▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
中山記念 2023 予想
2連覇を目指す!!
➡さて、この中山記念と言えば!
昨年は1人気「ダノンザキッド」に、大きな不安点があることを予言し!
その上で、優勝した「パンサラッサ」を1着推奨して!
3連単&馬連のダブル的中に成功した一戦でもあるので!
今年も大胆不敵な発想から導き出した推奨馬で
怒涛の2連覇を狙っていくぞ!
どんな攻め方がある?
➡では昨年の結果を踏まえて!
今一度、この中山記念というレースでの【攻め方】をおさらいして行こう!
まず、1番注意が必要なのは・・・!
【コース変更】についてだ!
勝負のポイント!
➡今週から「春の中山」が開幕する!
そしてこのタイミングから【G2・AJCC】が行われていた「Cコース」とは打って変わり!
今週からは有馬記念ウィーク以来となる
最内の「Aコース」が復活する!!
そんな「Aコースでの開幕週」で気をつけるべき、勝負のポイントと言うのが・・・!
★平均点の戦い★
これは一体どういう意味なのか?!
熾烈な椅子取り合戦
➡と言うのも、今回使うAコースが今年初登場なのに対し!
差し馬が通らざるを得ない馬場の外目となる「Cコース」というのは・・・
今年の開幕戦である「中山金杯~AJCC」まで、
既にずっと使われていたことを考えれば!
4コーナー獲ったもん勝ち!
➡やはり今の馬場は、ラチ沿いビタビタ~外3頭分までが!
最も伸びる綺麗な馬場状態になっていることは明々白々!
故に基本的には、最後の4コーナーで4番手以内までの先行グループに位置していなければ!
この馬場の美味しい所だけを
活かすことは不可能だ!
4コーナー勝負に!
➡実際に、この直近2年間だけをピンポイントで振り返ってそれは一目瞭然で!
【2022年】
1着(1-1-1-1)
2着(11-11-10-9)
3着(6-7-6-5)
【2021年】
1着(4-4-4-4)
2着(5-5-4-4)
3着(2-2-2-1)
昨年にしても、57.6秒と言う途轍もないHペースになってしまったのにも関わらず!
4コーナーを早め5番手以内で通過した先行馬が1着&3着に粘る好走!
2着に差し込んできた「カラテ」でも、4コーナーはちゃんと1桁順位で立ち上がっていた様に!
この中山記念で重要なのは・・・!
Hペースに喰らいつきながら最終コーナーを立ち上がり!
そのまま歯を食いしばって、スピードに乗ったまま直線を走り切れるという【心肺機能の長続き】が要求される!
血統にも傾向が!
➡だからこそ、血統構成にも1つの特徴があり!
【心肺機能の長続き】が要求されるレースだからこそ!
凱旋門賞や海外G1でも、多くの好走例を輩出している【ステイゴールド系列】の粘りっこい血統が・・・!
実は【5年連続で連対中】という
分かりやすい特徴が表れているのにも納得がいく!
故に平均点が大事!
➡これらの過去傾向からもわかる通り、開幕週の良好な馬場で行われる中山記念では・・・!
序盤戦での椅子取り合戦に参加できるだけの「スピード」能力!
そして、そこからダラダラと平均点の高いスピードを出し続ける為に必要な「豊富なスタミナ量」!
内回りの4コーナーも4番手以内までで通過できる「機動力」と!
最後の激坂も苦にしない「馬力」性能!
この様に、全ての要素で平均点の高い能力値が求められるレースなのが、この中山記念というレースの実態なのだ!
平均点の高さを競う戦い!
➡故に、わかりやすく例えば「スピード・スタミナ・機動力・馬力」の4つのバランスで、
━━━━━━━
スピード:4点
スタミナ:4点
機動力 :2点
馬力 :10点
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どこか1つだけが抜き出て秀でている馬よりも!
━━━━━━━
スピード:7点
スタミナ:7点
機動力 :7点
馬力 :7点
━━━━━━━
抜きん出た長所がなくても!
全ての平均点が高い馬の方が、最も馬場の恩恵を受けやすいレースだということだ!
マイラーが好走?!
➡その「平均点の高さ」というキャラクターを、わかりやすく証明してくれたのが!
