▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
チャンピオンズカップ 2021 予想
?いざダート重賞を総括を
➡さてさて、この直近のダート重賞と言えば
【G3・プロキオンS】
12人気3着:メイショウウズマサ
【G3・レパードS】
6人気3着:レプンカムイ
【G3・エルムS】
7人気2着:オメガレインボー
【G3・みやこS】
6人気2着:ロードブレス
【G3・武蔵野S】
6人気3着:オメガレインボー
と今現在、直近のダート重賞で公開した推奨馬が・・・!
全て6人気以下の人気薄ながら、
3着以内に爆走をし続けているので!
ダート界の有馬記念とも言える今回の【G1・チャンピオンズカップ】で
今年のダート重賞の総括を見せつけたい!と思っている!
4コーナーでの〇〇合戦!
➡では、この中京ダート1800mにて行われる【チャンピオンズカップ】では、
一体どこに気をつけたら良いのか?
結論から申し上げれば・・・!
⇒「4コーナーで7番以内」
★ ◯┃
◯◯◯┃
◯◯◯◯┃
★★★┃
★★★┃
★★★┃
★★★⬇︎
要するに隊列の並びで言えば、
縦軸でも、横軸でも「3列目以内まで」
ここまでが勝負のゴールデンゾーンとなる!
早め早めの積極策を!
➡確かに、過去には「サウンドトゥルー」がビックリするような追い込みで突っ込んできた年もあったが!
ただし、あの時のチャンピオンズカップでも忘れては成らないのが!
単勝10番人気の「アスカノロマン」が・・・!
4コーナー2番手から!
3着へと粘り込んでいた!
という事実も忘れてはならない!
上がり13位でも好走可能
➡同じ様に、上がり3ハロンの時計では、全体で
【13番目】の遅い末脚しか発揮できなかった
コパノリッキーが!
4コーナー先頭から3着までに
逃げ粘ってしまったように!
やはり、全ての勝負の明暗は「4コーナーをどの位置で回ってくるか?」で決まると言っても過言ではない!
直近5年間でも!
➡この様にやはり、直近5年間の結果を見てもらえれば一目瞭然だが!!
【2020年】
チュウワウィザード(8-7-5-4)
ゴールドドリーム (11-10-8-7)
インティ (2-2-1-2)
【2019年】
クリソベリル (2-3-4-4)
ゴールドドリーム (4-5-4-4)
インティ (1-1-1-1)
【2018年】
ルヴァンスレーヴ (2-2-3-3)
ウェスタールンド(15-15-15-13)
サンライズソア (5-5-5-5)
【2017年】
ゴールドドリーム (9-10-11-11)
テイエムジンソク (2-2-2-2)
コパノリッキー (1-1-1-1)
【2016年】
サウンドトゥルー(14-14-14-13)
アウォーディー (6-6-6-5)
アスカノロマン (2-2-3-2)
これだけ最後の直線が長い中京競馬場なのにも関わらず・・・!
4コーナーで10番手よりも後方となる
「2桁順位」からでも追い込みが届いた面々は、
たったの3頭しかいない!
中京の地形に答えが!
➡それも全ては、この中京競馬場の独特な地形に答えがあり!
この中京競馬場の最終4コーナーというのは!
既に3コーナーの手前から始まっている「下り坂」の影響で!
下りながらでの急カーブ
という、まるでジェットコースターの様に、
猛スピードで駆け下りながらコーナーを
曲がらなければ成らないので!
ここで、他の競馬場のように、大外をぶん回そうとすると・・・
他のどの競馬場よりも強い遠心力が発動するので!
その強い遠心力に耐えなければならず、そこで余計な体力を使ってしまい…
尚且、推進力の差で前との差も開いてしまう!
そして直線入り口では!
➡そして直線入り口では、そこまでの下り坂とは一変!
今度は一気に中山競馬場並みの「日本屈指の急坂を駆け上がる!」
と言う、リズムが急激に切り替わるタイミングが出現する!
この「3コーナーから既に始まっている下り坂」と、直線に入ってからすぐに出現する「中山競馬場並の激坂」
この2つの難所によって、同じ直線の長い東京競馬場とは異なり!
そもそも後方一気の追い込み自体が
「効き難い地形」になっているのだ!
コンパクトに立ち回れ
➡故に、この4コーナーで東京競馬場での様な、後方から大外ぶん回しな「正攻法な立ち回り」はご法度!
★ ◯┃
◯◯◯┃
◯◯◯◯┃
★★★┃
★★★┃
★★★┃
★★★⬇︎
如何に馬群の「横半分から内側で」
コンパクトに立ち回り!
遠心力にも耐えて体力を温存したまま、直線へと向かって来られるかが勝負の鍵となる!
だからこそ!過去にこのチャンピオンズカップで追い込んできたサウンドトゥルーや、ウェスタールンドも!
隊列の大外を走ってきた
追い込み馬ではなかった!
内を捌ける器用な差し!
➡特にウェスタールンドの場合には!4コーナーでも、最後の直線でも!
そのままラチ沿いすれすれの《インベタ強襲》で
「するする~」と抜け出してきたように!
もし仮に追い込み馬を狙いたいのであれば、彼らのような
砂を被っても怯まず、窮屈な馬群の最内などへと切り込んでいける「精神面の強さ」を兼ね備えた
「器用な差し馬」でないと台頭するのは難しいだろう!
特に時計勝負では
➡特に、勝ち時計が50秒台を切る「1分49秒台~48秒台」までのスピードレースで決着しているこの2年間は
4コーナー2桁順位で
馬券に絡んだ馬は「ゼロ」
この直近2年間のスピードレースでは全員、最後の4コーナーでは【1番手~7番手】以内までで通過し!
