▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
大阪杯 2024 予想
勝負のポイントとは?
➡それではまず、先週の高松宮記念と同様に!
まずはこのレースでも勝つ為に必要な【レースの好走条件】から詳しく解説をさせていただこう!
正直、今週も天気予報の変化で、狙うべき「レースの的」は変動してしまうと思うのだが・・・!
現状としては良馬場で【1分57秒~59秒台】までの
時計の速さが求められる馬場であろうと予想して
そうした時に必要な好走条件を解説させていただく!
良馬場ならば!
➡では、時計の速さが求められる時の大阪杯では、一体何が必要なのか?
結論から申し上げれば・・・!
★マイルG1並みの後半4ハロン以上の高速ラップへ対応できる持続力
★それをコーナーの中から加速ができる高いコーナリングセンス
この2つがメインに問われる戦いになると考えている!
コース形態が厄介で
➡というのも、これは使用される【コース形態】が非常に厄介なポイントになっており・・・!
まずは、直線の短い【内回りコース】を使用するので!
やはりどのジョッキーも、直線の短い内回りコースで行われるレースでは・・・
その「最後の直線の短さ」を非常に強く意識する傾向があるので!
なるだけ最前列付近で4コーナーを立ち上がろうと・・・!
かなり手前手前からアクセルを踏み込んでいくロングスパート合戦になりやすい!
意識を加速させる
➡そうした「なるだけ前で4コーナーを立ち上がろう」と思うジョッキー心理に加えて・・・!
この阪神内回りコースには「3コーナーへの進入」~「直線の半ば」までが
ずっと長い下り坂になっているので!
【騎手の意識】+【長い下り坂】
この足し算によって、レース後半はかなり慌ただしい追走力が必要になってしまう!
追走力が大事になる!
➡故に、そうした「慌ただしい後半戦」のリズムから振り落とされないためにも!
今回よりも【速いレース展開】を覚えて来た馬の方が相対的に有利に働きやすく!
だからこそ、マイルG1にも匹敵する「道中からのスピードの持続力」が必要になって来るのだ!
好走ローテがある!
➡実際問題、「1分58秒台前後」の速い走破時計が求められた大阪杯では・・・!
1つの特徴が存在しており!
【前走でスピードレースを経験していた馬】
【シンプルに距離延長組】
このいずれかに該当した馬が人気以上に好走するケースが多いという特徴がある!
これが爆走への共通点!
➡事実、昨年の大阪杯にて単勝10人気ながら3着に飛び込んだ【ダノンザキッド】は
前走1800m戦を経由してからの距離延長馬であり!
その他にも、このレースの直前に「1800mの中山記念」で1人気ながら5着に負けてしまっていた【ペルシアンナイト】も!
この大阪杯では6人気で2着へと巻き返し!
【ラッキーライラック】と【ダノンキングリー】の2頭も
1800mの中山記念からの距離延長で1着と3着に好走している!
そして、今名前を挙げた4頭全てに共通していたことは・・・!
⚠全員【マイルG1でも3着以内】に好走した経験があるスピード自慢であるということだ!
踏み遅れは厳禁!
➡ようするに、直線も短い内回りコースで行われるG1本番の激流へ向けて!
直前で今回と同等の速いペース配分を経験していた事はプラスに働く傾向が強いということ!
それを逆説的に証明しているのが【4コーナーでの通過順位】の成績で・・・!
1番手~4番手(4-3-2-12)勝率19.0% 連対率33.3%
5番手~9番手(1-2-3-21)勝率3.7% 連対率11.1%
10番手~16番手(0-0-0-26)勝率0% 連対率0%
ご覧の様に「1分58秒台前後」の速い走破時計が求められた大阪杯では
4コーナーを【前目のポジション】で立ち上がって来た先行勢の中からしか好走馬が出ておらず!
後方から追い込んで好走できた馬は1頭もいない!
速いペースへの経験値
➡ちなみに、4コーナーを「5番手よりも後ろ」から連対できたのは・・・!
マイルG1馬の「スターズオンアース」と「ペルシアンナイト」の2頭だけで!
それ以外のメンバーは全員【4コーナー5番手以内】からしか連対馬が出ていないので!
位置取りの差は致命傷に成り兼ねないので、踏み遅れは厳禁!
