NHKマイルカップ 2021【予想】えっ、マジか？！３強対決にまさかの結論！グレナディアガーズ、バスラットレオン、シュネルマイスター「買える人気馬」＆「危険な人気馬」とは？！

＼危険な人気馬／

シュネルマイスター

(２人気・Cルメール)

【考察】

⇒まず、シュネルマイスターの場合、最大の壁となるのが・・・

【Hペースの経験値】

これが最大の割引ポイントだと考えている！

というのも、ここまでのキャリア３戦の中で「前半の方が、後半より速いタフなラップ」を・・・

なんと一度も経験したことがない！

これが最大の減点材料！！

 

過去３戦での経験値！

➡ご覧の通り、彼がここまで戦ってきた３戦というのは全て

「レース後半の方が、前半よりも速い」

いわゆる「後傾ラップ」でのペース配分しか経験しておらず、このことから何が言えるか？といえば

「溜めて、溜めて！ズドンっとキレる！」

そういう流れのレースしか経験したことがない！とうこと！

 

前半の激流で…

➡これは前哨戦にありがちなペース配分ではあるのだが、これが本番のG1ともなると・・・

そう悠長にのんびりと構えていられる時間はない！

これが雨でも降って道悪に成り、レース全体のスピードが落ちるならまだ話は別だが、良馬場でのスピードレースを大前提とした場合、

直近５年間のNHKマイルカップの前半の入りを振り返っても、５年間全てで例外なく

前半：33.9秒～34.5秒
後半：34.4秒～35.1秒

このハイアベレージでまとめているのがよく分かるので、スタート～ゴールまで、レース全体の中で

「緩急がつきにくい！」という大きな特徴がある！

 

距離経験は良いが…

➡確かに彼の場合、2000ｍで行われた重賞【G2・弥生賞】での２着の実績がある。

ただし、前半が極端にスローだったり、

緩急がつきやすいレースばかりを経験してきてしまったシュネルマイスターには・・・

今まで経験してこなかった前半戦での激流を、イキナリ本番のG1でまざまざと体感することになるので！

今までと全く違うレース展開の流れに戸惑い、見えてなかった脆さが露呈する可能性は否定できない！

＼危険な人気馬／

バスラットレオン

(３人気・藤岡佑介)

【考察】

今度はバスラットレオンの場合、最大の壁となるのが・・・

【スピードの頭打ち】

わかりやすく、バイクや車で例えるなら、レブリミットに当たっている！そんな印象が強いタイプだ！

父が馬力タイプのキズナ産駒で、母父が欧州型のSadler’s Wells系ということも相まってか

タイプとしては、「周りが苦しくなって減速していく時に、スピードを落とさず走れる！」という個性の持ち主で！

言ってしまえば、タイムトライアル戦よりも、むしろ時計の掛かる失速戦になってこそ良さが発揮される個性の持ち主！ということ！

 

減速する中を粘り込む！

➡その典型的なレースだったのが、前走の【G2・ニュージーランドT】の圧勝劇だろう！

あれがまさに「ドンピシャにハマった！」というレースだった様に思う！

本当に良い走りをしていたし、逞しくなったな！と感心させられたレースぶりであった！

ただその一方で、ことスピードレースとなりやすいこのG1という舞台においては、

34.8秒 – 34.8秒

と、前半後半で変化がなく伸びきれなかった【G1・朝日杯FS】での４着！

あれが決定的な様に思える！

要するに最後の直線の攻防で、スピードに変化がないタイプということ！

 

あくまで参考程度に

➡その指標として見ていただきたいのが、2019年からデビューした【キズナ産駒】の重賞成績なのだが・・・

◎右回り（９-２-５-45）
☓ 左回り（０-１-２-28）

このわかりやすい特徴からも分かる通り！

基本的に右回りコースの方が直線の短いコースが多く、また「阪神」「中山」など直線に急坂が配置されているので、

パワータイプのキズナ産駒が強いのも頷ける！

 

その一方で、左回りコースというのは、「東京」「中京」「新潟」などなど、直線の長いコースが多いので、必然的に最後の直線勝負での攻防でスピードの変化が求められてしまう！

だからこそ、パワータイプのキズナ産駒の成績が、左回りで悪いのも理解はできる。

 

１着で狙うなら前走だった

➡故に、圧倒的なパフォーマンスを見せつけた前走が買い時だったのは火を見るよりも明らか！

ついでに言うと、猛時計を連発している【栗東坂路】も「右回りのコーナーからの直線」という構図になっている。

なので、タイプとしてはシュネルマイスターと非常に類似している部分が多いので、

シュネルマイスターとバスラットレオンの馬連は、理論的には成立するのだが・・・

本命をスピードタイプの◎グレナディアガーズにした場合に、この２頭との1-2フィニッシュを馬連で購入するというのは、

辻褄が合わないということになる！

 

スピードレースの際に

➡故に、今回も彼自身のリズムと猛時計で逃げた場合に、恐らく最後の最後まで際どいところで粘っているとは思うのだが・・・

稍重の阪神と同じ様に直線が急坂の中山をパワーで逃げ切り勝ち！

一方、レコード決着となった【G1・朝日杯FS】では、「最後の直線での攻防でスピードに変化が見られず抜かされた」というパフォーマンスを見た時に、

今回も、晴れた良馬場での時計勝負になった場合に、持ち時計の速さに関しては頭打ちの感が否めず、

これだけの強力な先行馬が揃った時に、東京の最後の長い直線で、

最後の最後でスピードが頭打ちになる可能性が高い逃げ馬というのは・・・

格好の的になってしまう可能性が高い！

元々競走馬というのは、最後の直線の配列で、外から被せられて併せ馬になるのを本当に嫌う生き物なので！

そういった展開を考えた時、ここは前走以上のパフォーマンスは期待できないと判断した！

 

リスク承知で！

➡ならば、【本命➡️無印の大勝負】と銘打っている以上、まさに我々カリスマ予想のモットーでもある

「勝利とは、リスクと等価交換で得られる物！」

馬券を買って勝負する以上、最後はもう「勝つか？負けるか？」のどっちかしかないのだから、この我社のスローガンに乗っ取り、

ここは、腹を括って大勝負させていただく！