▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
皐月賞 2024 予想
どう組み立てるか?!
➡それではまず、先週の桜花賞などと同様に!
まずは今週の皐月賞でも、このレースでも勝つ為に必要な【レースの好走条件】から詳しく解説しようと思っていたのだが・・・!
やはり春の天気は読み難いところもあり!
週中に観測される雨量がどこまで週末に影響を与えるか?
ここは慎重に経過観察をしなければならないので・・・!
上積みだけに集中する
➡週初めの今回は、今までと組み立て方を大幅に変えて!
あくまで【前哨戦の中身】にフォーカスを絞り!
その中で・・・!
誰が最も、上積みを期待できるか?
誰が最も、価値ある経験を積んできたか?
誰が最も、不当に人気を落としているのか?
などなど、誰の「勢い」or「巻き返し」に警戒しなければならないのか?
そこを明確に絞って行こうと思う!
狙うグループを絞れる
➡そうする事によって、皐月賞へ向けての予選会の中で
「Q.どのレースが1番カギを握っているか?」
「Q.どの馬キャラが最も皐月にリンクする?」
そうした前哨戦の中身を明確に絞れると考えている!
勢いか? or 逆襲か?
➡ではイキナリだが、早速結論へと入ろう!
未だ最終的な位置づけは保留としつつも・・・!
今年の皐月賞で【逆襲】に期待している1頭が、
この馬だっ!!!
\逆襲に期待する1頭目/
最終的な位置づけは
保留とはしつつも
買い目には絶対に入れる!
注エコロヴァルツ
(12人気・武豊)
➡さぁ、怒りの一撃を見せてくれ!そんな思いと共に唾をつけておきたい存在なのが、前走の【G3・共同通信杯】では3人気、2前走の【G1・朝日杯FS】では4人気という高い支持を集めていたのにも関わらず・・・!
前走の敗戦1回で、想定オッズを一気に【12人気】にまで落としているのだから、これほど旨味に溢れた存在はいないだろう!
そして、彼の存在については、既に前走のレース終了後に「次のG1本番では注意すべき」と、既にレース回顧の中でも予告しておいた様に!彼の馬キャラは非常に明確で、体力がキツくなって【レース後半で我慢を強いられる】タフなレースに成ったら一気に頭角を表す存在であると評価しているので!
そんな彼の得意条件とは真逆の、スローペースの中で【前半に我慢】を強いられてしまった共同通信杯では力を発揮できなかったのは十二分に理解できる。だからこそ、その共同通信杯の【レース回顧】でも「我慢をする場所とタイミングが変わればパフォーマンスを上げられる!」とヒントも綴っておいたのだ!
あの2頭は逆に危険?!
➡つまり、これで何を言いたいかというと・・・!皐月賞本番へ繋がるレースを経験してきたのは【ジャスティンミラノ】と【ジャンタルマンタル】ではないという事だ!
特に、勝ち馬のジャスティンミラノは露骨であり!レースを見ていても、前半62.7秒という超ドスローな展開の中で・・・!前に馬を置かなくても、1人でブレーキを踏んで我慢が出来てしまう程の【鉄壁な折り合い】を武器にしていたので!
あの折り合いを活かすなら、もっともっと距離が長くなる「2400mのダービー」や「3000mの菊花賞」などの【長距離戦の遅い前半で如何に我慢強く辛抱できるか?】という競技の種類の方が好走しやすい才能を持っていると回顧しているので!今後は、その鉄壁の折り合いを存分に活かせる長距離戦での我慢比べの方が良さを発揮できる「ステイヤー」に成長していくと思うので!
狙うなら激流戦になりやすい2000mの皐月賞ではなく!次の日本ダービー(2400m)の方だと私は考えている!
同じ我慢強さでも意味が違う
【折り合いを保ちたい前半での我慢強さに強い馬】ジャスティンミラノ
➡従って、ジャスティンミラノの「鉄壁の折り合い」は、ダービーや菊花賞などの長距離戦で、遅くなり勝ちな前半で我慢強さが問われる種目では有効な一方で!
【体力的にキツく成ってくる後半で我慢強い馬】エコロヴァルツ
➡エコロヴァルツの我慢強さは、体力的に厳しくなってくるタフな後半戦で初めて発揮される我慢強さなので!
一括りに”我慢強さ”とは言っても、それが【レース前半で問われる我慢強さなのか?】それとも【レース後半で問われる我慢強さなのか?】この「我慢が求められる場所」が変われば、自ずとパフォーマンスも変わって来る馬たちであると私は回顧しているので!
毎年の様に前半が速くなりやすい今回の皐月賞へ向けては、エコロヴァルツの持つ【レース後半での我慢強さ】の方が活かされるタフな体力勝負になると考えているので!同じ前走共同通信杯組でも、あのドスローで結果を残した2頭ではなく!むしろ惨敗してしまった馬の中から、今年はパフォーマンスを跳ね上げる存在がいると私は考えている!
上がりの掛かる舞台も得意
➡現にエコロヴァルツの場合には、前半58.4秒というタフな乱ペースになってしまった【G1朝日杯FS】で、上がり最速の末脚を使って2着へと突っ込んで来ていた様に!根本的には、G1本番での厳しいペース配分にて、我慢をする場所が【息が苦しくなってからの後半で我慢強さが問われる戦い】そういったシチュエーションになった方が強さを発揮できる馬であることは既に結果で証明済みでもあり!
上がり3ハロンの末脚でも、33秒台の様なキレッキレなトップスピードが問われる競技よりも!【上がり35秒台が上がり最速になってしまう】という、トルクの掛かるレース条件でこそ真価を発揮するキャラクターでもあるので!今回の舞台設定にもピッタリと当てはまるだろう。
【1週前】80.3-65.3-51.3-36.7-22.9-11.4(14.6-13.8-11.5-11.4)
加えて今回の1週前追い切りで叩き出してきた時計は、文句なしで自己ベスト更新であり!80秒台のスピードを記録しながら、最後まで綺麗な加速ラップのままで走り切れてもいるので!今後の長距離輸送の事も考えると、既に1週前の段階でここまで仕上げきる事に成功している臨戦過程もプラスの評価を与えたいと思っている!
以上の内容から、前走から最も不当に人気を落としているキャラクターとしては、このエコロヴァルツに私は注目しているので!今後の天気予報や枠順の並びなどで、彼を最終的にどの位置づけで買うか?というところを考えて行きたいと思っている。