函館記念 2019 【穴馬のヒント！】 エアスピネルに危険信号？過去10年で１番人気が全敗！！

函館記念 2019 【穴馬のヒント！】 エアスピネルに危険信号？過去10年で１番人気が全敗！！

＜目次＞

◆函館記念の注目点

◆エアスピネルが抱える３つ不安！

◆今年の「注目馬２頭」を公開！

※読みたいタイトルをクリックすれば、その項目へ簡単に飛べます↑

カリスマ馬券が教える、
【函館記念】の指数

「これぞハンデ重賞！」

と、言うフレーズがよく似合う「函館記念」

それを象徴するかのように、2008年以降、なんと1番人気が【０-２-０-９】と全敗！！

ましてや、2011年からは

8年連続で馬券圏外で惨敗！！

今年の１人気候補
エアスピネル
ステイフーリッシュ
は信頼できるのか？？

　↓　↓　↓

函館記念 2019 予想オッズ

ｵｯｽﾞ	出走予定馬	騎手

3.9	エアスピネル	福永
5.1	ステイフーリッシュ	中谷
6.9	スズカデヴィアス	勝浦
7.4	レッドローゼス	蛯名
9.7	マイスタイル	田中
10.2	ナイトオブナイツ	池添
15.8	ポポカテペトル	岩田
21.7	メートルダール	武藤雅
21.8	ゴールドギア
31.9	ドレッドノータス	菱田
44.4	アメリカズカップ
54.8	ルミナスウォリアー
61.7	ブラックバゴ	斎藤新
70.5	アーバンキッド	横山武
79.9	マイネルファンロン	丹内
85.3	カルヴァリオ	吉田隼
110.7	マイネルサージュ	国分恭

 

 

 

 

夏の重賞はラップ傾向に注意せよ？

?小回りコースだからこそ、前半に注意！

 

まず、エアスピネルに対して踏み込んで話す前に、函館記念のラップ傾向に関して、簡単におさらいしておきたい。

実は小回りコースの函館、福島、小倉競馬場で行われる重賞レースの、ほぼ全てに共通して言えることが、「ラップ傾向に注意せよ！」であるからだ！！

 

G3・函館記念
過去10年間の平均データ

 

平均タイム【 1.59.73 】

前半：12.33-11.01–11.71-12.07-12.23(59.35)
後半：12.13-12.12-12.02-11.84-12.27(60.38)

前後傾：前傾+1.03秒

逃げ馬の平均着順：7.3着

 

特徴的なのは、芝1800ｍよりも距離が長いのにも関わらず、前半のペースが速くなることだ！

その理由は、上記のコース図を見れば一目瞭然で、レースの前半は90％が下り坂を走るからである。

 

従ってレース後半は、上がりのかかる展開で強い先行馬を中心視するのが基本。スピード任せな単なる逃げ馬では厳しくなる。

差し馬ならば当然、自ら位置取りを押し上げることができる「機動力のあるタイプ」であることが絶対条件となる。

その証拠として、2008年以降の10年間で、4角10番手以下から馬券絡みを果たしたのは、2011年3着のアクシオン1頭だけ。

 

 

 

エアスピネルが抱える３つの不安。

?１番人気が過去10年で全敗！！

やはりエアスピネルに関しては、上がりが使えないことが最大の不安材料だ。

函館記念というレースは、とにかく前で競馬を進めることが重要ですが、それだけでは勝ちきれません。

昨年の４コーナーにヒントが！

昨年の優勝馬エアアンセムと２着のサクラアンプルールがまさにそうであったように、前で競馬をしながら、速い上がり順位の末脚を使えることが重要です。(上記写真の赤矢印)

その証拠にエアアンセムは４位。サクラアンプルールは３位の末脚を４コーナー５番手以内から使っていました。

函館記念でのエアスピネルは、8ヶ月ぶりの実践です。ここでイキナリ上位の末脚を使えるなら、秋のG1戦線では非常に面白い存在となるでしょう。

では実際に、今年のメンバーの中で函館記念のレース傾向とデータ分析に合致している狙いたい穴馬とは？・・・

函館記念 2019 注目馬

この条件を満たした「この２頭」に注意！

 

では、今年のメンバーの中で、このスタミナを要求される函館芝2000ｍというコースで、尚且通用するスピードを兼ね備え、尚且穴馬の好走データを潜り抜けた馬は一体誰なのか？

 

そこで、今年の要注意人物として、取り上げておきたい厄介な存在を

 

１人気～５人気→１頭
６人気～16人気→１頭

 

それぞれの人気の枠から１頭ずつ名前を公開します！！

 

【注目馬①】

◆前走と同斤量
◆４歳～５歳
◆関西馬

（２-３-１-８）
連対率35.7%
複勝率42.8%

↓↓↓

【該当馬】
⇒ステイフーリッシュ(２人気)

 

【考察】

⇒ステイフーリッシュに関しては、昨年の函館記念 2018 を５番人気で優勝したエアアンセムが好走した理由と類似点が最も多い！！（※注目馬２のところで表示している「点数表」がそれです。）

それが以下の項目だ。

◆前走OP以上
◆中９週以内
◆前走５着以内
◆同年の巴賞で連対していない
◆同年のG1で12着以内なし
◆前走OP以上で５番人気以内、且つ0.7秒以内

⇒仮に斤量が増えたとしても、今回斤量増加組は（３-１-０-15）で連対率21.1％と過去10年で、高い数値を出している。直接の原点にはならない。

 

そして、
もう１頭が…

 

 

【注目馬②】

※上位人気を除く６人気～16人気までを対象。

◆６歳
◆前走9番人気以内
◆斤量増を除く
◆(単勝30.0倍未満)

（２-１-３-９）
連対率20.0%
複勝率66.6%

↓↓↓

【該当馬】
⇒メートルダール(８人気)

 

【考察】

⇒まずメートルダールを取り上げるに当たり、もっとも目を引いた加点材料が「メンバーで唯一無二のロベルトの血を持っている」ということだ！！

これは直近４年の函館記念に絞って振り返って見ても非常に重要なのがよく分かる。

 

【函館記念の欧州型ロベルト系の血を持つ好走馬】

【2018年】
1着：エアアンセム(５人気)
3着：エテルナミノル(13人気)

【2017年】
3着：ヤマカツライデン(7人気)

【2016年】
1着：マイネルミラノ(3人気)

【2015年】
2着：ハギノハイブリッド(10人気)
3着：ヤマカツエース(7人気)

 

★血統の3代までに欧州型ロベルト系の血を持つ馬が、人気に関係なく毎年馬券に絡んでいます！