＼私はあなたに魂を預けます！／

今回も、
私はあなたに魂を預けます！
単勝でも、馬連でも
全てを任せたい最強女王！

◎スルーセブンシーズ

(６人気・池添謙一)

【考察】

➡もう、なんの迷いもございません。既に私は、今シーズンに入ってから彼女が出走した全てのレースで【不動の存在】として、ずっと彼女の事を推奨し続けており！

重賞初制覇を達成した【中山牝馬ステークス】の時も！今年の【G1宝塚記念】で10人気ながら２着へ爆走した時も、私は彼女のことを大々的に推奨し！見事に馬連２点勝負で、11万を届けてくれた立役者でもあるので！

正直彼女に関しては「私が指名せずにどうするんだ！」と言えるくらいに、彼女の個性と、その才能がハマる条件については熟知している自負があるので！今回も迷わず指名させていただく！

確かに今回は、凱旋門賞からの帰国初戦になるので！このローテーションだけが不安視されていると思うが！ここも正直に言うと、私は帰国直後の【１本目】の追い切り時計を見た時に「マジかっ？！」と、思わず声を大にして笑ってしまったことを今でも覚えている。その時計がこちらだ・・・！

不安を吹き飛ばした１本目

➡かく言う私も、やはり前走からの反動や、長旅の疲れというのは心配していたので・・・！「どんな追い切り過程で有馬へ向かっていくのか？」を非常に興味深く観察していたのだが・・・！そんな心配など、この【１発目の時計】で全て吹き飛んだ！

【12月07日】南ウッド（馬なり）
85.7-65.8-50.1-36.0-23.2-11.3
（19.9-15.7-14.1-12.8-11.9-11.3）

なんと、美浦に戻って来てから１発目の追い切りで、イキナリ自己ベストに0.2秒差にまで迫る【自身２位】の素晴らしい時計を叩き出してきたのだから、本当に恐れ入った。

しかも、４ハロン50.1秒という驚愕な時計を記録しながら、最後の上がり３ハロンも（12.8-11.9-11.3）ほぼ１秒ずつの加速ラップで走れているのだから、本当に素晴らしいの一言だった！

完璧な１週前追い切り

➡そして、その状態の良さを裏付ける【トドメの一発】になったのが、１週前追い切りで記録してきた・・・（汗）

【49.8秒】という自己ベスト更新である！

２週前追い切り【12月07日】南ウッド（馬なり）
85.7-65.8-50.1-36.0-23.2-11.3
（19.9-15.7-14.1-12.8-11.9-11.3）

１週前追い切り【12月13日】南ウッド（馬なり）
81.2-64.1-49.8-35.9-23.1-11.4
（17.1-14.3-13.9-12.8-11.7-11.4）

しかもこの時計の凄いところは４Fだけじゃなく！６Fの【81.2秒】という時計でも自己ベストを更新しているのだから、本当に凄い！それでいて、３ハロンでも35秒台を叩き出し、最後の最後まで綺麗な加速ラップで締め括っている様に！１週前追い切りの時点で、自己ベストを更新できる状態にまで仕上がっているのなら！海外遠征の疲れなど心配しなくて良い！

同じ勝負服だけに、この現象を私独自の専門用語で言うと【リスグラシュー現象】と名付けている！リスグラも、海外を経験して本当に強く逞しい女性に成長したが！それは、この◎スルーセブンシーズも同様だ！

本当に強く逞しくなった

➡宝塚記念へ向かう前の段階で「既に手が付けられないほど状態が良くなっている！」と思ってはいたが・・・！あの頃よりも、更に馬体が逞しくなり！それに比例して、楽々と速い時計も出るようになってきているので！これはもう名実ともに【覚醒の領域】へ入って来たと強く感じている。

実際にそれは「レース本番の上がり３ハロン」にも現れており！例えば、中山牝馬Sにおいても、直線に急坂がある事で、本来は失速戦になりやすい「タフな中山」で、上がり２位の馬に0.6秒もの差をつけた【33.8秒】という異次元な末脚を記録できた時点で、そのフィジカル面での成長をまざまざと感じる内容であり！

その進化した脚力は、次の【宝塚記念】でも発揮しており！なんと当時のレースでは、あの【イクイノックス】を0.2秒も上回る34.6秒の上がり最速を記録していたのは、このスルーセブンシーズだったのである！

この様に、フィジカルが強化されたことによって！昔は苦手にしていた長距離輸送でも、今は崩れなくなっており！その事については、世界最高峰の【凱旋門賞】で４着に入った実績でもしっかりと証明している！

凄い時計だった凱旋門賞

➡ちなみに、これは手元のストップウォッチ計測なので、正式なタイムではありませんが！彼女が凱旋門賞で記録した上がり３ハロンは【33.7秒】を記録しており！ラスト100mに関しては、なんと驚愕の【10.8秒】を記録していた！

もちろん、前半のペースが緩かったので、かなり極端な瞬発力勝負になっていたことは事実だが！そうは言っても、あのタフなフランスの馬場で、これだけの脚力を使えるまでに成長しているのだから、これは文字通り馬が覚醒の領域に到達していると言って良いだろう。

確かに彼女の場合は、まだ2400m以上の距離では勝ち星はないが、それはリスグラシューやクロノジェネシスも同様だったし！

一気に２キロも軽くなる

➡そもそも、あのフランスの凱旋門賞を【牝馬で58キロ】つまり牡馬換算で言うなら60キロ相当という重たい斤量を背負った状態でも４着に好走しているのだから！そこから２キロも軽くなった56キロで出走できるのだから、体への負荷は相当楽になるだろう！

昔から【目には目を、歯には歯を、グランプリにはグランプリホースを!!】と言われてきたように！同じく非根幹距離で行われた宝塚記念で好走した馬は、有馬記念でも同様に注意が必要な「関連性が強い」レース同士なので！

そこで、世界のイクイノックスを上回る上がり最速の末脚も使って、世界No.1ホースをクビ差まで追い詰めた彼女の実力には注意したいし！そもそも、非根幹距離では（２–２–１-０）好走率100％の実績も既に持っているので！

疲れを残しているどころか、今はもう完全に覚醒の領域に突入しているのなら！彼女が刻む魂のラストランを、共に堪能できることを心の底から幸せに感じながら！最後の熱い勝負を全身全霊で堪能したいと思っている。