昨年2着の「カラテ」と一昨年2着の「ケイデンスコール」だろう!
この2頭は共にマイル重賞を勝っていた程!
一級品のマイル戦にも対応できる基礎スピードを持ちながら!
中山競馬場に匹敵する【急坂コース】で重賞も勝っていたり!
スピードと馬力のバランスが
非常に取れていた存在だった!
好時計で連続好走
➡だからこそ「カラテ」に至っては、マイル重賞での速い流れを経験していたからこそ!
パンサラッサが作り出した激流にも耐え、最後の最後で上がり最速の末脚を爆発させることができたし!
「ケイデンスコール」にしても、【G2・マイラーズC】で「1:31.4秒」という激流を経験していたからこそ!
この中山記念でのレコード決着に対応することができたのだろう!
(※)つまり今年で言うとマイル重賞を2勝し、1800mでも勝ち星がある【イルーシヴパンサー】が、まさにケイデンスコールなどと同じパターンに該当している。ただ彼の場合には、前走時での状態が良すぎたので!最終追い切り診断で今回のレースでどのような評価を下すか?の判断を決めたい!
伏兵を狙うなら!
➡故に、今年の超ハイレベルな人気馬たちが揃った中山記念でも!
もし伏兵の一撃を期待するなら!
★高い心拍数を保ったまま「より長く走り続けなきゃイケナイ」という戦いに体が慣れていること!
その上で、開幕したての綺麗な馬場コンディションをも【味方にできる脚質】の馬を狙うべきだと考えている!
Q.誰を指名する?!
➡では、以上の好走条件を元に!
今年の中山記念で狙いたい伏兵は一体誰なのか?
実は今年、単勝万馬券想定の2桁人気の中に・・・!
目をつむってでも狙ってみたい大穴が1頭存在していたので!
その名前を真っ先にお届けさせていただく!
その存在が、この1頭となります!ど〜〜ぞ!!
淀で見せた”黒金”の衝撃!
名手の奏でるビートに乗せて
今度は真っ赤に燃える万馬券!
\期待の穴馬候補として/
(10人気・石橋脩)
ショウナンマグマ
【考察】
◆まず今回のメンバー構成にて、正攻法な立ち回りで人気馬に勝負を挑んでも、跳ね返されてしまうと思うので!
◆穴の一撃を期待するなら、人気馬よりも【多くのアシスト】を得られそうなキャラクターを狙うべきだと考えた!
◆1つは【開幕週の馬場を味方に、人気馬たちの射程圏外から粘り込みを狙うキャラクター】
◆もう1つは【人気馬たちが前の集団を掃除した流れに便乗して、コバンザメの様にくっ付いて一緒になって上がって来られるキャラクター】と、大きく分けてこの2つのパターンに限定されると考える!
◆そんな中で、より高い好走率を期待するなら!やはり冒頭でも話してきた通り!開幕週の馬場を味方につけた方が良いと考えたので、あえて特集を組むなら前者のキャラクターである彼を推奨させていただく。
◆元々、非根幹距離の1800m戦に限定すれば(3-1-0-0)と言う抜群な通算成績であり!既に重賞の舞台でも連対を果たしているのは心強い!
◆また「ステイゴールド系列」の【ねばりっこい血統】を保持内包している馬の好走率が非常に高いと離したように!彼は母父にステイゴールドを持っており!
◆父ザファクターで米国的な馬力の力強さも十分なので!中山の坂も物ともしない!
◆確かに同型は揃っているが、ドーブネはゆったりとしたマイペースで走る方が好きそうだし、トーラスジェミニは年齢的な部分で後半勝負がきつそうな事を考えると!
◆同型の中では、このショウナンマグマが【最も心肺機能の長続き】に期待が出来そうなので!稍重の中を2番手から押し切った2走前の再現を期待する!
◆また、これは刺身のツマ的な余談だが・・・!この【逃げ馬】×【ジャイアントキラー】×【石橋脩】という方程式で言えば!あの天皇賞(春)でオルフェーヴルをもアッと言わせた淀の衝撃は、未だに忘れられないので!あの「ビートブラック」の再現を、この舞台でも期待する!