阪急杯 2020【穴馬のヒント！】ダイアトニックは危険？！あの２桁人気の大穴が牙を剥く！！

【注目馬】

ラヴィングアンサー (14人気・和田)

【考察】

⇒もうこりずに、ここは重賞で２週連続となる２桁人気の大穴を本命にして、大勝負させていただきます。

まずは、先週の京都牝馬ステークスでのメイショウグロッケと同じ様に、まずは前走のレース内容が良かったので、そこから触れさせていただきたい。

シルクロードステークスの内容は立派！

まず、13人気ながら６着好走した前走のシルクロードステークスでは、当時も最後の直線では一瞬「うぉっ！」っと場内を唸らせたシーンもあり、内容も素晴らしかった。

まずレースラップだが、

12.2 – 10.8 – 10.9 – 11.1 – 11.5 – 12.5

ご覧頂ければ一目瞭然の様に、モズスーパーフレアとセイウンコウセイの２頭が飛ばしに飛ばした高速ラップ！！

明らかに「早仕掛け」したら消耗してしまう「前傾ラップ」であり、このシルクロードステークスに関しては、

前の２頭が残る様なら仕方がない。

自分の競馬に徹しよう。

と腹をくくった追込み勢に軍配があるレース展開だった。

実際に、馬券に絡んだ３頭は共に４コーナーを二桁着順で通過し、上がりも周りが34～35秒台で走っている中で33秒台で追い込んでいる。

明らかに展開がドンピシャにハマったレース展開であり、覚悟を持ってそのレース展開をズバリ読み切った川田騎手、四位騎手、丸田騎手。この３人の神騎乗だったと言える。

そんな消耗戦になったレース展開で、４コーナーを５番手以内で通過して勝ち馬から0.3秒以内で生き残ったのは、逃げた２頭以外ではこのラヴィングアンサー１頭のみ！！

つまり、内容としては差し味自慢は好走できて当然のレースだっただけに、前に行った馬の中で生き残れた馬がいたら、そちらを評価しなければならない内容だった。

前走の早仕掛けは勿体なかった。

実は当時のレースでは、もうワンテンポ我慢してから追い出しても良かった気もするが、前２頭があまりにも離して逃げていたので我慢しきれず、３番手グループから一番最初に飛び出してしまったのがこのラヴィングアンサー。

結果、あのタイミングでは早仕掛けで、最後まで脚を残しきれず６着に。

だが逆の味方をすれば、着狙いではなく、和田騎手はあそこからでも前２頭を捉えに行こうとする気持ちが芽生えるほど、重賞の舞台でも手応えがあったとも見れる訳だ。

ならばその手応えは、阪急杯で証明していただきたいと思う！！

阪神1400ｍなら更に！！

まず、ラヴィングアンサーは父ダイワメジャー × 母父Rock of Gibraltar(愛)で、冒頭でもお伝えした「父サンデー系×母父欧州型血統」この血統ブレンドはクリアしている！

特に、ノーザンダンサー系(大系統)の中でもリファール系とダンチヒ系には要注目で、母父Rock of Gibraltar(愛)はダンチヒ系です。

またそれに付け加えたい血統背景で言えば、阪急杯だからこそ、今年のメンバーの中でラヴィングアンサーだけが持っている唯一無二の武器があるからだ！！

それは、2013～2015年までで、過去3年連続で馬券に絡んだ実績を持つ、今年唯一無二のダイワメジャー産駒だからです。

では過去に３年連続で馬券に絡む活躍を見せたその理由ですが、それはダイワメジャー産駒が持つノーザンテーストの血が大きく貢献しています！！

また「短距離でのスタミナ合戦」というテーマで言えば、小倉競馬場の芝1200ｍがスタミナ血統値がめちゃくちゃ高い舞台設定なので、

少し古い戦績ではありますが、2018年の紫川特別で４コーナー12番手から上がり最速33.4秒で全頭をごぼう抜きして優勝した実績は評価できると思っています！！

ただし！

これで終わりではありません！！

ラヴィングアンサーは、前走へ向けての調教過程でスムーズな稽古ができなかったこともあるので、今回は最終追い切りの具合もしっかりと判断したいと思っています。

なので、この阪急杯に関してだけは、ファンの皆様からの強いご要望にお答えして、最終追い切りに関する考察もご紹介しようと思いますので、ぜひお楽しみに！！