▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
毎日王冠 2023【予想】いざ、文句なしの２連覇へ！シュネルマイスター VS ソングライン VS ジャスティンカフェ！この３強対決に結論を出す！
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毎日王冠 2023 予想
時が経つのは早い
➡それでは、大変長らくお待たせ致しました！
早速、今年の毎日王冠へ対する勝負の結論から申し上げたいと思うのだが・・・！
昨年、◎サリオスが復活のレコードVを果たしてくれて、感動の涙を流してからもう１年が経とうとしているのが、未だに信じられない気持ちですが・・・！
今年も、昨年に引き続き「逃げない予想」で
シュネルマイスター VS ソングライン VS ジャスティンカフェ！
この３強対決に対し真っ向から結論を出し！
結果も出したいと思っている！
１頭ずつ一言メモを
➡とは言え今年は、本当に難儀な毎日王冠だったので・・・！ここは赤裸々に、正直な評価を１頭ずつ述べさせていただく。まずは１人気想定の【シュネルマイスター】についてだが・・・！距離が1800mに伸びることは、これ以上にない追い風になるだろうと考えている！
というのも、これは前走の安田記念を見ていても分かることだが、ハッキリ言って、彼はもうマイルG1では距離が短すぎる！これが今年のマイラーズCの様に、前半がゆったりで後半のラストスパートだけに集中すれば良いという1600m戦ならば、まだ追走が楽なので能力は発揮できるが・・・！
安田記念の様に、前半戦はまるで1200mの様なHペースを追走するリズムが要求されると、今の彼にとっては道中のペースが忙しすぎるので、隊列で後方に追いやられてしまう危険性がある。なので、道中でのペース配分がゆったりになる「1800mへの距離延長」というのは、これ以上にない追い風になるのは間違いない！
懸念材料は状態
➡ただし、懸念材料もある。それが、状態面があまり芳しくないということ。これについては、ここ最近の追い切り履歴と比較すれば一目瞭然なのだが・・・！
（※）ご覧の通り、今年春の２戦では、３ハロンで36秒台～２ハロンを23秒台でまとめる速い区間タイムがきちんと記録されていたが・・・！今回の毎日王冠へ向けては、３ハロン36秒台が１回もなく、２ハロンに至っても23秒台の前半が１回も記録されていなかった。
【マイラーズの最終】84.5-68.2-53.8-38.3-24.2-11.9
【マイラーズ１週前】81.3-65.9-51.6-36.8-23.3-11.3
【マイラーズ２週前】85.7-66.0-50.6-36.5-23.2-11.2
【G1安田記念の最終】83.6-67.0-52.0-36.8-23.3-11.4
【G1安田記念１週前】81.4-65.8-51.1-36.6-23.2-11.2
【G2毎日王冠の最終】83.5-67.8-52.5-37.4-23.8-11.3
【G2毎日王冠１週前】83.1-67.6-53.2-38.1-23.9-11.4
【G2毎日王冠２週前】80.6-66.5-52.1-37.9-24.4-11.8
挙句の果てに最終追い切りでは、舌をベロベロと出して集中力も散漫だったので…（汗）この動きでは、自慢のラストスパートがどこまで使えるのか？が疑問に思えてしまう。
ここ最近で見せているズブさを考えると、今回はより一層、勝負所でのズブさが顔を出しそうに思えるので「瞬発力勝負」に対しては割り引きが必要に思える。
ソングライン
➡では続いてソングラインについてだが、彼女はシュネルマイスターとは真逆な１頭で・・・！まず結論から言うと、３強対決以前の問題で、今年の毎日王冠にエントリーしている全ての出走メンバーの中で、追い切りでの動きがダントツNo.1だったのが、このソングラインである。正直、このまま安田記念をもう１回走らせても勝つだろうなと思ってしまうほど、とても前哨戦とは思えないほど素晴らしいコンディションに「仕上がっている」のが、このソングラインだ！
しかも、最終追い切りでの動きを見れば分かる通り！３頭併せの真ん中に入れても全然我慢ができているので・・・（汗）正直、自滅する可能性は少ないだろう。これだけ完璧に折り合いもコントロールが効いているのなら１ハロンの延長も難なく熟せると思うので、1800mと言う初体験に距離は気にしなくてOKだ！
だからこそ余計に、唯一無二気になってしまう点が【59キロ相当の重さを背負った状態で併せ馬の良い目標にされるポジショニングの悪さ】の問題だ！先にも申した通り、ここ最近のシュネルマイスターはズブくなって来ているので！前半からは積極的に来ない関係から、恐らく今回も後方からの差し競馬になると思われる。加えて、この後で解説するジャスティンカフェも、わざと最後尾から競馬をしてくる可能性が考えられるので・・・！
目標にされやすい
➡そうなると自動的に、３頭の中ではソングラインが「先頭」を走ることになるだろう。加えて、コンディションが良すぎる事からも、反応速度の違いから最後の直線の攻防では先に飛び出してしまう恐れがある。
しかし競馬とは、最後の直線で併せ馬になったら【外から被せる方が断然有利】になってしまう事の方が多いで・・・！それこそ、ダノンキングリー VS シュネルマイスターの叩き合いになった毎日王冠における「ダノンキングリーの立場が今回のソングライン」という立場に成り兼ねないので！
