▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
北九州記念 2021 予想
➡それではまず、「今年の北九州記念を勝つためには、一体何が必要になって来るのか?」
そこでの「ここだけは絶対に押さえなきゃイケナイ!」という、勝負のツボからご紹介しよう!
まず、全く同じコースで行われた今年の【CBC賞】で、
1200mの日本レコードが飛び出してしまった様に!
やはり、このコースでの重賞となると、非常に重要となってくる「個性」というのが・・・!
★道中での追走能力と
後半戦での心肺機能の戦い!
このレベルの高い2刀流が求められる戦いになる!
わかりやすく表現すると
➡ほぼ結論になってしまうが、このフレーズをよりわかりやすく表現するならば!
【レース前半】
→1000m競馬の「アイビスSD」の様な速い次元での追走能力が!
【レース後半】
→1200mのG1や、1400m戦まで息が持つ程の「心肺機能」!
言ってしまえばこの両極端な「呼吸とリズムの戦い」になると言うことだ!
実際にあの重賞と
➡その証拠に、この北九州記念へ向けて有名なローテーションで言うと!
2015年にはベルカントがアイビスサマーダッシュから、そのまま北九州記念を2連勝!
更には2018年にも、アイビスサマーダッシュで1-2着だった2頭が、
そのまま北九州記念でも2-3着に好走するなど!
【2019】
1着:ダイメイプリンセス【2018】
2着:ダイメイプリンセス
3着:ラブカンプー【2017】
2着:ナリタスターワン
3着:ラインスピリット【2016】
2着:ベルカント【2015】
1着:ベルカント
ご覧の通り、この北九州記念に向けては、前走「アイビスサマーダッシュ組」の成績が良いというのがよくお分り頂けると思う!
では「Q.なぜ、こんな現象が起きるのか?」と申し上げれば!
これは至極当たり前の話だが「日本で最も速い前半戦」が繰り広げられるのは
日本で最も距離が短い重賞レースである「アイビスサマーダッシュ」なので!
そのカラクリは何なのか?
➡本来であれば、通常の1200m戦と比べると尋常じゃなく速くなってしまうこの北九州記念での「序盤のHペース」も・・・
直前で日本一速いレースであるアイビスサマーダッシュを経験して来た面々にしてみたら…!
「全然遅いじゃん!」と
既にこのHペースへの免疫が
できているローテーションは!
序盤での追走能力と、道中でのリズムが非常に楽になるというのが、この好走のカラクリだ!
日本最速の競馬場!
➡ではなぜ、そこまで「道中の追走能力」に対し神経質になるのか?!と申し上げれば!
全てはこの小倉競馬場の「地形の問題」から生まれてしまう・・・
独特なリズムに隠されているからだ!
まず、この小倉1200m戦というと、コースで最も高い地点からのスタートで、そのままゴールまでは一回も上り坂になる箇所がなく!
とにかくスタート〜ゴールまでずぅ〜っと下り坂を走り続けるのが、この小倉芝1200m!
いわばずっと滑り台の上を走っている
かの様な日本屈指のスピードコース!
それが、このコースの正体である!
デフォルトな設定
➡故に、序盤のHペースを生み出す原因は「芝コンディション」ではなく!
こうした地形の問題から生まれてしまっているので!
良馬場であろうが、重馬場であろうが、「走るリズム」としては・・・!
ほぼ強制的にHペースで序盤は流れてしまうのが、この小倉1200mの恐ろしいところ!
そして、そんなコース形態なのに加えて、重賞レースともなると、
途端にスタート直後の先行争いが激化するので!
更に序盤のHペースには拍車がかかってしまう!
鍵を握る逃げ馬
➡特に今年の場合にも、昨年までと同様に、快速逃げ馬のモズスーパーフレアが参戦することに加えて!
同じく逃げの競馬で、前走のCBC賞を日本レコードで駆け抜けた「ファストフォース」も参戦!
しかもこの2頭は・・・
キャラクター的に相性が悪い!
厄介な展開に…
➡本来は誰にも突かれず、一人旅で逃げたい「モズスーパーフレア」に対し…
逃げたいのにスタートが少し遅いファストフォースは・・・
恐らく今回も「ガシガシ・ガシガシ」と追いまくって先行争いに加わってくる可能性が高いので!
そうなると、並ばれたくないモズスーパーフレアにして見たら、
昨年のこの北九州記念で「ジョーカナチャン」に競り掛けられて
前半で「32.4秒」を記録してしまった様に・・・
更にペースが速くなることは目に見えている!
勝負のリズム!
➡だからこそ!
序盤のHペースを余裕を持って楽に追走できる
「呼吸とリズム」が既に前走で出来上がっている面々には注意が必要だ!ということだ!
そして、それだけ序盤からぶっ飛ばして行けば・・・
当然のことながら、心肺機能面的にはかなりの負荷が掛かる。
わかりやすく人間で例えれば「100m走」や「25mプールを全力で泳ぎ切った時」の様な・・・
目の前が「ぐらんぐらん」
頭が「クラクラ」するほど、、、
道中では息継ぎが出来ないほどの苦しい呼吸になってしまうことだろう!
故に、そうした「高い心拍数になってからの粘りの経験値」という
スタミナ面での実績も
同時に必要となってくる!
