▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
アイビスSD 2024 予想
今年だからこその注意点
➡それでは、まず冒頭では「今年のアイビスSDだからこそ!」気をつけなきゃいけないポイントについてご紹介させていただこう!
まず客観的に見て、今年のメンバーで気になったのは・・・!
【54秒台の持ち時計を持っている馬が、たった6頭しかいない!】と言うこと!
しかも、千直競馬に出走した事がある馬は【総勢15頭】もエントリーしているのに・・・!
それでも速い持ち時計を持っている馬は、たった6頭しかいない!
今年は最も遅いメンバー
➡尚且つ、例年までだったら「53秒台後半」〜「最低でも54秒台前半」までの速い時計を持っている馬も参戦している事もあったのに・・・!
【2020年】54秒台持ち「8頭」 最速タイム「53.8秒」
【2021年】54秒台持ち「4頭」 最速タイム「53.9秒」
【2022年】54秒台持ち「9頭」 最速タイム「53.9秒」
【2023年】54秒台持ち「7頭」 最速タイム「53.9秒」
【2024年】54秒台持ち「6頭」 最速タイム「54.6秒」
今年のメンバーは「54.6秒」が最速なので・・・!
直近5年の中でだった最も足の遅いメンバー構成だと言う事が客観的に見てよくわかる!
この2点が大きなポイントに!
➡故に、こうしたメンバー構成だからこそ言えることは、大きく2つある!
1)時計の速さには限界があるメンバー構成だからこそ、現時点での持ち時計の速さは逆に決定的な武器になる!
2)脚の遅いメンバー構成なので、未だ千直競馬を走った事はない「初挑戦」の未知なる馬でも割って入れるチャンスがある!
この2つが、今年のアイビスSDだからこそ注意しなければいけないポイントになると私は考えている!
脚の遅い年なら!
➡その証拠に、54秒台持ちが「4頭」しかいなかった2021年のアイビスSDでは
未だ1000mを経験した事がなかった3歳牝馬の【オールアットワンス】が斤量の軽さも活かして優勝!
そして当時のメンバーでは唯一無二の「53秒台」の持ち時計を持っていた【ライオンボス】が意地を見せて2着に好走していたので!
やはり、持ち時計が遅いメンバー構成の年には【未知なる可能性】や【純粋にこの舞台での持ち時計の速さ】が有効である事がよく分かると思うし!
そしてこの年には、1枠1番からそのまま内ラチ強襲を試みた【バカラクイーン】が、常識破りの走法で3着に爆走もしていた様に!
「枠ゲー」と言われるこのレースだが、脚の遅いメンバー構成の年なら枠のハンデを跳ね返せる可能性が高くなるので!
⚠枠順の並びだけで予想を行うのは危険である事も覚えておきたい!
現時点での注目馬は?!
➡そこで本日の特集では【1.】である
1)時計の速さには限界があるメンバー構成だからこそ、現時点での持ち時計の速さは逆に決定的な武器になる!
こっちのテーマに該当している馬の中から!
ここを目指して事前に休み明けを使って来て!
明らかに、逆算したローテでコンディションを上げて来た、あの馬を取り上げたいと思っている!
そこで指名したのが、この馬だ!
\絶対に買うと決めている!/
叩き2戦目で
スピードを活かせ!
注マイヨアポア
(7人気・石川裕紀人)
【考察】
➡まず彼女の場合で評価したいのは、今年集まったメンバーの中で、1000mでの持ち時計が2番目に速いと言う事。しかもその日付が近1年以内に記録された、新しいものであり!外枠に入った51キロなどの軽量馬を跳ね除けて!
絶望的な【3枠・5番】の内枠のから、一旦大外までライン取りを大きく切り替えるロスがありながら叩き出した時計だったので!内容としては、その持ち時計の数字以上に価値があると私は評価している。
そして、これは昨年の覇者【オールアットワンス】や、大穴で好走した【ロードベイリーフ】などもそうであった様に!この舞台を速い持ち時計で好走できた履歴を持っている馬で、尚且つそのスピードを発揮できる状態にまでコンディションがちゃんと仕上がっていれば、自然と対応できてしまうと言うのが根底にある様に感じている。
その点で彼女の持つ【54.7秒】と言う数字は1つの基準をクリアしており!そして前走は、昨年10月以来となる、約半年ぶりの休み明け初戦だったのにも関わらず!中間の追い切り本数は、たったの4本だけ!しかも、速い時計はたったの「1本」しかやっておらず、馬体重も+12キロと増えていたので!これはもう意図的に捨てレースにして来たとしか思えない!
叩き2戦目の良馬場で!
➡実際にこの中間では、前走時には記録していなかった「51.7秒」を重馬場の中で楽々と馬なりで記録!しかも彼女自身、調教ではあまり普段から速い時計や、併せ馬などを行って来ないタイプなのに!
この中間では1週前追い切りの段階で、併せ馬を大〜きく追走する形から楽な手応えでアッと言う間に並びかけて来るなど!良い意味で彼女らしからぬ、素晴らしい動きとメニューをこなして来ているし、馬体の張りも目立つほど素晴らしく見えた!
確かにここ2戦は苦しいレースが続いているが、先にも申した様に!前走は半年ぶりの一戦なのに調教1本で、馬体重も+12キロで完全に太め残しだったので度外視可能だし!2走前に至っては、不良にまで馬場が荒れた中でかわいそうな内枠を引かされてしまったっていたので!
叩き2戦目の上積みと、開幕週の良馬場へと、条件が一気に2つも好転する今回は逆襲を大いに期待できると私は考えているので、枠順が決まる前からしっかりと推奨させていただく!