桜花賞 2021【予想】返り討ちか？リベンジか？それとも超新星か？ソダシ VS サトノレイナス VS アカイトリノムスメ！３強対決に結論を出す！

桜花賞 2021【予想】返り討ちか？リベンジか？それとも超新星か？ソダシ VS サトノレイナス VS アカイトリノムスメ！３強対決に結論を出す！

＜目次＞

◆３強へ向き合う為のポイント！

◆勝負の一手がこれだ！

◆あのレースのレベルに注意！

３強への結論をだす！

➡それでは既にPart１【穴馬編】で公開している「〇〇なローテーション」に加えて、

そこで合わせて発表した「４つの好走条件」に基づきながら！

本日は、皆様も恐らく悩んでいる事であろう

返り討ちか？リベンジか？それとも超新星か？
ソダシ VS サトノレイナス VS アカイトリノムスメ

この上位人気３強へ対する評価の順番を、ここは逃げずに、しっかりと向き合って発表したいと思う！

Q.なぜこの３頭を取り上げる？

➡️そこでまず、そもそも論として、「なぜ、この３頭の比較を取り上げる必要があるのか？」という部分についてだが、

私の言う「３強」というのは、何も「上位人気３頭だから！」と言う理由だけではない！

実はこの３頭と言うのが、今年のエントリーメンバーの中で、上位人気３頭であるのと同時に・・・

1. ソダシ                 1:33.1秒
2. サトノレイナス      1:33.1秒
3. アカイトリノムスメ1:33.3秒

マイルでの持ち時計が１位・２位・３位の３頭だからである！

今年の桜花賞は！

➡️Part１の穴馬編からずっと口すっぱく申し上げている通り！

やはり今年の桜花賞は、この「Bコース替わりの開幕週」と言う・・・！

今までの桜花賞とは全く違うポイントが出現したことによって！

桜花賞のレースレコードまで狙っていける様な、スピード　VS スピードの「タイムトライアル戦」になると考えている！

故に、既に持っている「持ち時計の速さ」による高速馬場へ対する適性の証明は、物凄く重要になってくる！

最後の勝負のポイント

➡️故に、今年の桜花賞と言うのは

【緩みのない「持続力」が求められる展開の中での、上り３ハロン勝負】と言う戦いになるだろう！

それを大前提にした上で、今回用意される馬場コンディションでは、誰が１番有利になるのか？

それを、過去にもあった軽い馬場での桜花賞での「トラックバイアスの変化」や、

そこで好走するためには「どんなキャラクターの馬が好走していたのか？」

それを今から分析して、３頭を比較していこうと思う！

過去の軽い馬場の桜花賞

➡️まず、近年の桜花賞にて、今年の馬場コンディションにより近い「軽めな馬場質」で行われたのは

2014年：ハープスター
2016年：ジュエラー
2018年：アーモンドアイ
2019年：グランアレグリア

共に、レース時計が「1:33.4秒〜1:32.7秒」までの高速時計で決着した、この４年間だったと思う！

そしてこの４年間にて、馬券圏内に好走した馬の全12頭を見た時に、まず真っ先に目が向いたのが・・・

共通点❶「上がりの速さ」

窮屈な１枠１番と言う最内枠のせいで、早め先頭の積極策を選ばざるを得なかった

ラッキーライラックを除いては、

ほぼ例外なく「勝ち負けとなる連対」に生き残るためには、

上り33秒台のキレッキレな脚が必要だったのがよくわかる！

そして２つ目の共通点が、その末脚を「どんなレースで今まで使ってきたか？」と言う問題！

共通点❷「持続力が問われる中での末脚」

➡️と言うのも、この桜花賞と言うのは、３歳牝馬にとっては生涯一の晴れ舞台と言うことも合間って、

「マイルは少し長いかな？」と思わせる馬でも、果敢に挑戦してくる傾向が強いことから！

不良馬場だった昨年でも前半３Fが34.9秒と早く流れた様に、

馬場コンディションを問わず、過去10年間の平均を計算すると

34秒台と比較的速い流れでの追走が余儀無くされると言うのがよくわかるはず！

そこで必要な経験値！

➡️故に、例えば「ハナ差」の大接戦を演じた

ジュエラー　：34.6-33.9(33.0)
シンハライト：34.6-33.9(33.0)

