▲重賞や勝負レースに限らず、今週の競馬からすぐに使える「酒のツマミ」になる様な競馬雑談を行う企画を配信中です。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
【先週】06/08土曜
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マーメイドS 2024 予想
１週前追い切り診断
➡さて、今週末に行われる唯一無二の重賞レース【マーメイドステークス】は牝馬限定戦で、
しかも難解なハンデ戦！
過去には３連単で33万円などが平気で飛び出すなど！
毎年、荒れる重賞レースとして非常に有名な一戦だ！
だからこそ「今がまさに絶好調な状態！」という馬を正確に探さなければならない！
２勝クラスの馬が優勝！
➡実際に過去には、未だ２勝クラスまでしか勝った事がなく！
３勝クラスすら突破したことがないのに、飛び級で挑んできた10人気の伏兵が、ハンデ50キロの軽さと、状態の良さをフルに活かし優勝を飾ってしまったように！
本当に状態が良い馬なら、果敢に刺客を送り込んで来る陣営も多いレースなので！１週前の段階から動きの良かった面々を正確に把握しておきたいと思う。
尚、今回の１週前追い切り診断は、主に追い切りの映像があった馬のみを対象にしております。従って、全頭診断ではないことを予めご理解いただけたら幸いです。
（評価順）
【S】絶好調
【A】前走より上
【B】良くも悪くも変化なし
【C】前走より下
【B】 エーデルブルーメ（川田将雅）
栗ＣＷ 81.9-66.3-51.8-36.8-22.9-11.3 単走
今回の１週前追い切りには福永調教師自らが騎乗。その感触曰く「まだもう少し良くなる体をしている」との事だった。無論、その発言をした上でこれだけの時計が出ているので、相当なエンジンを積んでいるのは間違いない。その指摘されていた身のこなしが、最終追い切りでどんな変化をもたらすか？ここに注目したい。
【A】 コスタボニータ（岩田望）
栗ＣＷ 82.8-66.7-51.7-36.5-11.4 併せ先着
併せた相手馬には体重の軽そうな人間が騎乗していたが、コチラは体重の重そうな助手が騎乗。それでも併せ馬を軽々と追い抜いてきたように軽快さは非常に目立っていた。タイムについても、51-36-22-11秒台を繋げて走れていたので、最終追い切りで追い出されてからのギアチェンジが更に磨きが掛かれば文句ないだろう。現状では、限りなくSに近いA評価だ。
【S】ゴールドエクリプス（幸英明）
栗ＣＷ 81.3-65.7-50.5-35.9-22.4-11.0 単走
ビックリする時計だが、これを【馬なり】で叩き出せているのだから更に驚きだ。今回は２か月半ぶりの休み明け初戦になるが、以前に大原ステークスを休み明けで勝った時も中間の追い切り本数は今回と同じ２本だけだったので！恐らく気性的な問題で、あまり使い詰めで使ったり、練習を多くやり過ぎると嫌気がさしてしまうタイプなのだろう。故に、少ない追い切り本数+楽な馬なりでこれだけのタイムを出せている今回は、巻き返しが怖いタイミングだ。
【B】セントカメリア（西村淳也）
栗坂路 57.4-41.2-26.5-12.4 単走
連続坂路２本追いという、独特な調整方法を施す高野厩舎なので、全体時計が遅いのは問題ない。重要なのは、終いの１区間でどこまでビュイっと加速ができているか？というところだが、今回は14.1-12.4とかなり鋭い加速ラップだったので、俊敏性は素晴らしい。ただし前半では、かなり折り合いに苦労していたので、精神的な不安定さはやはり今回もある。肉体の上積みはあっても、メンタルは未だ平行線といった状況だろう。
【B】ピンハイ（北村友一）
栗ＣＷ 93.5 62.1 49.6 36.5 12.0 単走
馬体重の関係で馬なり調整が多いのは仕方ないが、動きは軽快で折り合いも凄く良い。直線の伸びも良く体の使い方も良い。フォトパドックでも、随分と筋肉の質感と、輪郭がはっきりしてきたので、このまま行けば良い仕上がりになる。問題は詰まった体形をしているので、1800ｍがどうか？内回りでは機能しそうな体だが、本来の適性は1600ｍ以下だと思う馬体なので、そこを如何に状態の良さでごまかせるか？だろう。
【B】 ミッキーゴージャス（浜中俊）
栗ＣＷ 79.7-64.3-49.5-36.0-11.6 併せ先着
以前から追い切りでは凄い時計を出す馬だったが、今回は更に破格の49秒台を刻んできた。ただ、その暴走気味なラップが影響してか？最後は失速ラップになっていた。最終追い切りでは、道中から折り合いをしっかり守り、終いまでスムーズに加速できているか？の確認はしたいところだ。加えて、今回は浜中騎手への乗り替りなので！もし１回も騎乗せずに本番を迎えると、操縦性では難を見せるか？
【C】 ラヴェル（坂井瑠星）
栗ＣＷ 81.9-66.4-52.8-39.1-13.4 単走
（１週前追い切りなので、ある程度攻めておきたい思惑は感じるが…ご覧の通り、中盤の時計も平凡だし、終いの反応も鈍く「13秒台」と明らかに伸びを欠いている。耳の絞り方も少し反抗してるように感じる。全体的に重苦しい追い切り。最終追い切りでどこまで変わるか注目。）