前で積極的に競馬を組み立てた面々ばかりが上位を席巻しているので!
だからこその【ゴールデンゾーン】となる!
4コーナー7番手以内で、縦軸横軸でも3列目以内までで立ち回れる馬の中から、推奨馬たちは選びたい!
そこで推奨するのが!
➡そこで今回の条件下でこそ!
予め名前を挙げていおきたい存在なのが・・・!
前走では、あえて【危険な人気馬】として、
バッサリと切っていた「あの馬」を!
今回のチャンピオンズカップでは・・・!
「今こそ狙え!」という事であえて推奨させていただく!
その推奨馬が、この馬だ!
\月曜からの予告の推奨馬!/
注クリンチャー
(7人気・川田将雅)
【考察】
➡ダート界での持久力と言ったら!
まずは彼を挙げなければ成らないだろう!
その事については【昨年のみやこステークス】で優勝した時から、このカリスマ予想をご覧になっているファンの方であればご存知だと思うが!
それくらいに我々は、彼最大の個性である【その一級品なスタミナの持続力】を
本当に高く評価させていただいて来た!
それには条件がある!
➡ただし!!!!そんな彼の持久力を発揮させるためには・・・
「いくつかの条件」が揃わないと
発動しないタイプなので!
だからこそあえて我々は、1人気で登場した前走の【みやこステークス】では、
危険な人気馬としてバッサリと消させいただいた!
その大きな理由の1つが【休み明け初戦では走らない!】ということ!
叩いてこそ良くなる!
➡これは、芝のレースを戦っていた頃からずっとそうなのが!
基本的に彼の個性はレースの本数を使っていく中で良さが発揮できるタイプなので!
休み明けでは基本走らない!
とは言いつつ・・・汗
前走のみやこステークスでの4コーナーは、唸るような手応えで通過していたので
「うわっ!やられたかな?!」
と一瞬肝を冷やしたが・・・
やはり案の定、最後の直線では思ったより伸びなかったように!
やっぱり今回も「休み明けの影響」は出てしまった印象!
あの4コーナーは強烈!
➡ただ裏を返せば!あのHペースの流れの中でも!
4コーナーまでは「まだまだ馬なり」という絶好な手応えで回ってこれていたという過程は!
十二分に評価に値すると思っている!
後は普段通りに、叩き2戦目での上澄みで!調教の段階でも、
ラスト1ハロンで失速しておらず、しっかりと最後まで集中力とスピードを保って走れていれば!
自慢の「持久力」を発揮することは出来るだろう!
(※故に、最終追い切りのタイムは注目!)
豪腕タイプの騎手が必須
➡そして、その持久力を活かすためには!
ムチに頼らず、腕や体全体を使って!
彼の首をグイグイと押してくれる
豪腕タイプのジョッキーで!
尚且コーナーの通過順位の上でも、「積極的な乗り方」をしてくれるジョッキーでないと良さが発揮できないので!
今回迎える「川田将雅ジョッキー」は本当に最高のコンビ!
その乗り方に注目!
➡既にここまで、コンビを組んで「3戦3勝」のゴールデンコンビであり!
そこで注目して頂きたいのが、
◆川田ジョッキーが乗った時と!
◆それ以外のジョッキーが乗った時とでの!
各コーナー毎の通過順位の違いだ!
スタートから押していく
➡コレは実際にレース映像を見てもわかることだが!
川田騎手が乗ったときは、スタート直後から「いくぞ!いくぞ!」という大きなアクションで!
出だしから首をグイグイ・グイグイと押して、先行させようとする意識が全面に溢れているように!
あの積極的な乗り方を序盤から発揮しないと、彼の持久力は生かされない!
そして同時に今回の場合には、先にもご紹介した様に!
そうした「積極的な乗り方」をしないといけないコースでもあるので!
川田騎手の積極性は本当に大歓迎
あのインタビューが全て!
➡加えて、昨年のみやこステークスで優勝した時のコメントも非常に印象的で!
「沢山映像を見て、持久力に長けたタイプであろうと感じ、実際に返し馬でも乗ってみて、
やっぱり瞬発力ではないなと感じたので!
早め早めにもう動かして行って、他の馬がタレる様な競馬をしたつもりなので。
突き放して行くというよりかは、皆が苦しくなって下がってしまう所を、
この仔は持久力でそこを辛抱できるというイメージで乗りました。」
(via:関西テレビ)
もうまさにその通り、完璧だったと思う!
そしてそれが実際に出来るのも、全てはこの川田ジョッキーの乗り方にあり!
大きな体を動かせる騎手
➡日本人ジョッキーの中では数少ない「馬の体を動かせる」
いわば豪腕タイプの部類に属する川田ジョッキーの場合には!
先週のダノンハーロックや!ブラストワンピースなどをはじめ!
【G1・マイルCS】でも伏兵ダノンザキッドをタフな馬場コンディションの中でも3着に持ってきたように!
こうした超メガトン級な大型馬に騎乗しても!
余すことなく!その雄大な馬格をフルに動かして、馬の持っている筋力を最大限に引き出せる乗り方が出来るジョッキーなのだ!
しぶとさを活かして!
➡そんな「追って味のあるジョッキー」なだけに!
エンジンのかかりが遅い「パワータイプ」には向いている!
なので今回のチャンピオンズカップでも、3コーナーから始まる下り坂の所で!
誰よりも速く!積極的に、早め早めに動かして行って、前を競り落とすような競馬を選択してくれれば!
最後の最後までゴリゴリ・ゴリゴリと腕っぷしで追ってくれるジョッキーとのコンビならば、彼の末脚も炸裂してくれるだろう!!