⚠状態が良すぎるが故に、早く前に出過ぎて併せ馬の良い標的にされると、叩き合いになったらこっちの方が重たい斤量を背負っている分トップスピードでは部が悪い！
故に、ソングラインが勝つためには、馬体を並べられる前にゴールへ飛び込む必要があるが・・・！シュネルやジャスティンに並ばれたら、もう反撃は難しいと思うので、どっちの位置関係になる可能性の方がより高いか？を予想しなければならないだろう。
ジャスティンカフェ
➡そして、今話に出たばかりの「ジャスティンカフェ」についてだが！まず正直に言うと、フォトパドックを見た時に【１番素晴らしいシルエットをしているな！】と素直に感じたのは、このジャスティンカフェだった！
なので、”あのエグい馬体写真”から察するに「ここは死に物狂いで勝ちに来るのかな？」と思ってその後のトレーニング方法や、陣営側のコメントを確認していたのだが・・・！
⚠どうやらそうでもないらしい・・・！
陣営側の言うコメントを私なりに解釈した内容でまとめると「もっともっと溜める競馬で、一か八かくらいのレースをさせたい。このメンバーを相手に磨いてきた差し味が通用するのかを確認したい。それで結果的に１着も獲れたら嬉しい。」と言う趣旨のニュアンスに聞こえてしまい、どうやら今回はあえて極端に貯める競馬を覚えさせ、それがどこまで弾けるかを試す【試走】と言う意味合いの方が強いようだ。
今回は試走？！
➡事実、優勝した前走のエプソムカップの時と追い切り履歴などを比べてみると・・・！ご覧の通り今回は、やけに追い切り本数が少なくなっており！CWでの調教が１本しかなかったのが気になる。しかも、その最終追い切りで出してきた時計も、かなり極端に後半勝負なリズムでの走らせ方になっているので、恐らく相当溜める競馬を試そうとしているのが、ここからでも読み取ることが出来る。
【エプソムCの最終】83.3-67.8-52.8-37.7-23.6-11.8（CW）
【エプソムC１週前】85.0-69.0-53.0-37.4-23.1-11.5（CW）
【エプソムC２週前】51.9-37.8-24.5-12.3（坂路）
【G2毎日王冠の最終】87.2-70.7-54.6-38.7-23.9-11.7（CW）
【G2毎日王冠１週前】51.7-37.4-24.5-12.3（坂路）
２走前のダービー卿CTの時には、関東への長距離輸送が控えているのに、最終追い切りで３頭併せをCWで行い、そこで最先着する動きも見せていたことを考えると・・・！終始単走での軽いメニューしかしてこなかった今回は、やはり【勝負＜試走】というイメージの方が強いのだろう。
結論を出そう！
➡以上ここまで、３強がそれぞれに抱えている【長所】と【短所】を述べさせていただいたが・・・！それらも全て踏まえた上で、最終的に選んだ本命馬と、その馬と共に心中すると決めた勝負の券種までを発表させていただく。
結論を申し上げると、今年の毎日王冠で狙いを定めた本命は・・・！
【単勝】10番◎ソングライン
やはり、馬の総合力が試される東京のマイルG1で３勝！しかも、安田記念を２連覇した程の逸材を「単勝２人気の3.5倍台」で勝負できるなら、これ以上お買い得なオッズはないだろう。
最大の理由は枠順
➡無論、オッズだけで選んだわけではない！最大の決め手になったのが【シュネルマイスターよりも外で、尚且つシュネルとは離れた外枠に入って欲しい】と切に思っていたからである。
と言うのも、これはルメール騎手の性格上、やはりソングラインの事をマークしに行く事は明々白々。ただ、それをするには「ソングラインの外」を確保することが必要だったので・・・！ソングラインにしてみれば、自分よりも外にルメール騎手がいない枠順になってくれたのは、非常に競馬がしやすい筈だ。
むしろ、今のシュネルマイスターはズブさが出てきており、加速に時間がかかる傾向があるので・・・！そんな中で、狭い最内【１枠１番】を引いてしまった今回は、ソングラインとのマッチレースに持って行くまでが非常に難しい並びになったと思える。
よってソングラインは、このルメール騎手とは離れた枠順と、デキの良さを十二分に活かせば【馬体を並べられる前にゴールへ飛び込む】という理想的な展開に持ち込めそうなので、思い切って彼女を今年の◎本命に選ばせていただく！
迷いを一刀両断
➡確かに、未知なる1800ｍという距離を、牝馬で59キロ相当のハンデを背負って戦うことは決して楽ではないと思うが・・・！ただ今の彼女は、そんな重さなど吹き飛ばせるほど【超抜】なコンディションに仕上がっており！彼女自身、恐らくこの２戦で大きく自信をつけたのだろう。調教の段階から、かなり自信満々な雰囲気を漂わせているので！恐らくここへきて、相当馬が変わって来ているのだと推察できる！
昔から【勢いに乗った牝馬には逆らうな】なんていう古い格言もあるが、同時に【府中の千八展開要らず】なんていう古臭い昭和の格言もあるので！東京のマイルG1を連覇した圧倒的な総合力に加えて、覚醒を迎えた今のソングラインのポテンシャルは、手を付けられない強さがあると感じているので！ここは素直に信用したいと思っている。
故に、LIVEのオッズを確認しながらという事にはなるが、一先ず彼女の【単勝】を主軸に考え、そこから発展させた【馬単】や【３連単４点～９点】という絞った形での勝負も検討していきたいと考えている。
