《ワンポイント考察》

まず、本日日曜日の「新潟競馬場」での９R＆10Rでは、思い切った勝負ができる番組編成ではなかったので、予めこの札幌10Rに絞らせて頂いた！

そしてこのレースでの攻略法についても、基本的なコンセプトはこの直後に行われる【G3・エルムS】や、昨日土曜日の「一撃馬」として札幌10Rで推奨した「シンヨモギネス」と考え方は変わらない！

確かに芝とダートで大きな違いはあるものの、大周りなコース形態で「最後のスピードの伸びが重要」という考え方は、芝でもダートでも同じなので！ここでも「前有利な小回りコースで、前を差し損ねて来た差し馬」これに該当する末脚自慢や、後半のコーナーワークで機動力のある面々を中心に攻めたい舞台設定である！

その視点で考えると、今年の北海道シリーズにて、狭い函館競馬場で前を差し損ねて来た、この「モンファボリ」は最適なキャラクターで！特に驚かされたのが２走前の「函館競馬・初日」に行われた【函館日刊スポーツ杯】での内容で！窮屈な函館で、しかも開幕初日のスピード馬場で出遅れ！ましてや+10キロの馬体重と・・・どこをどう切り取っても、あの出遅れから巻き返せる条件ではなかったのに！

最後はなんと上がり２位の末脚で0.3秒差の２着にまで巻き返してきたのだから、あれは強烈だった！しかも当時の勝ち馬というのが、スピードレースになったら斤量の面で圧倒的に有利な３歳馬で、しかもその中でも名前が知れ渡っていた「オタルエバー」を相手にあの競馬をしたのだから！それが大周りでスピードの伸びが更に重要になる札幌に開催が移ったなら！ここは、今こそ鬱憤を晴らす最高の舞台なので、相手には穴馬をトコトン選択し勝負レースの【Ｇ３・エルムステークス】へ向けての軍資金を更に稼ぎに行くぞ！