毎日杯 2021【予想】２強対決に結論！グレートマジシャン VS シャフリヤール 勝つならどっちだ？！そして１点目の穴馬なら？！

毎日杯 2021【予想】２強対決に結論！グレートマジシャン VS シャフリヤール 勝つならどっちだ？！そして１点目の穴馬なら？！

＜目次＞

◆毎日杯だからこその盲点とは？

◆２強対決への結論！

◆相手１点目の穴馬なら！　

毎日杯 2021 予想

➡それではまず、このレースにおいても、「ここだけは絶対に押さえなきゃイケナイ！」という、勝負のツボをご紹介しよう！

まず、このレースだからこその最大の特徴と言うのが・・・

これが実質的なトライアル戦ではない！

ということ！

確かに、過去にはキズナやアルアイン、ブラストワンピース更には、キセキやインディチャンプをはじめ、後のG1馬も多く排出している重賞ではあるのだが！

形式上は「皐月賞トライアル」でもなければ、「ダービートライアル」でもなく、あくまで・・・

「その狭間にある一般の重賞レース」だと言うこと！

Q.それにどんな意味が？

➡実はこのレースの種類と言うのが、このレースの「質」に大きく直結している大事なポイントで、

皐月賞やダービーへ向けた正式なトライアルレースではないからこそ、

年によっては、メンバーレベルに大きくばらつきが生じるレースである！ということだ！

だからこそ、そんなバラツキが生じるレースにおいて、一際輝きを放つ１つの強調ポイントが存在する！

それが・・・！

★速い上がりを既に持っている！★

ということ！

混戦を切り裂く「末脚」

➡やはり、こうした「狭間の重賞」だからこそ・・・！

3F １位 ５-３-２-２
勝利率：41.7%
連対率：66.7%
複勝率：83.3%

3F ２位 ２-２-２-３
勝利率：22.2%
連対率：44.4%
複勝率：66.7%

既に上がりの末脚を武器として自分の物にしている馬が、自然とこのレースでも結果を残している！

その要因を作っているのが、今お話した「レースレベルの立ち位置」というのに加えて、この阪神外回の1800ｍというコースレイアウトも、大きく影響している！

紛れが少ないコース形態

➡この阪神(外)1800mというコースレイアウトは、最後の直線が外回りで長いということだけでなく！

向こう正面もめっちゃくちゃ長い！という特徴がある！

その長さは、スタートしてから、最初のコーナー入り口までが、なんと「665ｍ」とたっぷりな距離があるからこそ、

ジョッキーの心理的に先行争いが激しくなることが少なく、

その結果OPクラスでも前半1000m通過が1分を超えるゆったりした流れになることが多い！

そして迎える長い直線

➡その上で最後の直線も外回りコースで長いことから、どうしても「ヨーイドン！」の瞬発力勝負になりがち！

この前半の長い直線で「どれだけしっかりと脚を溜めることができるか？」が勝負のポイントになってしまうので、

毎年の様にディープインパクト産駒が強いのも、その要因の１つだ！

わかりやすく言ってしまえば、高くジャンプするまでの「助走距離いが長いコース」と言ったらわかりやすいだろうか？

速い脚のかけっこ！

➡このトライアル戦とクラシック本番の「狭間にある重賞レース」と言う立ち位置よって、毎年エントリーしてくる馬の個性がバラバラ。

しかし、戦うコースレイアウトは、２本の長い直線から構成され、ごまかしの効かない阪神の外回り戦と言うことで、

「距離適性」以上に、既にゴール前で速い脚が使える！と言う武器を自分の物に構築している馬の方が好走しやすい！

今年の場合にはプラスαで

➡特に今年の場合には、先週に不良馬場まで悪化した馬場コンディションでのレースなので、

どちらかというと昨年の毎日杯に近い様な、消耗戦の度合いも増すレースであると考えている！

なので馬の個性としては、まさに昨年のサトノインプレッサ VS アルジャンナが良い例で、

パッサパサの良馬場で、タイムトライアル戦だったら、昨年もアルジャンナの様なスピードタイプが有利だったと思うが、

今年の場合には、昨年同様に、サトノインプレッサの様な、ヨーロッパ色の重厚なパワーユニットと搭載されつつ、

ただ、既に末脚という武器を自分の物に確立している馬を、人気に関係なく素直に評価すべきレースだということ！

そこで我々が「グレートマジシャン VS シャフリヤール」の２強対決に下した、勝負の結論がこれだ！！

＼不動の軸馬で！／

★グレートマジシャン

(１人気・Cルメール)

【考察】

➡まずは素直に、ここまでの解説通り、ここは彼の力を信頼する！

そもそも、既に皐月賞への出走は諦め、目標をダービー１本に絞っている以上、

ここは絶対に落とせない正念場！

前走から十二分に間隔を空けたい。尚且、直線の長いコースを使いたい！ということであれば、

必然的に残った重賞レースは、この毎日杯しか残っていなかった！

それでも関東馬を関西圏へ輸送させてもなお、引き続きCルメール騎手がサンデーレーシングの馬で挑んでくる以上、

文字通り必勝体制と素直に評価して良いだろう！

 

２強に別れる個性の違い

➡確かにシャフリヤールも良い馬だ！

ただ、一口に同じディープインパクト産駒の２頭といっても、その個性はバラバラで、

グレートマジシャン
母父：Sholokhov(欧州)
母母父：Monsun(欧州)

シャフリヤール
母父：Essence of Dubai(米)
母母父：Great Above(米)

今年の荒れた馬場コンディションを考慮すると、ドイツ牝系で、

母父には【Sadler’s Wells】の血が流れるグレートマジシャンの方が、

今の馬場を味方にできると考えた！

 

明暗が別れたジョッキー

➡特に、まだまだ経験の浅い３歳馬の重賞戦において、

◯デビューからずっと継続コンビ
☓ここでジョッキーが入れ替わる

という違いも、評価をする上では大きく明暗を分ける！

なので、彼を「馬単＆３連単１着」として評価しつつの！

全く同じ理論で共に高く評価しておきたい「予告の☆穴馬」も最後に１頭だけ取り上げておきたい！

それが・・・！