＜目次＞

◆決意の◎本命を公開！

◆トラックバイアスには要注意！

◆重要人物２人が語るコメント！

＼私はあなたに魂を預けます！／

魂の叫びを見せてやる！

15番◎スルーセブンシーズ

【あえて単勝も狙う】

【考察】

➡まず初めに結論から言うと、彼女と共に真っ先に勝負したいと思った券種は【単勝】です。と言うのも、今年の有馬記念は「追い切り過程」で高い評価を与えた馬が【外枠】に入り！逆に、少し調子を落とし気味に映った馬が【内枠】に入るなどなど！ご覧の様にアッと驚く枠順となってしまったので！

正直、条件が完璧に揃った馬は「１頭もいない」と言う戦況になったと率直に感じている。実際に、その”雰囲気”と言うのは、想定の単勝オッズにも現れており！有馬記念と言うファン投票がベースのレースにおいて、１人気でも単勝で４倍〜５倍と言う高配当になっている。

ならば、例え「０か？」「100か？」と言う、伸るか反るかな馬でも良いから！とにかく、１着を想像できた馬と共に心中すべきだと考えた！だからこその【単勝】なのである。

加えて、この枠順からスタートする有馬記念だと、本当に展開のアヤ１つで、どんな結果になっても驚けないので！「せっかく本命が１着に来たのに２着が居なくて外した！」と言う最悪な事態だけは絶対に避けたい！故に、心中すると決めた「１頭」だけでも完結する馬券でも勝負すべきだと考え！いつも通り、馬連でも勝負はするが、これだけ戦々恐々として来た有馬記念だからこそ、あえて１番厚めに張るのは「１着を言い当てる予想」で勝ちに行きたいと考えた！

 

枠と馬場について！

➡では次に、この【枠順】と【トラックバイアス】に対する見解も申し上げよう。先にも申し上げた様に、全体の並びで見渡した時には、完璧な馬は１頭も居ない有馬記念になったので！それだったら逆に、中途半端な内枠に入るよりも、かえって極端な枠の方が良かったと思っている。

と言うのも、これは直近の【宝塚記念】と【凱旋門賞】でのレース映像を見返していただければ一目瞭然なのだが・・・！確かに、どちらのレースも最後は器用に馬群を抉じ開けて”好走”はしていた。ただし、１着と言う部分で振り返った時には、完全に脚を余す形で負けていたとも言える。

なぜなら両方とも「内枠」が仇となり！直線では１回も外へ出す事ができず、満足にアクセルを全開にできないまま終わってしまったからである。

特にそれが顕著だったのが、前走の【凱旋門賞】での４着で。あの時は、優勝した「エースインパクト」に騎乗していたCデムーロ騎手が、スタート直後の向正面から、ずっとスルーセブンシーズのことを徹底的にマークしており！常に行く先々で外へと出れない様に強烈なブロックで進路を塞ぎ！

 

トラックバイアスにも注意

➡そのまま最後の直線でも、スルーセブンシーズが外へと追い出そうとした時に、外へと出れない様に進路を塞ぎ、窮屈な馬群の内側へと追いやられてしまったので・・・！推定上がり【33.7秒】の末脚と、ラスト200mに至っては、驚愕の【10.8秒】の鬼脚を使っているのに、直線入口で踏み遅れてしまった分、最後は脚を余して１着を獲りに行けなかった。

確かに、道中はその”内枠”のお陰で、馬群の中で体力を温存する事に成功していたとも言えるので、体力に心配があるのなら今回も内枠の方が良かったかもしれない。ただし、今回の彼女は本当に状態が良いので！例え「０か？」「100か？」という無謀な選択であっても、１着を奪いに行くなら、外へと出して思いっきりアクセルを全開に出来た方が良い局面であると感じていた！よって、いつでも外へ出せるこの８枠は、彼女の脚質で考えればかえって武器になると考えている。

無論、スタートしてからずっと１番大外を走っていては流石に体力が保たないので、何処かで１回は誰かの真後ろに入りたいが。幸いなことに、同じ勝負服で状態も良い【タスティエーラ】がすぐ近くの枠に入っており！ムーア騎手の戦法を考えると、恐らくある程度はスタートで出して行くと思われるので、彼の真後ろやその近くを確保する事ができれば、前方の進路も詰まること無く進める事ができるだろう。

