本命候補の調教S評価！

どよめきと歓喜の中で
鳥肌が立つ一撃を！！

注メイショウホシアイ

（12人気・泉谷楓真）

➡まず結論からいうと、今回はあくまで【最も追い切り過程が素晴らしかった】という位置づけで推奨しているので、最終的にまだ本命にするかどうかは、まだ決めていない。ただ、今後で解説していく「レース適性」や、「枠順」「馬場コンディション」なども申し分なければ、最終的には本命にする可能性も十分のこされているので、それについてはまた後日に追記をさせていただく。

では早速、その追い切り過程の解説へと入りたいのだが・・・！まず結論から言うと、この中間では既にCWで４本もの速い時計を記録した上で！その内容が本当に素晴らしかった！乗り出しからイキナリ終い11.1秒を記録してきたのも凄いのだが！

圧巻だったのが、１週前追い切りでの【49.8秒】という数字で！「もし栗東に警察がいたらスピード違反で捕まるんじゃないか？」と、ツッコミたくなるほどのこの時計を、馬なりで楽々と叩き出していたのだから、凄まじいとしか言いようがない！

また、特筆すべきなのはこれだけ速い全体時計を記録しているのに１回も失速ラップになっていないということだ！通常、これだけ速い全体時計をマークすると、どうしても終いでは甘くなり、ラスト２F➡１Fにかけて失速ラップになってしまうということも珍しくないのだが・・・！

中間は全て加速ラップ

➡彼女はこの中間で、ただの一度も失速ラップを記録しておらず！（11.7➡11.1秒）（11.6➡11.1秒）（11.5➡11.2秒）（11.1➡11.0秒）全て加速ラップで走破しているのだから、本当に凄まじい内容だ！

【４週前】85.5-67.7-51.7-37.0-22.8-11.1（14.7-14.2-11.7-11.1）
【３週前】82.4-66.0-50.9-36.4-22.7-11.1（14.5-13.7-11.6-11.1）
【２週前】80.6-64.9-50.1-36.1-22.7-11.2（14.0-13.4-11.5-11.2）
【１週前】81.8-65.4-49.8-35.1-22.1-11.0（14.7-13.0-11.1-11.0）

確かに、元から調教では動くタイプなので！調教の数字だけを鵜呑みにするのは危険かもしれないが！ただ、今回のレース条件へ向けてこれだけ良い状態に仕上がっているのは本当に心強い！

なぜなら、前走の【タンザナイトS】がまさにそうであったように！キャリアの全４勝を阪神内回りコースで挙げていて！更に、輸送の関西圏で、直線も短い内回りコースでの競馬場なら（４-１-２-４）で最も得意にしているコース条件であり！

仮に雨の影響で馬場が重くなったとしても、初勝利をダート1400ｍで挙げた様に！ダートも熟せる馬力を持つ馬体構造をしていて、５走前に中京で行われた【豊橋ステークス】では、重馬場の中で後の重賞ウィナーである「アヴェラーレ」と0.1秒差で２着の接戦もしているので！穴をあける可能性は十二分に期待できる。

前走の経験は糧になる！

➡それこそ、先週の【G1フェブラリーS】を例にして例えると！あれだけ途轍もないHペースになったことで・・・！今まで経験したことがない超Hペースにビックリしてしまい、全く対応できなかった人気馬が多くいた一方で！ガイアフォースの様に、Hペースで追走することに慣れていて、そこから先の持久力でも確かな実績を持っていた馬が上位で入線できたのと同じように！

1400ｍの重賞戦線へ向けて！前走で1200ｍのオープン戦を経験してきたことは、大きなアシストになると考えている！実施に、当時のタンザナイトSは、時計の掛かる稍重の中で行われたのにも関わらず【1:08.5秒】を記録しており！これは2014年以降の過去10年間で、稍重までに濡れた阪神1200ｍ戦では【４位/39戦】という時計でもあったので！

そうした時計の速さが問われた展開の中を、最後の直線では最内を選択した３頭が、そのまま１着～３着までを席巻した超内有利な馬場コンディションの中を、上位メンバーの中では唯一無二、馬場の外側から伸びて0.2秒差の４着へ喰い込んで来ていたのだから！非常に見どころのある内容だったと思うし、その経験が無駄にならない様に、前走から引き続き「泉谷楓真ジョッキー」との継続コンビのままで参戦してきたという経緯もセットで評価したいと思っている！

思い返せば、メイショウのオーナーである「松本好雄オーナー」との関係性と言えば、泉谷騎手が【初騎乗・初勝利】という歴史的な勝利を飾った時に来ていた勝負服でもあり！その後でも、最も多くの騎乗機会を与え続けている縁が深いオーナーでもあるので！恩返しの意味を含めた渾身の一撃に期待したいと思っている！