▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
オークス 2024 予想
歓喜への秘密兵器
➡それでは早速本日も、先週のヴィクトリアMと同様に!
まずはこのレースを「勝つ為に必要」な【詳しい好走条件】から解説をしよう!
そして手前味噌で非常に恐縮だが、実は今から解説をする重要なキーワードを使って、この直近2年間では・・・!
【2023年】ドゥーラ (15人気・3着)
【2022年】スタニングローズ (10人気・2着)
この2頭の【2桁人気】の爆穴を見抜くことに成功しているので!
その「手応え」と「結果」を残したノウハウを使って、今年も爆穴の好走を見抜いて見せたいと思っている!
キーワードは2つ
➡それではまず、このオークスで毎年の様に重要となっている
レースの攻略方法からお伝えさせていただこう!
結論として押さえていただきたい項目は「この2つ」で!
1.【体力を駆使して使う上がり最速の末脚】
2.【様々な要素に耐えられるメンタル面でのスタミナ】
どちらのフレーズにも共通している「キーワード」なのが【体力】という項目で!
やはり、3歳牝馬にとっては過酷極まりない2400mという距離を戦う上で・・・
⇒土台にある体力を駆使して消耗戦にはめっぽう強い!というキャラクターは強く求めて行きたい!
この数字が証拠!
➡特に”体力”というキーワードの重要性については、過去10年間のオークスにて
【上がり1位】を記録できた馬の成績を見てもらえれば一目瞭然で!
(オークス過去10年)
◆上がり1位
(7-2-1-2)
勝率:58.3%
連対率:75.0%
複勝率:83.3%
ご覧の様に、泣く子も黙るこの圧倒的な数字を見ても分かる通りで!
約2000mもの長い距離を走って来ても尚、そこから最後の直線でも1番速いラストスパートを使える程ほど体力が残っているという
【上がり1位を使える】=【メンバーの中で最も体力自慢な馬】を積極的に見つけて行きたい!
探し出す方法が
➡では、どんな馬が体力を隠し持っている馬なのか?
そこを調べるのに有効活用できるキーワードなのが
2.【様々な要素に耐えられるメンタル面でのスタミナ】
これなのである!
どんなスタミナが?
➡このオークスで問われる「スタミナ」という単語は…
何も「肉体面での体力」だけを指している訳ではないく!
2400mを戦える体力はもちろんのこと!
如何なる局面にも辛抱強く耐えられる
【メンタル面でのスタミナ】も同時に求められる舞台なのだ!
あのアクシデントを思い出せ!
➡それは、2年前のオークスを思い返していただければ一目瞭然の通り!
レース直前に起こってしまった”放馬”によるアクシデントにより
スタートが【15分以上】も遅れるという前代未聞のアクシデントに見舞われ!
炎天下の元、3万人以上もの多くの群衆が見つめる前の「騒がしい」メインスタンド前で長時間に渡って待たされてしまった事で・・・!
多くの馬が滅入ってしまいスタミナを無駄に消費してしまっていた!
二刀流の体力
➡つまり、このオークスという舞台で輝く為には!
道悪 or Hペース or フルゲートなどなど「競技面での体力」だけじゃなく!
パドック・生ファンファーレ・騒音などなどにも耐えられる
【忍耐強いメンタル面でのスタミナ】も必要だという事だ!
求めたい経験値
➡故に、過去のキャリア実績で振り返れば!
様々な要素で「メンタル面」と「フィジカル面」の双方に負荷が掛かり!
【もう辞めたい…】と、思えてしまうような辛い局面からでも
辛抱強く耐え抜いて好走できたキャリア実績は高く評価したいという考え方だ!
該当する穴馬が!
➡以上の内容で今年の出馬表を見てみると・・・!
今まで話してきた「フィジカル面」での体力と!
「メンタル面」での体力を2つ同時に持っていて!
現3歳世代において【最も体力的にキツかったHペース】でも、上がり最速の末脚を記録できたスタミナ自慢でありながら!
埋もれた存在になってしまっている穴馬が「1頭」存在しているので!
その馬を今年の【秘密兵器】としてご紹介したいと思う!
では、いざ参りましょう!
その、スタミナを隠し持っている「秘密兵器の穴馬」が、この馬だ!
\軸になる可能性も秘める!/
今こそ、
無尽蔵なスタミナを解き放て!
注コガネノソラ
(9人気・石川裕紀)
【考察】
➡まず結論から言うと、◎本命にするかどうかはまだ決めていない!というのも、やはりメインスタンドの目の前からのスタートとなるオークスでは、枠順の並びなども非常にデリケートな部分になってくるので!最終的な判断は「枠順」や「最終追い切り」を見てから決定したいと思うが!ただいずれにしても、◎本命になる可能性も秘めている穴推奨であるという事は強調しておきたい!
