▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
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新潟大賞典 2021 予想
➡それではまず、このレースにおいても、そのレース毎に必ず存在する「ここだけは絶対に押さえなきゃイケナイ！」という、勝負のツボからご紹介しよう！
まずハッキリ言って、今現在のまるで昭和の競馬を思い出させる・・・
【黄色い馬場】で行われている新潟競馬場の芝コンディションでは・・・（汗）
まずはっきり言って、このあまりに特殊すぎる馬場への対応力が求められる！
ライバル以前の問題で
➡他のライバルと戦う以前に、まずはこの「昭和の馬場」に勝てなければ話にならない！
では具体的には、どんな適性が求められるのか？
その結論が・・・！
路面を蹴り上げる馬力性能
路面を捉えられる馬力
➡要するに、今のあまりに特殊で、尚且表面がデコボコと荒れている路面状況でも、
しっかりと馬場を捉えて蹴り上げられるだけの馬力がまず必要になる！ということ！
そして、その「地面を掴んで蹴り上げる」という連続運動を
ゴールまでずっと繰り返してもバテない筋肉面での耐久性と体力が必要になってくる！
先週の時計を見ても！
実際問題、近々の新潟外回りコースを使用したレースの上がり３ハロンの時計などを見てみると
35.5秒～37.2秒まで
時計がメチャクチャ掛かっている！
故に、既にこれまでのキャリアでもそうした特殊な条件下で好走したキャリアの持ち主、
特に【34秒～35秒前後まで上がりの掛かる馬場で行われた重賞で好走済み】という経験値を持っている馬を積極的に狙いたい！
そこで今年のメンバーの中で、ちょっと変わったキャリアを持ちながら、妙味たっぷりな人気薄となっているのが・・・！
＼予告の軸馬候補／
☆ヒュミドール
(６人気・吉田豊)
【考察】
➡まずなんと言ったって！
彼が前走戦った【G2・日経賞】のメンバーを見て欲しい！
１着：ウインマリリン G1天皇賞５着
２着：カレンブーケドール G1天皇賞３着
３着：ワールドプレミア G1天皇賞１着
４着：☆ヒュミドール
この錚々たるメンバーを相手に戦ったG2で４着なのだから優秀としか言いようがない！
しかも競馬新聞の柱の上では見過ごされ勝ちだと思うだが・・・
その前走の【G2・日経賞】では、最内枠の1枠1番が災いし・・・
実はとんでもない被害を被っていたのである！
松山騎手の騎乗停止
➡御存知の通り、この日経賞でカレンブーケドールに騎乗していた松山騎手が、このレース中での幅寄せで騎乗停止を食らった訳だが・・・
その内の被害者の１頭が、この☆ヒュミドール！
➡事件が起こったのは３コーナー進入手前から50ｍ地点！
ちょうど全員が直線の短い中山を意識して、徐々にペースアップする勝負ポイントで・・・
カレンブーケドールと、その直後にいたウインキートスが接触！
そして転びかけたウインキートスの背後に居たのが、この☆ヒュミドール！
この時は1枠1番のゼッケンが災いし、身動きが取れない進路が影響して！
たまらず☆ヒュミドールに騎乗していた吉田豊ジョッキーも・・・
立ち上がって急ブレーキをかける程、大きなタイムロスをしてしまっていた！
あの馬の位置に注目
➡実はこの時、この☆ヒュミドールの左隣で馬体をピッタリと併せて陣取っていたのが、
このレースの３着馬で、 先週のG1天皇賞春を優勝した！
⇒ワールドプレミア！
アクシデントが起こる前までは同じポジションにいた☆ヒュミドールとワールドプレミアだったが、
このアクシデントの間にその差は・・・
５馬身差以上も開いてしまっていた！
最後の着差に注目！
➡結果的にその差を埋めようと、無理に３コーナーからロングスパートをして、ポジションの挽回を余儀なくされた☆ヒュミドールだったのだが・・・！
被害を受けることなく、そのままスムーズな競馬で４コーナーも４番手で通過していた
ワールドプレミアとの着差は・・・！
僅か【２馬身と1/2】
数字面で示した自力
➡しかも、ポジションを挽回するのに脚を使っていたのにも関わらず、上がり３ハロンの時計でも、優勝したウインマリリンと同じ、
上がり２位タイとなる
34.7秒を記録していたのだから、紙面上では見えないところで、確かな実力を発揮していたレースだった！！
あのロスがありながら、あのメンバー相手に４着への挽回は非常に価値のあるレースだったと評価したい！
ダートで培った馬力
➡元々、ダートでの勝鞍が２勝もある、ちょっと変わったキャリアの持ち主であり！
そして！
そんな１年半戦ってきたダート戦で培った経験値というのは、
表面がデコボコと荒れている今の新潟競馬場でも、
しっかりと路面を捉えて、蹴り上げられるだけの馬力があることを
十二分に証明している！
４走前に注目！
➡その証拠に４走前に快勝した【ノベンバーステークス】も、力の要るデコボコとした馬場コンディションだったが、
そんな馬場を物ともせず上がり最速となる33.4秒を叩き出し完勝！
ここ最近は、その時のパフォーマンスで体力ばかりが評価されてなのか？ずっと長い距離を中心に使われ続けてきたが
レース序盤は折り合いに不安があり、ハミを噛む癖があるので、長い距離での遅いラップスピードの中で我慢をさせても良さがでない！
このタイミングでの短縮
➡事実、その快勝したノベンバーステークスが1800ｍだったのに対し、
2500ｍで行われた前走の【G2・日経賞】でも、１周目のメインストレートでは、ハミを噛んでいたので、
少しでも距離が短くなり、ラップスピードも速くなる2500ｍ⇒2000ｍへの距離短縮はむしろ好都合！
更に付け加えれば、折り合いに不安がある馬というのは、大阪杯でのレイパパレ同様に
足下が特殊な馬場でのレースの方が、走りに集中しやすくなるので、
この【特殊な馬場】+【大幅な距離短縮】は、まさに願ったり叶ったり！
１週前も猛時計！
➡実際問題、不完全燃焼に終わってしまった前走の鬱憤を晴らすために、既に１週前追いきりでは自己ベストを大きく更新する猛時計を叩き出してきた！！
あのアクシデントによるメンタル面のダメージが心配だったが、今の動きからはそんなことは微塵も感じさせず
むしろハンデ戦で、斤量もそのG2の前走から１キロ軽くなった55キロで出られるなら好都合！
前走の一件がありますので、枠順の発表で「中～外」に入ってくれれば、思い切って馬券の軸にして勝負してみたい！とまで評価している！！
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