▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
AJCC 2022 予想
AJCCの2200mとは?
➡さて、昨年の12月から使い続けてきた中山競馬場も・・・!
いよいよ今週末でグランド・フィナーレを迎える!
そして、その最終戦の舞台で行われる重賞なのが
この【G2・AJCC】
最大の敵が?!
➡故に、このAJCCでの最大の敵は・・・
「昨年からのダメージが積もりに積もった」この現状の馬場であり!
この「AJCCの2200m」という舞台と距離では・・・
いつも以上にスタミナを酷使しやすい設定条件なのだ!
欲しい武器と才能
➡それ故に、先に結論から言ってしまうと!
このAJCCで最も欲しい武器と才能というのが・・・!
今回の距離以上の重賞でも、
既に勝負できていた実績で!
最後までラストスパートを保てるだけの
「ガソリンタンクのデカイ馬!」
これは最低限の武器として持っていて欲しい!!
近々のメンバーでも!
➡事実、ここをステップにAJCCと、3000mの阪神大賞典を!
2戦連続で力強く走り抜けた「シャケトラ」を筆頭に!
【2021年】
1着:アリストテレス
3000m菊花賞・2着
2着:ヴェルトライゼンデ
2400mダービー・3着
3着:ラストドラフト
2500mAR共和国杯・2着
【2020年】
1着:ブラストワンピース
2500m有馬記念・1着
2着:ステイフーリッシュ
2200m京都新聞杯・1着
【2019年】
1着:シャケトラ
2500m日経賞・1着
2着:フィエールマン
3000m菊花賞・1着
御覧の通り、近々3年間のAJCCにて馬券に絡んだ
6頭/9頭は
既にこのAJCCよりも前に!
今回の距離以上の重賞でも既に戦えていた実績を元に!
最後までラストスパートを保てるだけの「ガソリンタンクのデカさ」を証明済みの面々ばかりが活躍していた!
タフな馬場での戦い!
➡やはり、既に昨年の12月から連続で使い続けている事で…
路面状況はかなり悪化しているので!
それが連続開催の最終戦ともなると、ただ単純に
「前が有利」だとか、「外が有利」だとか、そう言う単純な話ではなく!
まずは体力がなければ話にならない!
厄介なコース形態
➡ましてや、そんな過酷な路面状況に加えて厄介なのが・・・!
このレースは外回りコースを使用すると言うこと!
中山の外回りは、ほぼほぼ3コーナーなど無い様なもので!
2コーナー奥を立ち上がって来るとそのまま一気に、直線的に4コーナーへ目掛けてスピードアップがしやすく!
尚且つ、その「直線的に走れる区間」と言うのが…
そっくりそのまま
「下り坂の区間」でもあるので!
内回りコースを使用するレースよりも・・・
かなり「持続力」が問われるロングスパート戦なリズムになりやすい!
タンクのデカさは必須
➡だからこそ、【タフな路面状況】+【コース形態】この2つの足し算が成り立つ事によって!
ガス欠に成らないだけの【豊富なガソリンタンク】を持っている事を
既にちゃんと証明していないと、
戦える権利がなくなってしまう!
それが【AJCCの2200m】という距離だと私は思っている!
となると、体調面も重要だ!
あのG1馬ですら
➡それこそ菊花賞馬のフィエールマンですら、1着を取り溢してしまうなど!
いくら強い馬とは言え、、、
激走後の反動で、まだ疲労が残っていたりして!
その「身体」を余す事なく使い切れるコンディションになっていなければ!
肝心な「体力の搭載量」と言う武器を
使い熟すのが難しくなってしまう!
特に今年の場合!
➡その点で行くと今年の場合には!
「オーソクレース」という1頭強い4歳馬がいる!
確かに、実績面で言えば2200mのセントライト記念でも3着。
3000mの菊花賞でも2着に好走するなど!
このAJCCの2200mで必要な、今回の距離以上のスタミナを保持している事は十二分によくわかっている!
ただし!既にお気づきの通り!
菊花賞組の成績が
➡昨年、舞台が阪神の3000mへと移ってしまった「あの菊花賞」を使ってしまった面々が・・・
タイトルホルダー
→有馬記念5着
ステラヴェローチェ
→有馬記念4着
アサマノイタズラ
→有馬記念16着
ヴィクティファルス
→中山金杯13着
軒並み次の重賞レースでは着順を落としている通り!
ましてや、その菊花賞を制覇した
タイトルホルダー自身が脚を故障!
逆に!菊花賞を使わなかった「エフフォーリア」と「ヨーホーレイク」が
それぞれ有馬記念とG2日経新春杯を優勝したように!
如何に菊花賞自体が過酷なレースであったかは火を見るよりも明らか!
