スプリンターズステークス 2019【名馬列伝】全ては、一つ一つの積み重ね。それをやってきた者だけが持つ「信頼」という武器。

▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎

 

 

スプリンターズステークス 名馬列伝

信じて、駆けろ。

『一つ一つを、積み重ねて。』

スプリンターズステークス 2019

 

 

 

私は今でも覚えている。「最初から速く、最後まで速く。」と願うスプリンターらしく、彼女の名前が   突如として名を轟かせた、あの激闘の1年を。

 

けれど僅か1分足らずで確定する、その電撃戦とは裏腹に、彼女の駆け抜けた軌跡は、地道な積み重ねの連続だった。

年内10戦目、キャリア20戦目でようやく辿り着いた決戦の地。その開戦を告げる汽笛が、越後にこだまする初めてのG1ファンファーレとなった。

 

迎えた新潟の直線。逃げ粘るショウナンカンプと差してきたアドマイヤコジーンのその間。2頭の間から強気に割って入ろうとするビリーヴだが・・・

 

直線で挟まれ万事休す!!

 

しかし、長い階段を一段ずつ、積み重ねて登ってきた彼女はこれしきのことで慌てなかった。

 

スッとラチ沿いへ切り替え、火花を散らす2頭をあざ笑うかの様に、自分自身を信じることを辞めなかった4歳牝馬が最内から矢の様に突き抜けた。

 

奇しくもこれが、同年に急死した偉大な父サンデーサイレンスへ掲げる追悼レース。日本競馬を大きく変えた革命者の産駒として初のスプリントGI勝利であった。

 

競走馬が魅せてくれる可能性に、我々はいつまでも夢を見る。彼女が教えてくれたのは「自分自身を信じる力」。過去の失敗も、成功も、全てが今の自分の血となり肉となり、このターフを蹴る力に変えてくれている。

 

 人も競走馬も、突然と強くはならない。

全ては、一つ一つの積み重ね。

それをやってきた者だけが持つ

「信頼」という武器。

 

その揺るがぬ強さを彼女は   私達に教えてくれた。

 

(作:真田 幸太郎)

 

▼2002年 スプリンターズステークス ビリーヴ

 

 

 


 

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