉量に溢れた!
➡故に、馬力のパワーが物を言う【マッスルコース】だからこそ・・・!
【馬体重別成績】
×440〜450(0-0-0-9)連対率0%
▲451〜489(2-4-2-53)連対率9.8%
◎490〜516 (6-4-6-31)連対率21.3%
【490キロ〜516キロ】までと言う馬体重のデカイ「筋肉自慢」な面々たちの方が圧倒的な好走率の高さを誇っている一方で!
馬体重が小さければ小さいほど好走率が悪くなっていると言う傾向にも納得がいく!
あのイメージ!
➡なので、競馬初心者の方でも覚えやすい様に、わかりやすく例えるんであれば!
バンバン Its my や~~~!!
ここは中京ですから、中山ではなく「中京きんに君」を探せ!という風に覚えていただければ非常にわかりやすいかと思います。
(はい…わかりましたね?)
筋肉実績が必要!!
➡無論、馬体重の小さい馬が全てダメと言う訳ではないが!
ただそう言う馬の場合には、より豊富な急坂コースでの好走実績が必要で!
「馬体重が小さくても急坂コースで戦える!」と言う事を証明しておく必要があると思っている!
例えば、馬体重462キロで好走した「ケントオー」の場合には!
重馬場の中で行われた「阪神の米子ステークス」に置いて、上がり最速の34.9秒で優勝した履歴を持っていたり!
京都金杯でも同じ!
➡そしてその現象は、京都競馬場が改修工事で使えなかった間に施行されていた
京都金杯でも同じ現象が起こっていた!
例えば、今年の京都金杯で斤量58キロのトップハンデを背負いながらも連対を果たした
「イルーシヴパンサー」と「エアロロノア」の場合には!
あの時のメンバーの中では唯一無二「斤量58キロでも上がり最速」を過去に記録していたほど!
登坂力やハンデの重さに負けないパワーを兼ね備えていた!
他の2頭も同じ!
➡その前の年の「ザダル」の場合も!
タフな馬場での東京1800mで行われたエプソムCを上がり最速で優勝できた一方で!
同じような馬場でも「平坦な直線でのスピードレース」になってしまった関屋記念では8着が精一杯だった!
また、3年前のケイデンスコールの場合でも、中京の京都金杯で馬力のパワーを示したからこそ!
その後では、共に急坂コースで行われた【中山記念】と【マイラーズC】の2連戦でレコード決着に対応できていたのが何よりの証拠だ!
マイルシリーズでも!
➡つまり、極端な話をすれば…
同じサマーマイルシリーズとは言っても!
後の8月に登場する「スピードレースの関屋記念」では、個性が合わなそうな馬をここでは狙いたい!
逆に、馬力勝負の中京記念では人気で負けたスピードタイプの実力馬を!
8月の関屋記念では買いたいとまで考えている!
Q.では誰を狙う?!
➡以上、ここまでの概要を踏まえた上で!
では今年のメンバー構成では、一体誰を狙いたいのか?
正直なことを言うと、今年のメンバーはどの馬も…
全員、最終追い切りでガラっと変わってきそうだな?という馬が多かったの!
抽選対象馬も非常に多いので・・・!
現時点ではあくまで「暫定」という形でお伝えはさせて頂くが!
それでも、現時点から非常に楽しみを持っている注目馬が、この馬だっ!!
\予告の注目馬として!/
場合によっては
◎本命する可能性も!
なぜならその筋肉には
意外性で満ち溢れているから!
注ベジャール
(9人気・菅原明良)
【考察】
➡最終追い切りもしっかり確認したいので、あくまで現状は【暫定】という評価に止めておくが!ただ冗談抜きに、馬力とパワーの長続きが必要な【マッスルコース】で行われる中京記念ならば!メンバーの中で最もデカい馬体重を誇っている「560キロ」という走る重戦車なベジャールの筋肉パワーは、侮れないと思っている!
確かに、前走ダート戦を勝ち上がっての参戦というのは異例中の異例で!決して甘くはないとは思う!けれど、特殊過ぎる個性が要求されるこの中京競馬場だからこそ!彼の「重たすぎる筋肉量」というのは、逆に武器にできるコースであると思っている!わかりやすく例えるなら、先日のプロキオンSを【594キロ】の巨漢で優勝したドンフランキーをイメージしていただければ分かりやすいと思う!
加えて、この連日のうだる様な猛暑日が続いているからこそ!【夏バテしていない】ということは非常に重要!だからこそ、冒頭から最終追切まで確認したいと言い続けているのはそういうことであり!他の競技と比べてフィジカルの要素を多用するコース形態だからこそ!暑さに負けていないコンディションの良さというのは必要不可欠だと考えている!
追い切り内容が良い
➡そこで、彼の追い切り過程を、他のメンバーと比べて比較してみると!非常に面白いトレーニングをしているのが目に留まった!というのも、彼は5月7日に休み明けを使い、今回が叩き3戦目のローテーション!しかも、中7週と程よく間隔も詰まっているのにも関わらず!
1本目:83.3-66.5-51.2-36.7-23.6-11.7
2本目:83.8-67.0-52.0-37.7-24.3-11.6
3本目:87.1-69.6-54.6-39.9-25.5-12.5
ご覧の様に、既に3本もの長い調教メニューを熟している!しかも、その中で目を見張る内容だったのが、この中間では1回も終いで失速しておらず!3回とも全て終いが最速ラップになる様に走れていた!この事からも、この連日に渡る猛暑日の中でも、馬が夏バテしないことがよくわかるし!今回が休み明け初戦である他の人気馬たちが、中間でチグハグなラップや!終いで失速するタイムを計測している中で!5月から実戦をつかいながらも、まだまだ元気いっぱいな動きを見せている彼のコンディションの良さは、この時期だからこそ大きな武器になると考えている!
現状の馬場状況も!
➡加えて、現状の中京競馬場の馬場コンディションも、基本的に上がり3ハロンのスピードレンジは【速くても34.0秒】にまで失速し!ペース配分次第では【34.5秒~35秒台】による決着もあった様に!
やはり、直線に急坂がある中京なので、そもそもトップスピードを上げて行く事は困難であり!まずは急坂を登れる【登反力】や【トルク重視な馬力性能】そうした個性が第一に優先される馬場であると考えている!
もっとわかりやすく、極端な例えで申し上げれば「このままダート戦に連れて行っても通用しそうな芝馬」という、それくらいに「馬力のパワー」に優れている【脚の速いダート馬】みたいなキャラクターが1番ツボにはまりやすい馬場だと考えているので!筋力が必要な【マッスルコース】だからこそ、彼のパワーに期待して、予め唾はつけておきたいと思う!