▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
ローズステークス 2023 予想
最終見解を発表
➡それではお待たせ致しました!
本日の特集では、既に確定した【枠順の並び】や!
週中で公開した「今年の阪神だからこそ注意すべき点」などを全て踏まえた上で!
最終的に決断した【◎本命】と
【買わないと決めた人気馬】をご紹介させていただきます。
この馬に任せる!
➡ではまず、◎本命馬を発表させていただきますと・・・!
今年のローズステークスで
全てを任せる1頭に選んだのは
【5番◎ブレイディヴェーグ】だっ!
ここがメイチ勝負の本命!
ここ狙いの一本勝負で!
後半数値が桁違い!
5番◎ブレイディヴェーグ
(1人気・Cルメール)
➡直球な予想となってしまうが!ただ今年のローズSでは、「タイム」や「スピード」といった【数字に出やすい部分】でごまかしが効かない戦いになると予想しているので!それらに対し、確固たる数値のバックグラウンドを持っている彼女の実績は無視できないと考えた。その中でも特に驚いた数字だったのが、2走前の東京未勝利で記録した後半数値【45.9秒】というとんでもない時計だ!
45.3秒:ダノンキングリー (共同通信杯)
45.3秒:カレンブーケドール(スイートピー)
45.5秒:アエロリット (毎日王冠)
45.7秒:コントレイル (東スポ杯)
45.7秒:エフフォーリア (共同通信杯)
45.9秒:イクイノックス (東スポ杯)
45.9秒:ブレイディヴェーグ(未勝利)
(※)これがどれだけ恐ろしい数字かと言うのと・・・!東京1800mにおいて、前半1000mが62.5秒以上の極端に遅くならなかったレースの中で統計をとって見ても!彼女が記録したこの後半数値【45.9秒】というタイムは、この錚々たるメンバーたちと肩を並べる素晴らしい時計であり!しかも彼女は、骨折明けのデビュー2戦目でこの数値を【稍重】の中で記録したのだから本当に素晴らしいと思う。
この後半数値の重要性については、既に週中で公開をした「今年の阪神だからこそ注意すべき点」でも解説をしたように!今の阪神は、異常とも言えるほどの超高速馬場になっているので、「高速馬場の1800m」などで残り4Fの後半数値を速いスピードで走破できたという、スピード面で負荷が強かった一戦を勝ち上がって来た馬に注意すべき年だと考えている!
前走の時計も破格
➡しかも、前走の東京2000mで記録した【1:57.9秒】という数字は、あの「世界のイクイノックス」が、昨年の天皇賞(秋)を優勝した際に記録した【1:57.5秒】から僅か0.4秒差というとんでもない数字だったのだ。
また、この時は2000mでありながら、前半1000m【58.9秒】というとんでもないHペースだったのにも関わらず!終始楽なリズムで追走することができていたので、距離短縮のローテではあるものの!極端なHペースを経験して来た直後なので、今回のローズSでも、道中で振り落とされる心配はないだろうと考えている。
むしろ、あの前半58秒台と言うペース配分に対応できた実績の方を高く評価したいと考えたいので!この様に、何処をどう切り取っても、今年のメンバーの中では【最もしっかりとした時計面でのスピードの証明】を持っている彼女の実績は、たとえ人気だろうと素直に認めるべきだろうと考えている!
