＜目次＞

◆小倉に潜むコース形態の恐ろしさ

◆昨年の勝ち馬にしても！

◆本命第一候補とは？！

＼本命第一候補／

注スティクス

(８人気・幸英明)

【考察】

➡️意地は貫いてこそ意地だ！

確かに着順の上では汚れているが！

例えどんなに惨敗しようとも、ここまでずっと徹底して

逃げるか、遅くても２番手から！

ぶっ飛ばして行く戦法を徹底しているところに感銘を受けた！

 

明確な敗因があり

➡確かに、今年に入ってからは「全て２桁着順」に負けてしまっているが、どれも敗因があり！

今年初戦の「北九州短距離S」では、ズタボロ馬場で完全なる外差し馬場だったので、そこを逃げては展開不向き。

続く２戦目は、そんなタフな馬場からは一変、高速馬場への急激なシフトで、しかも前走の疲れが残っている中でのHペースだったので、リズムが整わず苦戦をしてもしょうがない。

そして前走は初めての「新潟直線競馬」で、しかも馬場が痛んでいた中で３枠６番の内枠から逃げたのでは、息切れしてしまうのも無理はない。

 

着順より内容を！

➡元々、逃げ馬というのは、他の脚質の馬と比べてもその性質上・・・！

「圧勝か？」「惨敗か？」
という両極端になりやすいキャラクターなので！

逃げ馬の時こそ重要なのは「着順」ではなく「内容」で判断するべきキャラクターなので！

 

この様に、明確な敗因がある中で、それでも自分の戦い方を常に貫いてきた彼女の戦歴は評価できる！

しかも、今回のCBC賞へ向けて！

前走の1000ｍ直線競馬でも「逃げる戦法」を
貫いてきた意味は大きいと思っていて！

 

Hペースの経験値

➡彼女が序盤で作り出した「前半32.5秒」という区間タイムは・・・！

今年のメンバーは、誰も前走で記録したことがないHペースなので！

ここも枠順で不利がなければ、十二分に自分のスタイルに持ち込むことは可能で！

既にこのコースで【１分６秒台】の持ち時計を持っていることも非常に強み！

 

人間で例えると

➡これは「人間の100ｍ走」でもそうだが、スタートから全力疾走で走り続ければ！

当然のことながら、心肺機能面的にはかなりの負荷が掛かるので、

そうした「高い心拍数になってからの粘りの経験値」というスタミナも同時に必要になってくるコースでもある！

なので、夏競馬の終盤で行われる【G3・北九州記念】では、

前走で新潟1000ｍ競馬の【G3・アイビスサマーダッシュ】を経験してきた馬が、しばしば穴を開けるのも同じ理屈で！

速い流れに便乗できる道中のスピードセンスと、高い心拍数の領域に入ってからでも、最後までスピードを落とさずに走れる経験値と能力は必須な舞台設定と言えるだろう！

 

強かった一戦が

➡実際にその走り方で「強かったな」と思うレースが、昨年７月の１勝クラスでの勝ち方で！

奇しくもこの時も同じ小倉1200ｍでの一戦だったのだが、小雨がぱらつく中で記録した

【1:06.9秒】は非常に優秀なタイムであり！

自身が逃げて作り出したラップが

前半：32.4秒　　後半：34.5秒
11.5-10.2-10.7-11.3-11.0-12.2

という厳しい前傾ラップを自ら作り出し、上がり最速の末脚で突っ込んできた後続を振り切っているのだから、これは強かった！

 

素晴らしい追い切り

➡そしてここへ向けての１週前追い切りでは、図ったかの様に、凄まじい自己ベストを記録しており！

これまで栗東の坂路では全体時計51.3秒。

終いも12秒台そこそこが限界だった彼女が・・・！

それまでの自己ベストを大きく上回る【50.8秒】を叩き出してきた！

 

猛烈な自己ベスト

しかもこれまでの坂路では、区間タイムで「11秒台」を記録したことが１回もなかったのに！

今回の坂路では、全体時計も自己ベストで！
区間タイムでも初めて「11.8秒」を刻んできた！

この様に、状態の良さに関しては疑う余地がないので！

ここまでずっと自分の戦い方を貫いてきた彼女の意地が、ここで実を結ぶことを信じて！

彼女の爆走に夢を託し、ここは３連単マルチなどを本線に突っ込んでいきたいと考えている！