買い目には絶対に入れる！

新年一発目から
ドリームジャンボな一撃を！

注サクラトゥジュール

（９人気・Ｒキング）

➡まず何よりも、この中間で叩き出してきた時計が”異常に”素晴らしい！

【２週前追い】83.5-65.9-51.5-35.9-22.6-11.4（15.6-13.3-11.2-11.4）
【１週前追い】82.4-65.5-49.8-35.6-23.0-11.5（14.2-12.6-11.5-11.5）

なんと、ご覧の通りに「明け７歳」という年齢にして！49.8秒という自己ベストを更新！しかも、49秒台＆35秒台をセットで記録しおり！３ハロン35秒台に至っては、既に２週連続で記録している凄まじい時計なので！「G1に出るつもりなのか？」と思ってしまうほど、異常なまでの貪欲さを、この時計からは感じる。

しかも「この週を目標に12月02日に帰厩させた。フレッシュな良い状態で、21日の追い切りは無理せず動けて、息遣いも良かった。（via:競馬ブック様）」と語っていた陣営の口ぶりからも察するに！この８月以来の５ヶ月振りの実戦は、あえて意図的に仕組まれたものだと思われるので！この調教過程を侮る訳にはいかない！

今の中山で有効な血統

➡そして忘れちゃいけないのが、この馬は昨年のメイステークスで、今回の中山金杯で１人気に支持されている「エピファニー」と、京都金杯で２人気に支持されている「ドーブネ」に対して勝っているということ！

しかもただの勝利ではなく！前半1000ｍが【58.4秒】で通過し！道中から最後まで【全て11秒台】という破格なペース配分の中を、道中【早め５番手】から、そのまま押し切っての完勝だったので！勝ちタイム【1:44.7秒】が指し示す通り、数字に表れた能力の部分で他を圧倒して見せたので！マグレとは言えない。

実際に、次戦の関屋記念では【上がり32秒台】の末脚を記録！これには本当に驚いた！まさかあそこまでの切れ味を発揮できるとは思わなかったし、東京新聞杯ではTOPホースたちの前に完敗だっただけに！この短い期間の間で成長しているのがよくわかる。

そして血統は、馬力とスタミナに溢れたネオユニヴァースのDNAと！牝系には、先週のホープフルSでも１着〜３着までを独占した【牝系にNijinsky】という今の中山で非常に有効な配合も持っている。

同じ舞台での関連性

➡それに付け加えて、今しがた【ホープフル】の話が出たので、ホープフル＆中山金杯の「数字面での関連例」についても簡単に補足説明をさせていただくと。どちらも共に、同じ中山の2000ｍで争われるレースだが、使用するコースが【Aコース】⇒【Cコース】へと変わる関係から・・・！

18年【ホープフル】2:01.6秒（35.3）➡ 1:59.2秒（34.8）【中山金杯】
19年【ホープフル】2:01.4秒（35.8）➡ 1:59.5秒（34.8）【中山金杯】
20年【ホープフル】2:02.8秒（36.4）➡ 2:00.9秒（34.4）【中山金杯】
21年【ホープフル】2:00.6秒（35.1）➡ 2:00.1秒（34.9）【中山金杯】
22年【ホープフル】2:01.5秒（34.3）➡ 2:00.2秒（35.1）【中山金杯】
23年【ホープフル】2:00.2秒（35.0）➡ ？？？秒（???）【中山金杯】

ご覧の通り、傷んだ馬場を避けて走れる甲斐もあって時計は平均で【1.5秒～2.0秒】近くレースタイムは速くなることが多い。加えて、脚力が発達した古馬の戦いという事もあり上がり３ハロンでの数字でも、３４秒台中盤まで速くなることが多い。

同時期の開催日で好走

➡従って【2:00.2秒】というタイムで決着した今年の場合、ターゲットタイムは【1:59.2秒】前後になると思われるので！ある程度の速い決着時計が求められそうなので！

➡小回りで窮屈なコースレイアウトでの速いペース配分にも追走で苦労しないタイプ！
➡速いペース配分の中で迎える小回りな４コーナーでもバタバタせずに加速ができる！

こうしたタイプの馬キャラには注意すべきだと考える。

その点でサクラトゥジュールの場合は、昨年の１月７日に行われた【ニューイヤーS】にて！1600ｍ戦での速いペース配分だったのにも関わらず！（10-10-６）と、３コーナー～４コーナーにかけて一気に捲ってポジションを押し上げると、４コーナーの出口では最前列に浮上し！1:33.2秒というレースレコードの中を、33.6秒の末脚まで使って「ウイングレイテスト」にクビ差まで迫った２着だったので！この時期の中山Cコースで既に馬場適性を示した走りをできていることは好感が持てる！

加えて、明け７歳での中山金杯勝ちと言ったら・・・！２年前に「レッドガラン」が７歳でこのレースを優勝！しかも、そのレッドガランも、このサクラトゥジュールと同じく【母父シンボリクリスエス】だったように！

心強い助っ人も参戦

➡ロベルト系の馬力とスタミナの持続力を補填しているパワー血統でもあるので！中山実績（１-４-１-３）のコース成績が指し示す通り、こうしたパワーコースはお手の物！しかも、ハンデ戦に置ける【斤量58キロ】という重さに対しても、ワールドオールスタージョッキーズで優勝した際にクリア済みなので問題ない。

そして最後に、新しいパートナーに迎えた「レイチェル・キング騎手」と言えば、今年(2023年)のワールドオールスタージョッキーズにて、日本での初騎乗ながら、デビュー戦でイキナリ優勝を飾り、９人気の大穴でも２着に持って来るなど！最終的には１ポイント差でランキング２位に輝いたジョッキーでもあるので！

新しい環境でも一発回答ができる運転技術があるジョッキーなので、札幌と同じく、小回りでアクセルの踏み方が重要になる中山でも、彼女の腹を括った騎乗は脅威になり得るので、ここは注意したい！