⚠また、注意しなければならないのが、現状の中山競馬場の【トラックバイアス】についてだ！

 

先週は８枠が２連勝！

➡確かに、今年の冬は暖かい気温が続いた為に芝へのダメージが少なく、例年以上に時計も速い。その結果、先週土曜日の【G3ターコイズS】では、この時期としては珍しく内前で決まっていた。

ただし、ここで注意が必要なのは・・・！先週の土曜日は、まだ「稍重」だったということ！

ご存知の通り、稍重で濡れている時の中山は、馬場の内側から乾いて行くので、基本的には内＆前が有利になりやすい！しかし、これが完全に乾き切った後の【良馬場】では、傾向がガラっと変わってしまうという事は注意しなければならない！

中山11R（芝1800ｍ）【大外９列目】＆【内５頭目】＆【内４頭目】で決着。
中山12R（芝1800ｍ）【内５頭目】＆【内４頭目】＆【内３頭目】で決着。

実際に、良馬場へ回復した日曜日の芝レースでは！中山11R【ディセンバーS】と中山12R【最終レース】で、どちらも共に大外に入った【８枠】の馬が２連勝を達成している！しかも、メインレースで行われたディセンバーSを優勝した【◎ロングラン】は、直線最後尾の大外から差し切っており！２着、３着へ好走した馬も、最後の直線では内ラチから「４頭分～５頭分」も開けた場所から好走していたので、明らかに土曜日のターコイズSとはトラックバイアスが明確に変わって来たこと既に示していた。

 

馬体重にも注目したい！

➡正直「前が有利か？」「後ろが有利か？」については、タイトルホルダーのペース配分次第なので、そこは断言し辛い部分もあるが。ただ少なくとも、馬場の【内】と【外】では大きな差がない「フェア」な馬場コンディションであると私は確信を持っているので！４コーナーまでの組み立てさえ問題なければ、直線では気持ちよく外へと出して末脚を使うことはなんら不利ではないだろう。

以上の内容から、これまでの経緯を総合的に判断すれば【彼女の８枠】は、決してネガティブな部分ばかりではないので！例え「０か？」「100か？」でも、１着を奪いに行けるイメージが沸く馬なのであれば、そこは菊花賞での【◎ドゥレッツァ】と同じように！枠ではなく、馬の能力値で素直に勝負するべきだと考えた！

そして最後に、最も強調すべきなのは【馬体重の数字にも現れた状態の良さ】だろう！もう本当に、この一言に尽きると思っている。なんと、調教後の馬体重で既に「470キロ」もあると言うことは、宝塚記念の時が「446キロ」だったので、既に現時点で＋24キロと言う凄まじい成長力！

無論、この後で美浦からの輸送を控えており、輸送では一般的に10キロ程度減るとされているので、恐らく460キロ程度で出走するだろうと考えられる。それでも尚、あの宝塚記念から「＋10キロ〜14キロ」で出走が恐らく可能であると思われるので・・・！こうれはもう、名実ともに【覚醒】していると言って良い。

 

単勝＆馬連で勝負だ！

➡実際に、その状態の良さについては、最終追い切り後に語った尾関調教師のコメントに現れており！「思ったより時計が出ていたと思います。乗り手もこんなに時計が出ているとは思わなかったそうです。」（via:中日スポーツ様）と語っており！狙わなくても、自然と速い時計が出てしまったと言うのは、完全に調子が良い証拠でもある。

また、彼女に対してはもう１人、非常に興味深いコメントを残していた「重要人物」が存在する。それが【キャロットファーム】の秋田代表が、中間のインタビューで語った言葉だ。

「中山牝馬Sを勝ったときに、今年の最大目標は有馬記念だと思いました。」（via:サンスポ様）と、非常に興味深いコメントを残されていた！

私もてっきり、凱旋門賞が最大目標だと思っていたが、本当の狙いは有馬記念だったとのコメントを代表が口にされているので、これは驚き！しかもそれを、３月に牝馬限定のG3を勝った時点で、12月のG1有馬記念のことを考えていたのだから、如何にここを目標に、逆算して体作りを徹底的に行って来たか？がよく分かると思う。そしてそれは現に、既にタイムとなって現れてもいるので！今年の有馬記念では彼女と共に、悔いの残らない大勝負を【単勝１点】＆【馬連】をメインに勝ちに行く！