安田記念 2020【データ】モーリスも負けた！「１強」+「少頭数」の安田記念で、注意すべきポイントとは？！

＼推奨馬／

アドマイヤマーズ

(６人気・川田将雅)

【考察】

⇒ではなぜ？今年の1強＋少頭数の安田記念で、アドマイヤマーズを指名したのか？

無論、マイルG1で3戦3勝のパーフェクトもすごいですが、その中でも最も高く評価したのは、前走の香港マイル…の！

内容です！

 

世界のマイル王、凱旋！

⇒なぜなら、何度も言う様に今年の安田記念での最重要ポイントは、アーモンドアイが参戦する事によって、通常の安田記念とは違い、

1強＋少頭数の安田記念と言う異例なメンバー構成になってしまっている。

フルゲートのG1と少頭数のG1とでは、立ち回りの上手さや求められる適性は異なる。

そして、このアドマイヤマーズが優勝した去年の香港マイルも、1強＋少頭数のマイルG1だったのだ。

 

ここが例年との違い！

 

⇒本来、フルゲート18頭立てで人気も程よく分散している通常な安田記念なら、道中の流れも速くなるので1200mや1400ｍでの実績が必要な程、道中は高いトップスピード能力が必要になります。

が、恐らく今年の安田記念では、その要求値は下がるでしょう。

なぜなら、実際に香港マイルもそうであった様に、「逃げない1強」＋「少頭数のメンバー構成」では、基本的に競馬とはスローになるケースが多い。

そして、アドマイヤマーズの良さが遺憾なく発揮できる条件こそが、その香港マイルで勝った時の様に、前半はゆったりとした流れの中で、後半は全て11秒台の超加速ラップの中を、渋太い脚で抜け出す！というスタイルです！

そして何より、あのスプリント大国「香港」の地で、当時の絶対王者ビューティージェネレーションの３連覇という夢をも打ち砕き、

「世界のマイル王」の座を奪い取った、その実力は侮ってはならない！

 

Q.ではタイムは遅かったのか？と聞かれれば

 

いいえ！

そんな事はありません。

 

記録尽くしのタイトル！

⇒むしろ彼が叩き出したレースタイム【1:33.25秒】と言う数字は、過去10年間では最速タイム！

これが、どれだけ速い時計だったか？を、日本の競馬ファンに分かりやすく説明するならば、あくまで参考程度の比較だが・・・

あのモーリスが優勝した年の香港マイルですら「1:33.92秒」だったのだから、あくまでタイム上だけの比較だが☆アドマイヤマーズは、モーリスよりも、同じコースで0.6秒以上も速かったことになる！！

あのスピード大国の香港G1で、優勝しただけでも凄いのに、タイムまで過去10年間で最速を叩き出せるのだから、彼がマイルではどれだけ強いのかがよくお分かり頂けるはずだ！！

ちなみに、数多くの日本馬による「香港マイル」への挑戦の中で、若き３歳という年齢で優勝したのは、この☆アドマイヤマーズ１頭のみ！！

そして、その前走の香港マイルでは、今回の安田記念で２人気に支持されているインディチャンプにも勝っている。

アーモンドアイを一旦抜きに考えて、「インディチャンプが１人気の安田記念」と仮定すれば、☆アドマイヤマーズの単勝オッズが、どれだけ美味いかがお分かり頂けるはずだ！！

 

 

調教メニューが物語る！

⇒また、休み明け初戦の部分を懸念されているファンも多いと思うが、私達はそこまで気にしていない。なぜなら、この安田記念へ向けての乗り込み量は、既に10本以上を消化しており、過去最多の本数を走り込んでいる！！

 

その本気度は、彼が唯一無二、マイル戦で負けてしまった富士ステークスへ向けての追い切りメニューと比較していただければ一目瞭然！！

 

ご覧の通り、負けた富士ステークスと今回の安田記念へ向けては、同じコース、同じ距離、同じコンディションだったにも関わらず、

その調教メニューの中身は・・・全くの別物！

 

東京マイルの三拍子！

 

⇒そして、彼を支える血統背景も抜群で、まず、お父さんダイワメジャーは言わずもがなトップマイラー。そして早熟傾向が強いサンデー系だけに、４歳馬なら早い時期に勝った方がお得！後にとっておいても何の意味もない。

また、母父Medicean(英)のお父さんMachiavellian(米)の血統には、一つ特徴的な買いポイントが存在し、それが、このMachiavellian(米)の血統は、牝系に入った時は全体的に高速適性を高める役割を果たす事が多い！

だかこそ香港マイルで、あの高速時計を叩き出せたのだろう。

 

そして、母の母父Singspiel(愛)は、この安田記念では相性抜群のローエングリンのお父さんであり、そのローエングリン産駒での安田記念と言えば、2016年に８人気で１着、2017年も８人気で２着と、２年連続で爆走したロゴタイプが挙げられる！！

 

 

そんなロゴタイプにも、Singspiel(愛)の血は当然流れており、東京のマイル戦を勝つために必要な、

「初め良し」「中良し」「終い良し」

 

この三拍子が揃った、この安田記念に相性抜群の「勝負のギア比」を☆アドマイヤマーズも持っているということで、彼の生まれ持ったこの血統パッケージは、まさしく

 

「マイルを勝つために生まれてきた！」

 

と言っても過言ではない程の、勝負のギア比を隅々までに持っているパッケージなのである！！

だからこそ、この人気のなさは舐められすぎ！！

アーモンドアイを抜きにして、インディチャンプが１人気の安田記念と仮定すれば、勝つのはインディチャンプではなく、☆アドマイヤマーズだ！！