この２頭も、直前のチューリップ賞にて「34.6-33.9」と言う速い流れの中でも上り33秒台を記録できていた様に、

本番桜花賞での速いレース展開の中でも、今まで通り自分の決め手を活かすためには！

既に、速い流れの中で持続力が問われた展開の中でも、最後でしっかり33秒台を使えていた！と言う経験値を持っている馬が有利になってくる！

共通点❸「直線へ向けての枠順」

➡️そして最後に３つ目の共通点が、最後の直線でのコース取りに大きく影響をもたらす「枠順」

レース全体が異常とも言えるオーバーペースで流れた事によって、

直線の入り口では、既に馬群が縦にバラけていた2019年こそ、

最後の直線では内目を選択した２頭が連対を果たしたが、

ただ何れにしても、この高速決着とった４年間で、５人気以下の伏兵で馬券に絡んだ３頭は全員

５枠よりも外の「10番・10番・16番」での好走だった様に！

上り33秒台をマークできる末脚自慢ならば、基本的には、

スムーズな競馬ができる「２桁ゼッケン」の外枠を引き当てた馬の方が有利と言えるだろう！

外枠の利点！

➡️また、これはトラックバイアスとは関係なく！

この「３歳牝馬限定戦だからこそ！」外枠の方が「内枠よりも有利な理由」が・・・

もう１つ存在する！

それが「目の前をカットインされない！」と言うこと！

これは、阪神ジュベナイルFを「メイケイエール」で戦った武豊が、当時のレースを振り返った際に、

「外枠でよかった」と口にしていた様に！

やはり、まだまだ自分の気持ちをコントロール仕切れない幼い女の子たちの戦いだけに、ちょっとしたことで「カッ！」と怒ってしまうことが多いので！

折り合いのことを考えたら、外から被せられたり、スタート直後に目の前をカットインされるリスクが高い内枠よりも、

外外を真っ直ぐ走れる馬の方が、折り合い面での心配がなくなり、体力を温存して走れる！と言うアドバンテージが生まれる！

特に今年の場合は(汗)

➡️特に今年の場合には、ジョッキーの心理的にも

「Bコースの開幕週だからこそ最短ルートを走りたい！」と言う気持ちがより一層強く働くだろうから、

ラチ沿い近辺の椅子取り合戦というのは・・・

まるで「バーゲンセールでの奪い合い」の様に

かなり密集した
激戦となるだろう！

だからこそ、そうした慌ただしい先行争いに巻き込まれない為にも、

一つの目安として、「５枠よりも外の２桁ゼッケン」を引き当てた方が

ジックリとレースを組み立てやすい利点が出てくる！

人気３強への評価の順列

➡️以上ここまでお伝えしてきた【緩みのない「持続力」が求められる展開の中での、上り３ハロン勝負】となりそうな今年の桜花賞を分析する上で、

必要な好走条件が、この３つ！

この項目で絞り込む、人気３強だけでの評価の順列をつけるとするならば、この順番となる！

【人気３頭の中での順列】
1.サトノレイナス
2.ソダシ
3.アカイトリノムスメ

やはり、枠順の差は大きく響いた！

２強への優劣

➡️まず、レベルの高い「重賞」と言う一戦において「上り33秒台」を記録できていたのは、

ソダシ
サトノレイナス

この２頭だけ！

ただその中でも、よりレベルの高いG1で33秒台を使えたのは、

このサトノレイナス１頭のみ！

しかも、サトノレイナスの場合には「34.9-34.4」でより速い展開で流れた「G1」でそれを記録したのだから、これは評価すべき内容だった！

阪神JFのレベル！

➡️その上で、昨年の【G1・阪神ジュベナイルフィリーズ】のレベルの高さは、やはり素直に評価しなければならないだろう！

と言うのも、昨年の【G1・阪神ジュベナイルF】で記録された「1:33.1秒」と言うのが、

この世代の牝馬マイル重賞の中では、最も時計が速かった！と言うのが何よりの証拠！

実際、この「1:33.1秒」と言う時計は、レシステンシアが記録したレコードに次ぐ「歴代２位タイ」となる素晴らしい時計で！

これは以前のレースレコードである2006年にウオッカが記録した時計と全く同じ！

更には、馬場コンディションは違ったものの、同舞台でアーモンドアイが桜花賞で記録した「1:33.1秒」とも同じ！

やはり、今年のトレンドである「高速馬場への対応力」と言う観点では、この「G1・阪神JF組」は侮れない存在だ！

その後の活躍馬

実際、あの【G1・阪神JF】を経験していた馬は、例え当時２桁着順で惨敗していた馬であっても

３着以下の半数以上となる、総勢７頭もの馬が、その後の重賞や、男馬相手のオープン競走でも優勝している背景から考えても

「レース時計の速さ」＆「その後の活躍」であのレースのレベルの高さを証明している！

ここは冷静に、判断材料として素直に受け入れるべきだろう！

軸はどうする？

➡️では最終的な軸馬をどうするか？という話になってくるのだが、

正直に申し上げて、今年のこの枠順の並びを見て、かなり難しい一戦となってしまった・・・汗

サトノレイナスに関しても、人気３強の中でだったら好走条件・キャリア実績・枠順と、この３点では加点は多いのだが。。。

ただこの大外18番は、距離ロスが大きいのと、ルメール騎手の性格上、

最大のライバルをマークしながらの方が上手さが際立つジョッキーでもあるので、

ソダシと大きく離れてしまったこの枠順の並びは、言うほど大きな加点材料にもなり難い・・・

なので、少し茶を濁す様な伝え方で申し訳ないのだが、

と言う、大混戦だからこそ、あえて使い分ける形で、上手く馬券は購入したいと考えている！