Q.では、今年のオークスで彼女を推奨できる根拠とは一体どこにあるのか?まず結論から言うと、私は前走の【スイートピーSの内容】を非常に高く評価している!というのも、実はこのレースは少し異常で・・・!
何を隠そう、今年のスイートピーSが叩き出した【前半57.5秒】というHペースは、あのジャスティンミラノが叩き出した皐月賞のレコードタイムと同じ速さで通過しており!
この時計を、現3歳世代が走った「芝1800m以上」の全レースでの【前半1000mの通過タイム】のランキングに当て嵌めた時に・・・!なんと、今年のスイートピーSが叩き出したHペースは、現3歳世代で【1位タイ/329戦】というエゲツナイ時計だったのだ!
(※)無論、それぞれが走った時の「レース条件」や「馬場コンディション」が大きく異なるので!一概に、この数字だけで能力を担保するものではないが!ただ、他の主要な重賞とのタイムで比較してみても!いくら当時の東京が高速馬場だったとは言え!今年のスイートピーSが、ズバ抜けて異様なHペースになっていたことは一目瞭然!
【前半1000m通過タイム】
◆現3歳世代
◆牡牝両方含む
◆芝1800m以上
◆全競馬場
◆全レース
【57.5秒】
ジャスティンミラノ(皐月賞)
コガネノソラ(スイートピーS)
【58.1秒】
タガノエルピーダ(忘れな草)
【59.1秒】
シンエンペラー(京都2歳S)
【59.1秒】
シュトラウス(東スポ2歳)
【59.6秒】
メイショウタバル(毎日杯)
【59.7秒】
アドマイヤベル(フローラS)
【60.0秒】
ミアネーロ(フラワーC)
【60.0秒】
レガレイラ(ホープフルS)
【60.2秒】
ビザンチンドリーム(きさらぎ)
【60.7秒】
ダノンデサイル(京成杯)
レースレコードを記録!
➡その証拠に、今年のスイートピーSで叩き出した【1:45.6秒】という決着タイムは、スイートピーSの歴代最速タイムであり!過去10年間の間に、東京芝1800mで行われた【全590レース】を振り返っても!実は今年のスイートピーSが記録した【前半57.5秒】という時計は【第5位/全590戦】というHペースであり!古馬を除いた、2歳~3歳までの若駒に限定すれば、文句なしで歴代最速のHペースだったのである!
そんな過酷なHペースだったのにも関わらず!彼女は、道中早目6番手付近からしっかりとこの流れを追走した上で!最後も上がり最速となる34.1秒の鬼脚を使って勝ち切っているのだから!これらの数字が指し示す通り【皆が疲れたところからでも自分は末脚が使える】という、タフな消耗戦にめっぽう強いタイプだという事がよくわかると思う!
⚠また、1つ面白いな思ったのが、実は今年の出走メンバーの中で、ステレンボッシュ以外では唯一無二の【3勝馬】なのが、この馬で!
尚且つ【新潟・中山・東京】と【1600m~1800m】や【高速野芝~道悪の急坂】などなど、様々な競馬場や馬場コンディションを経験している経験豊富な臨戦過程もセットで高く評価したいと思っている!
あの2頭にキャラが被る
➡その上で、この直近では5戦連続で上がり1位~3位までの豪脚を連発しており!尚且つ、溶ける様な暑さだった昨年の夏競馬を2回も経験しながら、コンスタントにずっと使ってきているのに!この直近では、馬体重をずっと増やし続けている【タフなフィジカル】を持っていることは非常に心強いポイントだ!
無論、あれだけのHペースを走った直後の一戦なので!コンディションの上下動には細心の注意を払わなければならないが!ただ、その点については1週前の段階で「回復も早くて、馬体の張りもいいですね。本当にタフな馬です。」(via:サンケイスポーツ様)と陣営側も口にしており!
直前で輸送がない関東馬でもあるので、披露面についても恐らく問題はないだろうと私は考えているし!道中での体力の持たせ方が重要になる長丁場へ向けて、2戦連続で同じジョッキーが騎乗してくれるのは非常に心強い味方だ!
なので、最終追い切りさえ問題なければ彼女を軸にした券種も検討したいと思っているし!血統のイメージとしては【ユーバーレーベン】とほぼ瓜二つで!前走スイートピーSから波乱を巻き起こすというイメージで言えば【カレンブーケドール】を連想させるタイプなので!彼女のタフな豪脚に波乱の一票を投じたいと考えている!