大阪杯 2023【予想】えっ、マジかよ？！５強対決の内「３頭」も消す？！スターズオンアース VS ジェラルディーナなど！鬼の決断をここに公開！

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＜目次＞

◆ヴェルトライゼンデ

◆ジャックドール

◆ヒシイグアス

◆ジェラルディーナ  

◆スターズオンアース

大阪杯 2023 予想

５強を徹底比較する！

➡さて今回は、今までとちょっと作風を大きく変えまして！

今年人気を集めている「上位５頭」である

・スターズオンアース
・ジェラルディーナ
・ジャックドール
・ヴェルトライゼンデ
・ヒシイグアス

この５強それぞれが持っている「個性」が、この大阪杯で

プラスに働くのか？マイナスに作用してしまうのか？という部分を

レースの好走条件などを交えながら、１頭１頭に対する現時点での

【取捨選択】を進言しておきたいと思っている！

暫定ではあるもの！

➡無論、もし急な天気予報の変動や、アクシデントがあった場合には

別の特集で「改善案」を提示させていただくが、現時点では雨の降る確率は低いようなので！

考えすぎて覚悟が濁らない内に、５強へ対する結論を公開させていただきたいと思う！

ではまず・・・！

人気がない順で「ヴェルトライゼンデ」の方から解説をさせていただこう！

ヴェルトライゼンデ
【控えめ】

➡まず結論から言うと、彼への評価は「控えめ」である！その中でも最たる理由が【右回りだと手前を変えられずモタれる】と言う癖があるからである！それはここ最近で「好走」したレースと、「凡走」したレースでのコース形態を比較していただければ一目瞭然のように！

大怪我を乗り越え復帰してからも、左周りの【鳴尾記念】と【日経新春杯】で鮮やかに優勝！昨年の【ジャパンカップ】では、私も相手筆頭で熱く推奨した様に、とにかく彼は現役屈指の【左回り巧者】だと思っていて、近走も左回りではほぼパーフェクトな実績！

ただ一方で、３人気で７着に敗戦してしまった【オールカマー】を筆頭に！彼は右回りコースだと手前変換が急に下手になってしまう傾向にあり！もっと具体的に言うと、最後の直線を「右手前で走るのが好きな馬」と言うキャラクターなので・・・！

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左回りだと、コーナーの中で使って来た【消耗した左手前】から、直線では【フレッシュな右手前】に変換する事ができるので良いラストスパートを繰り出せるが・・・！右回りコースだと、コーナーの中から既に右手前で走らないといけないので・・・！そうなると、直線では得意の右手前が既に消耗した状態になってしまっているので、上手く走れないと言うのが現状である。

実際問題、直近の右回りで敗戦してしまった「オールカマー」でのレース後コメントでは「手前を替えづらく、緩さも感じました」と言うコメントもあった様に！やはり右回りでは評価を下げざるを得ないと思っている。

とは言え、阪神のG1で川田騎手を５人気で買えるのは「お買い得だな」と思える部分もあるので、心情的には手を伸ばしたくなってしまう部分もあるものの・・・（汗）ただ、ヴェルトライゼンデ個体の評価で考えた時には、やはり右回りはネックになると思うので！５強の中では１番評価に迷ったが、ここは評価を下げて行こうと考えている。

ジャックドール
【買わない】

➡まず結論から言うと、彼に関しては「状態面の悪さ」から評価を落としたいと思った１頭である！確かに、脚質的に考えれば、今年は彼以外に明確な逃げ馬が不在なので、彼の戦法は有利に働くかもしれないが・・・！ただとは言え、状態が万全じゃなければそれも武器には成り得ないので、今回はあえて評価を落とした！

その最たる部分が１週前追い切りでの【時計】と【陣営側のコメント】に全ての答えが隠されており！まず「動き」と「時計面」に関してだが、元々ウッドでは79秒台や49秒台で走れる程のスピードが武器であるはずの彼が・・・！今回の１週前追い切りでは、タイムの出し方も非常にチグハグで、併せ馬に対しても「最後は相手を突き放すかな？」と思ってみていたら、そこからなかなか前に出るところがなく、結局抜けないままでゴールインしてしまった。

しかもその中身を見てみると【15.1-13.4-10.9-11.5】と非常に上下の落差が激しいチグハグなペース配分となっており・・・！以前に10秒台のラップを出した時には【14.7-13.7-11.6-10.8】や【15.0-13.9-11.2-10.9】と、右肩上がりに徐々に徐々にペースを上げて行って、最後の最後に10秒台のTOPスピードに到達するという、綺麗な加速ラップを保ったまま全区間が速いというまとめ方が出来ていた！