元々彼自身が・・・
➡元々オーソクレース自身も、足をケガしていた経緯もあるように!
あのタフな菊花賞から、まだ間隔が詰まっている中で迎える
【AJCCの2200m】という事になると
彼を1着固定で心中するのは少し怖い…
であるならば!
➡であれば!先週の【G2・日経新春杯】にて!
◎ヨーホーレイクを1着固定にし、単勝1倍台の人気だったステラヴェローチェをあえて2着へと評価を落としていた
必殺の【馬単勝負】のように!
彼が1人気に支持されているのであれば、2着や3着になったケースへの
馬単や3連単などで攻めていく方が、配当的には面白い!
セットで欲しい武器
➡故に、このAJCCで狙いたいのは
1)まず、今回の距離以上の重賞で、既に戦えていたガソリンタンクのデカさ!
2)その搭載されている体力を、最後の一滴まで絞り出せる良いコンディションに整っている事!
この2つが最低でも必要であると考えている!
そこで、今回我々が注目している体力自慢が・・・!
この馬だ!
\予告の本命馬/
◎キングオブコージ
(4人気・横山典弘)
【考察】
➡さぁ、スタミナ自慢のお出ましだ!
その強心臓と、歴戦の中で鍛え上げてきた肉体で
古豪の存在を見せつけろ!
そう高い期待を持って、あえて強気に宣言しておきたい存在なのが、
この◎キングオブコージだっ!
4強の中で唯一無二
➡まずは何と言っても今年の「4強メンバー」の中で
オーソクレース
ポタジェ
ボッケリーニ
キングオブコージ
既に今回の距離以上の重賞を勝ち切っているというスタミナ自慢は
2500mのG2目黒記念を制覇した、
このキングオブコージ1頭のみ!
まずはその観点からで言っても、1つの強調材料として推奨させていただきたい!
あえて関東のG2を!
➡また、関西馬である彼の場合!!
同じく2200mのG2が、地元関西である中京競馬場で行われていたのに!
あえて先週のG2・日経新春杯を蹴ってまで、
関東へ遠征してくるあたり!
ここは明確な意図を持って狙って来ているとしか思えない!
先週のG2でも活躍!
➡そして!その先週の【日経新春杯】といえば!
同じく前走【G3・中日新聞杯組】の中から
「ヤシャマル」がG2日経新春杯でも
3着に突っ込んで来るなど!
やはり、あの中日新聞杯組の中からは、あのレースにおいて自身のキャラクターが・・・
コース形態や条件に合っていなかったメンツの反撃には
注意しなければ成らない!
前走の内容にしても
➡元々、隊列の外外を回されたらキツイ競馬場にて
外枠【8枠16番】からのスタートによって、レースの組み立て型で選択肢が残されておらず・・・
思い切って序盤から出して行くしかなかった。
それが結果的に最後のゴール前で
甘くなってしまった要因であり
あれが彼の実力によるモノとは思っていない!
スタミナを駆使して!
➡そもそも、母父に「Galileo」を直接内包している彼にとって
開幕2週目の良好な馬場コンディションの中で行われた2000mでのスピードレースでは
距離が短かったのは一目瞭然!
ただ今回のAJCCではそれが一変!!
【タフな路面状況】+【コース形態】
この2つの足し算が成り立つ事によって!
もっともっとスタミナの削り合いになる、この「AJCCの2200m」であれば
彼の真骨頂が見せられる!
動きにもキレが!
➡そしてこのAJCCが、長期休養明けからの叩き3戦目での参戦であり!
レースを使う中で、確実に彼の闘争心にも火がついて来ており!
1月6日(木曜)栗東坂路
51.7-37.4-24.4-12.2
(14.3–13.0–12.2–12.2)
年明け早々には、栗東の坂路でこれだけの猛時計を叩き出し!
1週前追い切りでは日経新春杯に参戦した「牝馬クラヴェル」との併せ馬を行っていたのだが・・・
気持ちが宿った動き
➡これはあくまで個人的な感想だが、追走していたクラヴェルに対し
「速く来いよぉ~!先に行っちゃうぞ!」
と言わんばかりに、ずっと彼女が追いついて来るのを待っていたかのようで!
彼女が馬体を併せると一気にストライドを伸ばし加速していった姿からは
心身ともに、以前までの躍動感が戻って来た!と、感じ取れる動きをしていた!
その闘志を信じて!
➡確かに調教師も言うように、気持ちが入り過ぎているところはあるかも知れないが
ただ逆に考えれば!
「長期休養を経験した6歳馬」という彼のキャラクターを考えれば、
気持ちが沈んでいたら勝負に成らないので!
心身共にエネルギーが満ち溢れている今の彼こそを!
今回のAJCCにて【馬単】と【馬連】、そして【3連単フォーメーション】でも1着で攻める