マイルチャンピオンシップ 2020【予想】この決断で大勝負！グランアレグリア VS サリオス！危険な人気馬に選ばれたのは？

＼危険な人気馬／

サリオス

(２人気・Mデムーロ)

➡確かに、舞台設定そのものは、スタミナが問われるコースレイアウトでもあるので、朝日杯の時のように彼のスタミナが活きそうにも思えるが・・・

ただ、今回のスタミナが問われる【ゾーン】は足元から来るスタミナではなく、

心肺機能から来るスタミナ合戦であると我々は考えている！

 

同じスタミナでも種類が違う！

➡一括に、同じ「スタミナ」と言っても、42.195キロのフルマラソンの中で問われる持久力と、

スタート〜ゴールまで歯を食いしばっての全力疾走を強いられる100m走でのスタミナが違うように！

今年のマイルチャンピオンシップの場合は、

心臓はバクバク！
息はハァハァ！

と、もう今にも口から心臓が飛び出すんじゃないか？そういう種類の「心拍的なスタミナが問われる」レースであると我々は考えている。

 

２つの優先順位

➡つまり「スタミナあってのスピードの持続」という優先順位ではなく！！

レシステンシアが、この高速馬場の中を逃げてしまうので、半ば強制的に速いトップスピードへ「ぽんっ！」と上げて追走しなければならないので

「まずはスピードを上げてからのスタミナの維持！」という順番になると我々は考えている！

 

そこでサリオスの場合には、他の２頭とは異なりローテーションで大きなハンデとなってくると考えている。

しかもこのローテというのは、毎日王冠からのローテを話しているわけではない！

彼のこの１年間のローテーションそのものを言っているのだ！

 

自分自身が良い例で！

➡というのも彼自身が良い例だが、この舞台で行われた【G1・朝日杯FS】をレコード勝ち出来たのも全ては！

直前に【サウジアラビアRC】を２歳レコードで勝ってきたからである！

 

つまり、ここまでPart１からずっと話してきた通りで、

目には目を。
歯には歯を。
スピードにはスピードを。

この「本番の速い流れには、前走で速い流れを経験せよ！」と言う鬼の鉄則を、実際に体現していたのが、

朝日杯FSでべらぼうに強かったサリオス自身！

しかし、今回のサリオスはどうだろか？

 

せっかく作ったリズムが

➡確かに【G2・毎日王冠】その物は、速い流れの中で強い勝ち方だったが・・・

それ以前のローテーションというのは、皐月賞→ダービー→毎日王冠と、なまじっか1800ｍ以上のG1などを経験してしまったが故に・・・

今のサリオスの心肺機能というのは、中距離路線特有の前半はゆったりと構えて後半勝負！というリズムが出来上がりつつある。

そんな今のサリオスが、イキナリこの高速馬場で、しかもあのレシステンシアが作り出す超高速ラップへ対応できるか？

ある意味、今シーズンでせっかく作り上げてきたリズムとは、真逆のレースを強いられることになる！

 

あのムーア騎手でさえ

➡となると、あのレコード勝ちをステップに参戦してきた当時の【朝日杯FS】でも、当時鞍上だったライアン・ムーア騎手でさえ、

スタートからかなり大きなアクションで押しまくっていたように、

それを初コンビで対応しなきゃいけないデムーロ騎手への負担も大きい。

 

朝日杯の頃までの「マイル専用機」だったサリオスではなく・・・

「クラシック明けのサリオス」には、恐らく見た目以上にハードルが高いと予想できるので、

こう言う種類のレースでは、やはり共に失敗も経験して、パートナーの短所も理解している！

そんな「人馬一体」のコンビを素直に狙いたい！

 

以上のことから、ここは怖い存在ではありますが

「馬券で勝つための決断として！」

このサリオスの評価をザックリと下げて、大勝負させて頂きます！