だからこそ、今回のG1よりも忙しいペース配分を直前で経験して来た馬の方が相対的に有利になると考えている!
忙しい後半のスピード勝負
➡故に、この大阪杯というレースは、本当に慌ただしい後半戦になってしまうので!
【下り坂】+【ロングスパート】+【4コーナーでも先行】+【ゴール前には急坂】
これらの無理難題な注文に対応できるだけの
★マイルG1並みの後半4ハロン以上の高速ラップへ対応できる持続力
★それをコーナーの中から加速ができる高いコーナリングセンス
この2つの武器があることを、既に過去実績でも証明できている馬を今年の◎本命として狙いたい!
Q.どの馬を狙っている?!
➡以上の項目に着目した上で、今年は「2頭の復活」に期待をしたいと思っているのだが・・・!
その中で、既に1週前追い切りでの動きが【完璧】だった馬がいたので!
まずは、その「既に出来上がっている1頭」の方から先に特集をさせていただこう!
そして私は、この馬の”真の復活”と共に男泣きしたいと思っている!
そんな期待を寄せている1頭が、この馬だ・・・!
私は、この馬と共に
号泣したい!
\予告の◎本命第一候補で!/
(5人気・ 酒井学)
◎ステラヴェローチェ
【考察】
➡もちろん、この後で発表される【枠順の並び】や【直前の天気予報】などはチェックしたいので!まだ”暫定”での評価しかできないが・・・!ただそれでも、この舞台へ向けての高い適性と、既に完成されているフィジカルを持ってすれば、初G1制覇と共に完全復活を遂げる可能性は大いにあると私は考えている!
というのも、彼のこのレースで推奨するにあたって、最も高く評価したい才能なのが【残り4ハロン(800m)から始まる長時間に及ぶHラップの持続力】このリズム適性に対して、メンバー屈指の対応力と持続力を持っているからである!
先にもご説明した様に、この大阪杯というレースでは、マイルG1のHペースに対応できるほどの【長い区間でのスピードの持続力】が要求されるので!既にマイルG1でのレコード決着でも2着へと好走し!
2400mで争われた日本ダービーでも、ダービーレコードに対応して3着に飛び込むなど!Hペースを長く続かせる持続力合戦では本当に強い競馬を何度も続けている!
前走の経験も繋がって来る
➡事実、前走の【大阪城ステークス】においても、前半58.6秒という超Hペースの中を、早目3番手から追いかけて、そのまま最後も上がり3位の末脚も記録しながら優勝したので!長時間に渡ってアクセルを踏み続ける競技では、本当に無類の強さを誇っている!
そして「そのアクセルの踏み方」というのは、この大阪杯を勝つ為には必要不可欠な要素であり!とにかくこの舞台では【瞬発力<持続力】の才能の方が重要であり!
1mでも長く他のライバルたちよりも速いトップスピードを持続させる力が問われるので!彼の持続力は非常に恐ろしい武器になる!
加えて、前走は今回よりも重たい58.5キロのトップハンデを背負って優勝しているので!58キロという重たい荷物を背負った状態で戦うG1へ向けて、背負う斤量が軽くなって出走できるメリットは非常にデカい!
既に完成したフィジカル
➡そして極めつけは、自己ベストを更新した1週前追い切りでの猛烈時計だ!これは文句なしで自己ベスト!流石にこれには陣営側も「最初の入りからリラックスできていますし、1回使ってガス抜きができています。相手が動く馬で遅れましたが、めちゃくちゃいい動きでしたよ」と好ジャッジを与えた。」(via:サンスポ)と、興奮を押さえ切れない感じだった!
【1週前】栗東CW
78.5-62.9-48.8-35.1-22.3-11.3
(13.7-12.8-11.0-11.3)
流石に最後の最後は0.3秒の失速にはなってしまったが、ただ6F78秒台とか、4F48秒台を記録した中で、僅か0.3秒の失速ならむしろよくやった方だろう!既に1週前の段階でここまで仕上がっているのなら、最終追い切りは微調整で済むので!G1へ向けて、もう最終追い切りも必要ないレベルにまで早い仕上がりをみせているところも高く評価したいと思っている!
以上の内容から、彼を今年の大阪杯で掲げる【◎本命第一候補】として早々と宣言しておきたいと思っている!