▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
大阪杯 2022 予想
ヒーロー達に感謝を
➡さぁ今年の大阪杯は、文字通りの「ガチンコ対決」
素晴らしいドッグファイトが見られるだろう!
だからこそ予想へと入る前に!
まずはこうした世界情勢で、暗いニュースばかりが飛び交っている中で、
こうした素晴らしいワクワクと
ドキドキを届けてくれる
エフフォーリア
ジャックドール
この2頭の主役たちに、
心から感謝したい!
メンバー全員に敬意を
➡もちろん、レイパパレやアカイイト、それ以外のメンバーだって!
ただただ指をくわえて、
見ているわけがない!
当然、出走馬全16頭が素晴らしい戦いを見せてくれると思うが・・・!
いつもとは内容を変更し
➡ただ今回は、入念に語らなければ成らない「あの2頭」が存在することによって!
ちょっといびつな、特殊なレースでもあるので!
いつもとは内容を大きく変更して!
週初めの本日は、この2頭が抱える「不安材料」にのみスポットをあてた
【特別編】で考察をお届けさせていただく!
2強が抱える問題点
➡まず結論から言うと、この2頭にとって今年の大阪杯は・・・
決して楽なレースには成らないと考えている!
なぜなら2頭とも、それぞれ「別の理由」で
状態面に爆弾を抱えているからだ!
Q.ジャックドールは?
➡まず「ジャックドール」が抱えている
状態面での不安と言うのは、非常に分かりやすいと思う。
◆昨年の9月から休みなく「6戦連続」での出走
◆前走レコード決着
◆中2週のローテ
◆初めて57キロを背負う
あのコメントが全て
➡そして、前走の【G3・金鯱賞】での勝利ジョッキーインタビューでも、藤岡佑介ジョッキーがコメントで
「いつもより4コーナーでの手応えが苦しい感じだったので、どうかな?と思った。」
(via:関西テレビ)
「出し切れればこれ位の時計では走れる。ただ今日に関しては厳しい競馬をさせてしまった。苦しくはなったけれど緩めずにしっかりと粘ってくれた。本当に凄い馬。」
(via:関西テレビ)
確かに内容は素晴らしかったが、ただこれらのコメントからも読み取れることは・・・!
前走は明らかに…
➡前走の金鯱賞は明らかに出し切った内容だったのは事実だろう!
そこから今回は中2週と休み暇もない詰まったローテで!
しかも、昨年の9月からこれで休養なしの「6戦連続」での出走の中で・・・
あれだけのレコードを前走で叩き出してしまったのだから!
まさに「オーバーヒート寸前のエンジン」の様な状態であろうと思われるので!
「肉体面(フィジカル)」には、決して楽なローテーションではないのは、避けられない事実だろう!
Q.エフフォーリアは?
➡では、そんな「肉体面(フィジカル)」に不安を抱えるジャックドールとは対照的に
エフフォーリアが抱えている「状態面での不安」とは、一体なんなのか?
それが・・・
「メンタルへのダメージ」だ!
心がガス欠に?!
➡これは、昔からよく言われる事なのだが・・・
3歳の秋に古馬を相手にしたG1を複数回使ってしまったり!
厳しいローテを歩ませてしまうと…
肉体に与えるダメージよりも
「心に与えるダメージ」が大きくなりやすい!
一種の燃え尽き症候群
➡そんな中でも特にエフフォーリアの場合には
超瞬発力勝負だった【天皇賞・秋】
超持続力勝負だった【有馬記念】
という風に、これ以上にない過酷なG1レースを2つも使ってしまったので
そこで力を出し切ってしまった「メンタルへのダメージ」が相当あるのではないか?と思われる。
武史Jのコメントでも
➡事実、その事については鞍上の横山武ジョッキーが、天皇賞秋が終わってからずっと語っている事でもあり!
やはり、あの天皇賞秋での爆走が相当響いたのか?
有馬記念前の追い切りでは「天皇賞・秋に比べると若干落ちる」と口にしてしまっているし・・・
今回の1週前追い切りの時点でも「有馬記念の時と比べたらマシだけど、100%まではまだまだです。もっとスッと動けるはず」(via:デイリースポーツ)
と、辛口なコメントを口にしてしまっている。
状態に拘る理由
➡Q.ではなぜ、そこまで2頭の状態面に拘っているのか?と申し上げれば・・・!
それは、この大阪杯で求められる「レースの質」が
より体を酷使する舞台設定なので!
それに耐えられるだけの「心身ともに」
絶好調な状態でないと不安だからだ!
体を酷使する舞台
➡というのも、この大阪杯というレースは直線の短い「内回りコース」を使用するため!
ジョッキー全員が、最後の直線の短さを強く意識する分・・・
3~4コーナーの勝負どころで、一気にペースが上がり「ロングスパート勝負」になる傾向強く!
そのトップスピードの速さを長く維持するだけの「スタミナ」も同時に求められてしまうので!
例え良馬場開催であったも、「持久力」を強く求められるレースに成る事が多い!
故に、そんなフィジカル面に与えるダメージが大きいレースだからこそ!
既に状態面に不安があると、
相当キツイ戦いになる事が予想されるのだ!
もう1つ課題がある
➡また、状態面以外にもこの2頭には…
「もう1つ」抱えている不安がある!
それはどちらも本来は・・・
【直線の長いコース】の方が
能力を120%出せるタイプ!
逃げ馬の彼でも!
➡まず【ジャックドール】に関しては逃げ馬なので、一見すると…
「直線の短い」今回の様な内回りコースの方が有利なのではないか?と思われがちだが
ただ彼の場合には「コーナーの中でマージンを稼ぐ」という逃げ方ではなく!
あの東京での走り!
➡2走前、3走前の「東京競馬場」で見せたあの走りのように・・・!
直線の中でジリジリとスピードを
最後まで上げて行くタイプの走りなので!
彼の良さを120%出し切る為には、より助走距離が長くなる!
「直線の長いコース」での方が、彼のトップスピードは記録できるタイプだと解釈している!
エフフォーリアも同じ!
➡そしてエフフォーリアの場合にも同様で!
これはずっと言われ続けていることだが、非常にダイナミックで大きなストライドで走る馬なので!
秀逸なパフォーマンスを発揮した【G1・天皇賞秋】を筆頭に、やはり彼の能力が120%を発揮しやすいのは・・・!
直線も長く、広々とした大きな競馬場での方が得意だろう!
慌しかった有馬記念
➡事実、勝つには勝ったが昨年の【G1・有馬記念】も…
勝負どころである3コーナー~4コーナーへ掛けての【加速区間】では
慌ただしくジョッキーの手が動いていた様に!
やはり「瞬間的な椅子取り合戦」をコーナーの中で強いられると!
隙が生まれる可能性が多少あるのは事実だろう。
未経験なHペース
➡実際問題エフフォーリアは、前半1000mで60秒を切るHペースを
未だ経験したことがないので!
それを小回りコースでいきなり経験すると…
1週前追い切りのように、加速が鈍る可能性があることは備えて置いた方が良いかも知れない。
似た不安を抱える2頭
➡なので今年の2強対決の場合にはどちらも共に、
◆心身共にダメージが残っている
◆相性の悪い内回りコース
同じような不安材料を抱えている一戦でもあるので、明暗を大きく分けるのは・・・
【どちらの方が、より楽な条件で望めるのか?】
という部分になってくるだろう!