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ちなみに、その「綺麗なタイムの出し方」が出来ていた頃というのは、白富士Sで圧勝した時と、落鉄がありながら奮闘した昨年の大阪杯の時だったので・・・！この様に「１番強かった時には出来ていたことが、今回は出来ていない！」という部分は、やはり素直に割り引きが必要だと考える！

特に彼の様な、スタート直後から全力を出し切るタイプの馬の場合は、他の脚質の馬よりもレース中にフィジカルを極限まで追い込むので・・・！状態面での良し悪しが、そのままパフォーマンスに影響を与えやすいタイプなだけに！昨年よりも状態が良くないという部分は大きな割り引きになるだろう。

実際この件に関しては調教師自身も「時計は十分動いているけど、ちょっと物足りない。まだ太いので、来週の追い切りまでにどれぐらい絞ってくるか。(via:スポーツ報知)」と、かなり慎重な発言をされているので！最終追い切りでのパフォーマンス次第で、また要件等したいとは思うが・・・！ただいずれにしても現状としては買わない方向性で考えている！

ヒシイグアス
【◎本命第一候補】

➡まず彼に関しては【ローテーション】という部分で大きな武器を持っていると考えているので、結論から言うと「◎本命第一候補」には、彼を指名しておきたいと考えている！そして、そのローテーションの部分についてだが！

まず、昨年の大阪杯は海外遠征からの帰国初戦だったので、立ち上げに苦労していた部分もあったが！今年の場合には、既に休み明けを一度使って、そこを叩いたことで体調も随分と上向いている様なので、昨年４着だった時以上に調整過程も状態も上向いているなら、それ自体が既に大きな違いだ！

またそれ以外にも、実はこの大阪杯の１つの特徴として「１分58秒台前後」の速い走破時計が求められる時には、前走で走っていた距離が密接に関係しており！G1へ昇格して以降で、１分58秒台で決着した「４回」で共通していたことは・・・！【前走でスピードレースを経験していた馬】 or 【シンプルに距離延長組】が人気以上に好走するケースが多いということ！

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例えば、直前の中山記念で１人気ながら５着に負けてしまっていた「ペルシアンナイト」も、この大阪杯では６人気で２着へと巻き返し！３年前には「ラッキーライラック」と「ダノンキングリー」が1800ｍの中山記念からの距離延長で１着と３着に好走！そして極めつけは、昨年の「ポタジェ」や「レイパパレ」が、前走スーパーレコードの金鯱賞組で！７人気だった穴馬「アリーヴォ」が1800mからの参戦だった様に！実質「距離延長」と同等なローテで来た馬の方が成績が良い！

ようするに、直線も短い内回りコースで行われるG1本番の激流へ向けて、直前で今回と同等の速いペース配分を経験していた事はプラスに働く傾向が強いということ！実際問題、１分58秒台前後の速い走破時計が求められた大阪杯では、４コーナーを【５番手前後】で立ち上がって来た先行勢の中からしか好走馬が出ていない様に！位置取りの差は致命傷に成り兼ねないので！踏み遅れは厳禁！

故に、今回のG1よりも忙しいペース配分を直前で経験して来た馬の方が相対的に有利になると考えている！その点でヒシイグアスの場合には、５強の中で唯一無二【距離延長】で参戦できるアドバンテージを持っており！彼自身、その延長ローテの効果については【2000m➡2200m】に延長した際の宝塚記念で、タイトルホルダーに0.3秒と迫るパフォーマンスで証明している！つまり、あの時と同じ効果が、今回の【1800m➡2000m】への延長ローテで得られるだろうと考えている！あとは枠順と当日の天気予報次第ではあるが！現時点では◎本命第一候補として、彼を指名したいと思っている！

ジェラルディーナ
【買わない】

➡まず彼女に関しては、2200mのエリザベス女王杯と、2500mの有馬記念でも２戦連続で本命に指名していた位であり！その時の解説でも言ったが、彼女は「グランプリの女帝・クロノジェネシスの愛弟子」という相性でご紹介した様に！「非根幹距離の鬼」だと思っているので！今年の場合も【宝塚記念に出て来たら本命にする！】と、既に心に決めていたキャラクターである！

