《全頭診断》 オークス 2024 【予想】ステレンボッシュに●●で黄色信号?全頭の最終追い切りを徹底比較!S評価に挙がった●頭とは?

▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎

《全頭診断》 オークス 2024 【予想】ステレンボッシュの状態はどうなのか?全頭の最終追い切りを徹底比較!S評価に挙がった●頭とは?

 

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オークス 2024 予想

今回は新しい試みを!

➡それでは既に、今年のオークスを予想する上で必要な【好走へのキーワード】などについては

既に公開したPart1特集の中で

【◎本命第一候補の穴馬】の正体と共に発表済みなので!

本日のPart2特集では《追い切り全頭診断》を行いたいと思う!

 

超過酷な長丁場との戦い

➡というのも今回のオークスで、3歳牝馬が挑む【2400m】という距離は…

人間がフルマラソンを走るのと同等のキツさなので!

それだけ過酷な長丁場への挑戦となると、

心身ともに余裕がある】というだけで決定的なアドバンテージになるレースだと私は思っているので!

各馬の【状態の上下動】というのは慎重に見極めて行きたいと考えているし!

 

溶ける様な暑さが襲来

➡尚且つ、今週末の東京競馬場は、最高気温が【30℃】近くまで上昇するとの予報が出ているので・・・!

2400mを走るだけでもキツイのに!

「溶ける様な猛暑」&「大勢の観客」&「メインスタンドの目の前でスタートを待機」などなど!

かなり精神的に追い詰められる要素が増えて来ることが予想されるので!

如何に、心身ともに疲労を残していないか?が重要になって来る!

 

評価の基準を設定

➡故に今回の追い切り診断では

・手綱はぶらんぶらんの状態で、掛かる気配なんか一切ないスムーズな折り合い!
・ゆったりとしたリズムで走っていたつもりが、なんか速い時計が出ちゃってた?!

これを1つの理想形として設定し、前走までの追い切り内容と比較しながら

各馬の【状態の上下動】を見極めて行きたいと考えている!

 

【B→】アドマイヤベル
➡元々、最終追い切りはジョギング程度の遅い時計しか出さないので、そこは問題ないのだが。やはり間隔が詰まるということもあり、1週前追い切りでの負荷で比べると、前走時の方が攻めて速い時計を問題なく出せていた。それが今回は数字通りに「整える」という時計しかだせなかったので、前走以上の状態は見込め辛い。

 

【A↗】ヴィントシュティレ
➡前走東京2000mを58秒台で逃げ切った快速馬らしく、最終追い切りでは美浦坂路の自己ベスト更新となる【52.1秒】を記録。しかも、斜度のキツイ美浦の坂路で最後まで1回も減速なく、加速ラップのままで走破したので脚力は相当。正直、2400mを走る前にやる時計の出し方ではないと思うが(汗)状態は間違いなく上向き。

 

【A↗】エセルフリーダ
➡強い差し切りを決めた前走から、追い切りでも速い時計を出せるようになり!今回の最終追い切りでもウッドの自己ベスト更新となる【50.9秒】を記録。しかも36.7秒も自己ベスト更新でありラストも13.4-12.1-11.2の加速ラップで締め括っているので。彼女単体で見た時には、間違いなく今回が1番動けている。

 

【B→】クイーンズウォーク
➡前走の桜花賞では2週連続で併せ馬に遅れるなど、調教の段階から既に動けていなかったが。今回の1週前追い切りでは、キャリアで初めて【馬なりで先着】を決めることができたので、前走が余りにも状態が悪かったので、その前走との比較だけでいえば上向いているのだろう。ただ、クイーンCの前は直前の坂路でも速い時計を出していたのに、今回は55.9-40.3-13.0と遅すぎる。遅い時計の中で折り合いをキープできていたのは評価するが、いくら輸送を考慮したとしても、少し押さえすぎなのがきにかかる。

 

【S⤴】コガネノソラ
➡メンバーの中で、最もタイトな連線ローテを歩んで来ているので!最も最終追い切りのメニューが気になっていたが、まさかの自己ベスト級の猛時計を記録。しかも以前に51.3秒を記録した時は最後で24.1-11.7と上がりを要したが。今回は23.3-11.4という速い加速ラップで2頭の併せ馬を置き去りにしていたので、心配していた疲れは微塵も感じなかった。

 

【C⤵】サフィラ
➡そもそも、3か月振りの休み明けで挑むマラソンレースなのにも関わらず!ウッドでの長めの練習が、たったの【1本】だけ!しかも坂路を含めての速い時計も3本だけしか行っていないので・・・!これでは心肺機能が最後まで持つのか?が不安になる。

 

【B→】サンセットビュー
➡最終追い切りの坂路で53秒台を出しながら、最後も大きく失速せずに12.2秒の加速ラップで走れたことは立派。ただ、1週前のCWでは見習い騎手が乗った併せ馬には終始劣勢の手応えで負けてしまったので、恐らく長時間の運動には向かないタイプ。ゆくゆくは短距離型に。

 

【C⤵】ショウナンマヌエラ
➡1週前追い切りの時点から、既に折り合いがギリギリで。顎が上がりそうな仕草からは「行かせろ!行かせろ!」という言葉が聞こえてきそうなほど。故に、そもそも2400mへの距離延長へ対応できるフォームには見えなかった。

 

【S⤴】スウィープフィート
➡令和の時代に、まるで昭和のローテを思い出させるような(汗)ここまで何連戦と使い込んで来ていながら、それでもまだ状態面で上があるというのだから末恐ろしい牝馬だ。