ここへ向けての経験値
➡だからこそ、初めのテーマに戻るが!
【レース前半】
→1000m競馬の「アイビスSD」の様な速い次元での追走能力が!
【レース後半】
→1200mのG1や、1400m戦まで息が持つ程の「心肺機能」!
この両極端な「呼吸とリズムの戦い」になると言うことなので!
今年は前走アイビスSD組が存在しない中で何を言いたいかといえば!
毎年アイビスSD組みの好走が目立つのと同じ理論で!
前走で今回よりも速いレース展開を追走した直後だからこそ!
今回の速いレース展開へ向けての「心肺機能」と「追走リズム」が既に出来上がっている!
これを1つの大きなテーマとして持ちつつ
★速い流れに便乗できる道中のスピードセンス
★高い心拍数の領域に入ってからでも、最後までスピードを落とさずに走れる経験値と能力
そんな個性と経験値の差を武器に持っている馬を中心に選びたい!
そこで、あえて今回は予告の◎本命候補の筆頭として、名前をあげさせて頂きたいのが・・・!
この馬だ!
\予告の軸馬最右翼/
★アウィルアウェイ
(2人気・松山弘平)
【考察】
➡️まず何と言っても「呼吸とリズムの戦い」を今年のテーマとして掲げているのであれば!
相変わらずの末脚のスタミナに加えて!
彼女が前走で見せてくれた「序盤からの追走能力」は高く評価しなければならないだろう!
これは毎年「アイビスサマーダッシュ組」が好相性だと言うことと全く同じ理論で!
1200mの日本レコードを叩き出した
前走の「CBC賞」を!
道中からしっかりとそのHペースの流れに乗って!
最後までスタミナを残して、上がり最速を叩き出して3着に食い込んで来た内容を高く評価したい!
道中からの運びに!
➡御存知の通りいつもの彼女だったら、スタートでもっと出遅れて・・・
道中からは一切流れには乗れず、追走するだけで四苦八苦して、最後だけ突っ込んで来ると言うシーンが多かったが!
それが前回のCBC賞では、あれだけの超高速馬場だったのにも関わらず!
スタートを決めると道中でのポジショニングは・・・!
見違えるような位置取りで4コーナーを迎えていた!
だからこそ、その心肺機能に驚かされたのだ!
対応できた強心臓
➡いつもだったら、あんなHペースでは全く追走出来ていなかったので!
逆にいつもと違うリズムに乗っかってしまったからこそ・・・!
もっとスタミナ的には余裕がなくなり!
最後にはバテバテな競馬になってもおかしくないと思って見ていたのだが・・・
それをトップハンデの55.5キロを既に前走から背負いながら!
最後まで呼吸とリズムのスタミナ残し!
上がり最速で追い込んで来た「あの内容」は、今回のレースで求められるテーマと
最も合致している内容だったと評価している!
あの結果は伊達じゃない
➡さすがは、昨年の【G1・スプリンターズステークス】で!
グランアレグリアと高松宮記念を制覇した「ダノンスマッシュ」を追い掛けながら
3着に食い込んで来た実績は伊達ではなく!
自身が重賞を勝利した「シルクロードステークス」でも!
荒れに荒れまくっていたタフな馬場コンディションの中を、モズスーパーフレアとセイウンコウセイの2頭が飛ばしに飛ばし!
Hペースなレース展開に持ち込んだ中を、既にあの当時から斤量55キロを背負って優勝していた様に!
やはり「呼吸とリズム」が苦しくなる戦いではめっぽう強いのがよくわかる!
調教の動物だからこそ!
➡そんな、彼女が元々持っている個性に加えて!
直前で今回よりもレース展開が速い1200mの日本レコードを叩き出したCBC賞で好走し!
既にこのHペースへの免疫ができているローテーションは高く評価したい!
それこそ、先日の【G3・エルムステークス】においても!
舞台が今年から「函館ダート1700m」へと変わってしまったからこそ!
マリーンS 「函館ダート1700m」
G3エルムS「函館ダート1700m」
全く同じコースで行われたマリーンステークスで1-2を決めた2頭が!
そのまま本番のエルムステークスでも、1-2フィニッシュを決めて見せた様に!
やはり競走馬とは調教の動物だからこそ!
同じコースを2回連続で走れるというのは、競走馬にとってもリズムが楽なのは明々白々!
大穴のヒントも!
➡なので、最後まで考察を見て下さったファンの為に、予めヒントもお伝えしておくと!
本命も今回と同じ条件で行われた【CBC賞】から推薦したのと同じ様に!
今年の北九州記念での波乱の主役も・・・
⇒前走【CBC賞組】の中に潜んでいる!と我々は考えている!
ぜひ、その公開についても楽しみにしていただければと思う!!
【先週8/14〜15】
【先々週8/07〜08】
いざ連覇へ!
今週は札幌記念!
コレが実際の最終予想!
ラッキーライラックを
バッサリ消して馬連勝負!
【7/31〜8/01】
【7/24-25】結果
【7/17-18】結果
【7/10-11】結果
【7/03-04】
【G1・宝塚記念】も大的中!
【G1安田記念も的中】
【ダービーでも大暴れ!】
東京G1で大暴れ!!