阪神大賞典 2020【穴馬のヒント！】今年の該当馬は１頭のみ！3000ｍこそ攻略法は、この１点で勝負だ！！

【注目馬】

タイセイトレイル (６人気・福永祐一)

【考察】

⇒恐らくダイヤモンドステークスの頃から、この特集をご覧になっていたカリスマ予想ファンの皆様は「あれっ？！レノヴァールじゃないんだ？」と思われたファンの方も多いことでしょう。

それには自分もすごく悩みましたが、ただ、今年の阪神大賞典で「ハーツクライ産駒」の是非を評価する上で、どうしても逃げられない項目があり、今回はタイセイトレイルに重い印を打たせて頂きました。

トニービン × プラスαの血統

⇒実は、今年のメンバーの中でトニービン持ちは数頭存在しますが、その中でもこの阪神大賞典で好走率を上げる為に必要なトニービン × プラスαの血統を持っているのは、このタイセイトレイル１頭のみなんです！

それが、この

「父ハーツクライ × ロベルト系」

実はこの配合バランスの馬は、直近の阪神大賞典を振り返っても数少ないサンプルの中で、

【2018年】
サトノクロニクル（４人気・２着）

【2019年】
カフジプリンス（６人気・２着）

と２年連続で連対馬を送り続けており、全て人気以上に好走しています！

この２頭と同じ血統バランスであるタイセイトレイルは、かなり期待値が高い血統バランスです！

また、このロベルト系の好走を後押ししている要因が、馬場にあります。

恵みの雨となるか？

⇒昨年、単勝20.3倍もついていた６人気の伏兵カフジプリンスが好走できた理由が稍重の馬場でした。

本質的にこのロベルト系は、力のいる馬場での馬力によるパワー勝負を好むタイプなので、他のライバル達の良さが、この稍重の馬場で削られてしまった中で、自分だけが更に良い部分を引き出せたのが、好走の理由と考えます。

この理論であれば、今現在発表されている日曜日の雨は大歓迎と言えるでしょう！！

このタイセイトレイル自身も、流石にG1のジャパンカップだけは崩れましたが、それ以外のクラスでの稍重以上の馬場では６着１着１着の成績！しかも、その６着に敗れたレースも、上がり最速の末脚は繰り出し0.3秒差の接戦であったことを考えれば、馬場が重くなってのパワー勝負は望むところ！！

昨年の２着馬を物差しに挙げるなら

⇒また、昨年の２着馬カフジプリンスを比較対象に挙げるならば、同じ様に馬場が重たくパワーが要求される舞台だった、札幌競馬場で行われたオープン戦【札幌日経オープン】でのクビ差３着は評価すべきでしょう。

この頭数も歓迎！

⇒また、このタイセイトレイルは、この札幌日経オープンもまさにそうであったように、少頭数なレースでこそ買いたい１頭です！！

13頭以下（２-３-２-１）

15頭以上（１-１-１-５）
※１勝クラス以上

ご覧のように、このタイセイトレイルは少頭数でそ、自分の良さが発揮できるタイプの馬であり、実際に少頭数だった【G2・アルゼンチン共和国】では、４角10番手から上がり最速の末足を伸ばして0.2秒差の２着。今年初戦で馬体重＋14キロだった日経新春杯でも３着馬とはハナ差の４着と、やはり少頭数なレースでは持ち味をフルにいかしていた。

前走の敗因も同じ理由

⇒一方で、叩き２戦目で上積みが期待された前走の【G3・ダイヤモンドステークス】では、苦手とする15頭以上のレースとなり、最後は伸びあぐねて５着だった。

だからこそ、前走のダイヤモンドステークスでは、イチオシにはしなかった。

なので我々の見解からすれば、前走のダイヤモンドステークスでの敗因は距離でなく、苦手とする多頭数のレースで、道中ずっと馬群に揉まれたことでスタミナを消耗しまったのが一番の敗因だと考えます。

御存知の通り最近のタイセイトレイルは、レース前半では自分から進まない競馬を覚えてしまっているので、必然的に頭数が多ければ多いほど馬群に飲み込まれるリスクは高くなります。

競馬にタラレバは禁物ですが、もし仮に前走のダイヤモンドステークスが得意な少頭数のレースだったら、馬券圏内では十二分に勝負できたと思います。

ならば、10頭立ての阪神大賞典では、とことん狙ってみましょう！という結論だ！！

ミスター４着を払拭へ！

今回の鞍上は、中谷騎手⇒福永騎手へと乗り変わる訳だが、巷では福永騎手のことを「ミスター４着」と呼ぶ競馬ファンも多いようですね^^;

自分の最近の成績も「ミスター４着」になりつつあるので、「揃いも揃ってミスター４着じゃねーか！」と呼ばれそうですが、そんな汚名を福永騎手と共に返上してみせます！！