と言うことは逆に「2000m」の根幹距離である大阪杯では、自然と評価は一枚落ちる！それが筋というものだろう。事実、昨年の夏には2000mの小倉記念で５馬身もぶっちぎられ負けてしまっており！これまで挑戦した2000mの重賞では一度も勝ったことがない！

それどころか、自身のキャリア全６勝が全て1800m・2200mである様に！物の見事に「個性のギア比」が、非根幹距離にしか合っていないタイプであることは明々白々！あともう１つ！彼女は【典型的な叩き良化型】でもあると思っているので！そう言う意味も含めて、個人的には宝塚記念の方が合っていると思っていた！（※恐らく香港に行ってしまうとは思うが…）

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事実、オールカマーとエリザベス女王杯を連勝した昨シーズンも・・・！【８月小倉記念】➡【９月オールカマー】➡【11月エリ女】➡【12月有馬記念】と、休み明け初戦の夏競馬で人気を裏切った直後の連戦で一気に才能を開花させた様に！少しエンジンの温まりに時間を要するタイプなのである！

実際問題、デビュー戦から経過を振り返ってもそれは同じで！【９月新馬戦：３着】➡【10月未勝利：２着】➡【11月未勝利：１着】と、使う度に着順を上げて初勝利を飾るまでにも３戦を要したり！３連勝を飾った際にも「６月」の休み明け初戦で負けてしまった後の７月・９月・10月で３連勝を果たしたように！

やはり過去の傾向から考えても、叩いて叩いて良くなってくる馬だと思っているので！まだまだ体が温まっていない傾向にある【休み明け初戦の今回】は、苦手な根幹距離の2000ｍでもあるので、２つの要因から評価を下げたいと思う！

彼女の場合には、これまでずっと指名をしてきた自負があるので、彼女を買うべきタイミングは分かっているつもりなので「叩き２戦目で鞍上が手を動かさなくても速いタイムが楽に出てしまう」というコンディションになった時にこそ狙うべきタイプだと思うので、今回は見送りたいと思っている！

スターズオンアース
【相手筆頭】

➡まず彼女については、シンプルに前走の【秋華賞】が強いの一言！あれだけ致命的な不利を受けながら、直線も短く狭い阪神の内回りコースを、最後方から３着にまで一気に盛り返して来た彼女の底力には、本当に舌を巻いた！

また、先にもヒシイグアスの所で解説もしたように！速い走破時計が求められる年の大阪杯では、道中からしっかりと流れに乗って、スピードの持続力を証明する必要があるレースであり！その持続力という部分は【マイルG1に匹敵するスピードの持続力】が要求される種目でもあるので！

メンバーの中で唯一無二、マイルG1を優勝した実績を持っている彼女の評価は、必然的に注意すべき対象だと思っている！

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確かに今回は怪我からの復帰初戦ではあるものの！それは前回の秋華賞でも同じだし、今回の１週前追い切りでは、誰がどう見ても「エレガント」と口にしてしまうほど、本当に素晴らしい動きだったし！同じ休み明けなら、圧倒的に今回の方が良い過程を歩んでいると思っている！

事実、秋華賞へ向かう中間では「３本」しかウッドでの追い切りが出来ていなかったのに！今回は既に速い時計を「３本」も消化し、軽い運動までを入れたら「４本」も追い切りを行っている！

その上で、まだ最終追い切りの１本分を残しているので！前回の休み明けよりも、豊富な練習量を熟せている時点で、怪我の心配はそこまでしなくても大丈夫だろう。それは、ここまでで記録している「タイムの違い」からも明らかで！

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【前回】
１回目：85.5-67.9-52.3-37.0-23.8-11.5
２回目：85.2-67.8-52.2-37.8-24.7-12.2
３回目：84.2-66.3-50.9-36.9-23.9-11.6

３回目：81.0-65.5-50.2-36.0-23.2-11.1
２回目：87.3-70.6-54.7-39.5-25.2-12.4
１回目：82.3-65.7-51.1-36.7-23.9-11.7
【今回】

ご覧の様に、今回の場合は１回目の段階から82秒台を記録し！既に１週前追い切りの時点で81.0～50.2～11.1と、自己ベストを既に更新している！

あれだけの怪我を負ったのにも関わらず、しっかりと走れている時点で彼女のメンタル面の強さが見て取れるし！それは、20分も進行が遅れたオークスでも、一切心を乱さなかった内容でも見て取れる！故に彼女は最も怖い存在だと思うので相手筆頭で考えたい！