正直、追い切り時計を見た時に、メンバーの中で最も「ほぉぉ~!」っと思わず声が出てしまったのが、この馬だ。最終追い切りでは自己ベストに迫る猛時計を記録。しかも今回は加速ラップで締め括っており!1週前追い切りでは馬の後ろに入れて我慢をさせる練習も行い、並んでからは一気に弾けたので。やってきている練習過程も素晴らしい。

ウッドでの長めの時計を出した事がない馬なので、根本的に2400mに対応できる心肺機能が整っているか?の判断は難しいところだが、馬の後ろに入れて折り合いを我慢させる練習は出来ているので、そうしたやってきた練習過程をそのまま実行できる枠順の並びなどになれば問題はないだろう。

 

【B→】ステレンボッシュ
➡正直に言うと、彼女は追い切りでの判断が少し難しい。というのも、レースの最中と追い切りとでは首の使い方が違うからだ。

これは前走の最終追い切りでも感じたことだが、彼女は追い切りだと首に力が入り。実は折り合いがギリギリな部分が散見されていた。それは今回の1週前追い切りでも同じで、コーナーの立ち上がりでは若干口を割ってイヤイヤを見せるなど、戸崎騎手が懸命になだめてブレーキを踏んでいたシーンが強く印象に残った。今まではマイルで2戦連続「1分32秒台」というHペースだったので、上手く折り合えていたが。もし仮に遅いリズムだと折り合いが難しくなるとするなら、外枠を引かされ前に壁を作れない可能性が出て来ると、道中での折り合いに一抹の不安を感じる。

 

【B→】タガノエルピーダ
➡初コンビとなるデムーロ騎手が2週連続で追い切りに騎乗してくれたのは評価したい。尚且つ、2週連続を併せ馬の後ろからしっかり我慢をさせる運びを覚えさせ、直線で抜けて来るという明確な意図を感じる調整メニューを熟しているのも評価する。ただ、肝心のGOサインを出してからは、あまり自ら進んで行かない感じだったので、最後の加速では少し割引。

 

【A↗】チェルヴィニア
➡1週前追い切りで、馬なりの手応えで走る併せ馬に劣勢のまま完敗してしまった時には心配してしまったが。最終追い切りではやっと彼女らしさが戻って来た。前走の状態が悪かった事もあり、それとの比較なら上昇しているのは間違いないが。最も良かったアルテミスSの頃と比べると一歩見劣るイメージだ。

 

【B→】パレハ
➡1週前追い切りでは、サンセットビューを相手に手応えで圧勝。体重の軽い騎手が乗っていたとは言え、81.0-66.1-51.3-36.8秒という区間タイムも自己最速を更新!ただ最後は11.5-11.9と大きく失速してしまっていたので、根本的な心肺機能はまだまだ発展途上なのだろう。

 

【S⤴】ホーエリート
➡2週前追い切り段階から既に原騎手が追い切りでも騎乗すると!中間では猛時計を連発!特に1週前は、馬場の外々から併せ馬の事も外から抜きに行くと、そのまま36.0-22.8-11.2の素晴らしい加速。しかもゴール前ではソラを使う余裕を見せながら11.2秒を叩き出しているので、まだまだ体力には余裕がありそうだ。

 

【S⤴】ミアネーロ
➡追い切りの映像からも分かる通り、非常に大~きな歩幅で走るフォームなので、直線も長く広い東京へ変わることは大きくプラス。それは1週前&最終追い切りで見せた猛時計が示している通りだ。折り合いも抜群で、ゆったりとしたフォームなのに速い時計が出てしまっているというのは、まさにオークスへ向けて理想的な追い切り。

 

【A↗】ライトバック
➡結論から言うと、やっぱり折り合いは今回もギリギリ。ただ、エルフィン&桜花賞の直近2戦連続で、その折り合い面を矯正しながら実戦も戦っていた甲斐もあってか、今回は今までで1番折り合いもましだった。また人気馬でいえばステレンボッシュよりは首の力みはましだったので、桜花賞馬よりも1つ高い評価を与えたいと思った。

 

【B→】ランスオブクイーン
➡水曜日時点ではまだ最終追い切りをしていない。1週前追い切りの時点では、仕掛けられると終い11.2秒の自己最速の上がりをマーク。ただ、そこへ到達するまでの加速はジリジリとした物だったので、一線級相手だとギアチェンジに一抹の不安あり。

 

【A↗】ラヴァンダ
➡中3週で再度の長距離輸送なのにも関わらず!最終追い切りでは【51.1-11.9秒】という速い時計を記録してきた!恐らくこれは、直前で強い負荷をかけても輸送になんら影響を与えないという事が分かったからこその強気の表れ。時計の出し方其の物は長丁場向きの出し方ではないが状態面だけなら前走以上。

 

Q.追い切り1位の馬は?!

➡以上が、最終追い切りまでの調整過程と、行って来たメニューの意図から分かる

各馬の状態面をチェックさせていただいたが・・・!

この中で追い切りBEST5を決めろと言われたら

【1位】スウィープフィート
【2位】ミアネーロ
【3位】コガネノソラ
【4位】ホーエリート
【5位】ライトバック

この順番とはなるが、これはあくまで【追い切りだけ】を評価した部分なので最終結論ではない!

今日話した追い切り診断や、特集の節々で登場した【枠順の並び】なども考えながら

今後の続編で最終結論は発表して行きたいと考えている!

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