激闘の秋がやって来た!
➡遂に、秋の東京開催がやってきた!そして、その待望の開幕戦の口火を切るのは、未だにサイレンススズカの大逃げが色濃く残る【毎日王冠】である。
そして、この一戦を正確に予想には、各馬の今現在のコンディションを正確に把握することが非常に重要となる。
なぜならこのレースには【秋のG1を目標に叩き台として使ってくる馬】と【まずはココで重賞タイトルを掴みたい!】という大きく異なる2つのキャラクターが混在するレースだからである。
このレースへ参戦する
「意図」を知ろう!!
➡故に、休み明け初戦で出て来る人気馬が足元をすくわれるシーンがあるとすれば、昨年のソングラインやシュネルマイスターが1着を取り溢し!
未だG1にすら出走したことがなかった伏兵のエルトンバローズに下剋上を食らってしまった様に・・・!
そういうパターンでの波乱には注視したい。
だからこそ、今現在の各馬の状態を正確に把握することが急務であり!それを元に、どんな意図(目的)を持ってこのレースに参戦しているのか?を正確に読み切る必要があるので、今回はこの様に追い切り診断から配信させていただいた。
追い切りBEST5
➡では結論へと入ろう。今年の毎日王冠へ向けて【まずはココで結果を出したい!】という強い意欲を持って参戦して来ていることを強く感じた「追い切りBEST5」は下記の通りだ!
(※これは最終予想ではありません。あくまで追い切り過程を評価したランキングですので、最終的な◎本命馬や相手馬は、これらの過程を踏まえた上で、また後日に公開させていただきます。)
【1位】エルトンバローズ
➡1週前の時計は併せ馬の事を外から抜き去って来たコース取りなどを考えても、惚れ惚れする様な凄まじい動きだった。尚且つ、79秒台という時計は昨年のG1マイルCSで4着に奮闘した時以来の「自身第2位」の速い時計であり!当時は最後の最後で失速ラップだったことを考えると!14.8-13.7-11.3-11.1と最後まで加速ラップだった今年は、内容としても素晴らしい。
【2位】ニシノスーベニア
➡元々、速い時計を出すタイプではあるが、50.4秒は自身第3位の速い時計であり!50秒台-35秒台-22秒台-11.3秒という区間タイムの並べ方は【自己ベスト更新】なので!部分的に速いわけではなく、後半まで長く速い速度を維持できた内容は好感が持てる。
【3位】シルトホルン
➡コンスタントに使っては来ているが、9/25日に出した4F51.5秒は、直近1年の中では4番目に速い時計であり、そのまま最後まで加速ラップのまま「終い11.3秒」で締め括っているので、ガれている印象は受けない。
【4位】オフトレイル
➡追い切りはそれ程動くタイプではないので、長めからこれだけ出来ていれば十分。むしろ、スタート直後から序盤戦にかけては置いて行かれる脚の遅さを考えれば、若干行きたがる仕草を見せているくらいが、むしろ丁度良いだろう。
【5位】ヨーホーレイク
➡格下のハーパーに劣勢の手応えのまま遅れたり、この中間は2週連続で併せ馬には遅れてしまっているので、見た目の映像には良く見えない部分もあるが。ただタイムをみてみると、直近までと同等の数字が出ているので、最終追い切りで道中からのスピードの乗り、そして追われてからのギアチェンジが上手くいけば、ここでも通用するコンディションに仕上がるだろう。
これらのランキングからもわかる通り、やはり伏兵程「まずはここで結果を出したい!」という強い意志を持って参戦して来ているのが良くわかる。
実際、ここにはローシャムパークやシックスペンスの名前はない訳だから、彼ら伏兵が東京1800mに対し高い適性を持っていたとしたら・・・
そのまま状態の良さで1着を奪われる可能性は考えられるので、去年の様な結果になってしまったとしても驚けない状況であることは注視しておこう。
故に、ココから先での◎本命馬や、相手選びにはそう言った過程もしっかい踏まえた上での結論を出して行きたいと考えている。