確かに今回は「初の関西遠征」「初の右回り」「初の重賞」という初物尽くし加えて、「内枠で大丈夫?」との心配の声も上がっているかもしれないが。
右回りでもOK
➡まず関西遠征と右回りについては、既に栗東で滞在をしながら調整を行なっており、最終追い切りで走った右回りの栗東CWでは、素晴らしい時計で走れていたので、全く気にする必要はないだろうと思っている。
そして課題の内枠についてだが、無論本音を言えば外枠の方が安心安全だったとは思う。ただ、この後でも解説をさせていただくが、今回のローズステークスに関しては、序盤から積極的にポジションを主張したい先行勢が多くいるので、想定より速い展開となり【思いのほか縦長の隊列】になるだろうと思っている。
そうなった時に重要となるのは、スピード面で負荷の掛かった一戦にて【タイム】や【スピード】といった数字に出やすい部分の能力でゴマカシが効かない戦いになると予想しているので、彼女がこれまでのレースで記録してきたスピードの数値と言うのは素直に効いてくると考えている。
(※)加えて、既に8月30日の時点で、美浦トレセンにて【南W:82.1-65.1-49.9-35.6-11.3秒】という訳の分からないスーパー時計を「馬なり」で楽々とマークしていたので・・・(汗)この連日に渡る猛暑にヘコタレル様子は一切なく!文字通り、絶好調なコンディションに仕上がっているのが本当に素晴らしかったので!秋華賞へ行くには、ここで結果を出すしかない彼女のスピード能力にここは全幅の信頼を置いて「厚め不動軸」で勝負させていただく!
この馬は買わない
➡一方で・・・!あえて買わない選択をしたのが、モレイラ騎手の効果で必要以上に人気になりそうな「✖コンクシェル」だ。確かに、今の高速馬場で【逃げ先行馬】は恵まれる可能性が高いので、彼女の走法と、坂のある中京でも【1:32.3秒】で逃げ切れた実勢は大いに評価はしている。
ただ【ここ最近の連勝】と、【それ以前までのレース振り】を比較して見ていると「単騎で逃げられなかった時の脆さは、まだまだあるのかな?」と言う不安がどうしても拭えなかったので、消させていただいた。
やはり、ここ最近のコンクシェルの走りを見ていると!誰からも絡まれずに、1人でのびのびと逃げる事が出来ていた時に強いパフォーマンスをハッキリする様になったし。装着している【ブリンカーの深さ】からも、やはり視野に他の馬が写ると気にする気性なのだと思われる。
そう、つまり彼女を消すに至った最大の理由が【ユリーシャなどの参戦】だ!
同型が多いので!
➡当初のユリーシャは、自己条件のマイル戦にもダブル登録していた「そっちへ出るのかな?」と思っていたのだが・・・!それがこっちへ挑戦して来たとなると、同型のコンクシェルにとっては、非常にストレスな存在となると思っている。
※加えて、今回は彼女以外にも「レミージュ」や「アリスヴェリテ」「リサリサ」などなど、序盤からポジションを主張してくるキャラクターが、今回は、あっちからも、こっちからも多く揃っており!
そのメンバーたちの方が【内枠】を引いてしまったので!内枠の逃げ馬を押しのけて外から先頭を奪いに行こうとすれば、今までの様に「単騎でスムーズに」と言う訳には行かないだろうと考えた。
ペースへの免疫力
➡むしろ、この中から生き残れる馬がいるとすれば!先に話したブレイディヴェーグと同様に、前半58秒台などのHペースを既に経験していて!しかもその上で、そのHペースを追いかけて好走できたと言う【Hペースへの免疫力】が既に備わっている馬だけだと思うので!
コンクシェルの場合には、どちらかと言うと「引き付けて逃げる」と言う、逃げ馬でありながら後半を速く走る【後傾ラップ】で勝ち上がって来た馬なので!もっともっとスピード面で負荷のかかったペース配分や時計勝負になっていたレースを経験して来た馬を相手では選んで行きたいと思っている。
(※)また、同じテン乗りでも、セントライト記念の【レーベンスティール】には最終追い切りで騎乗したのに対し!こちらのコンクシェルの場合には調教でも騎乗しておらず!完全なるぶっつけ本番で挑むという過程にも疑問が残る。
繰り返し申し上げるが、それだけ今年の高速馬場で行われるローズステークスでは「タイム」や「スピード」といった数字に出やすい部分でごまかしが効かない戦いになると予想しているので、そう言う逃げ方ではなかったコンクシェルはあえて1円も買わないで勝負させていただく!