皐月賞 2024 【予想】究極の選択！レガレイラは「買う？」or「消し？」彼女の長所と短所を徹底解説！アンタレスSはこの馬で勝負！

▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田　幸太郎

＜目次＞

◆彼女は買いか？消しなのか？

◆〇〇の発達が力の源？！

◆アンタレスSの◎本命と消し馬

皐月賞 2024 予想

１頭の取捨に迫る！

➡それでは既に、今年の皐月賞で「絶対に買いたい穴馬」については

既に公開した『Part１』動画で解説済みなので！

本日の特集では、あえてレガレイラ１頭だけにフォーカスを絞り！

彼女の持つ【長所】と【短所】を解説した上で、その取捨を発表したいと考えている！

まず結論から言えば！

➡ではズバリ結論から申し上げよう！

まず彼女に関しては・・・

【買う】予定でいる！

しかも、ただ単に買うと言うだけじゃなく！

現時点では「２頭の間でどっちを軸にするか？」で悩んでいる内の一角を担うのが、彼女である！

私はそこまで高く評価しているのだ！

Q.最大の武器とは何か？

➡では、今回の皐月賞という舞台設定に置いて

私が彼女を買う決断に至った最大の理由とは一体なんなのか？

そこには、彼女の持つ「類まれな才能」が大きく関係しているのだが・・・！

その彼女の持つ「最大の武器」とは一体なんなのか？

（ファンの皆様も考えてみていただきたい）

結論から言うと・・・

【大幹の強さ】だ！

⚠️ちなみにこれは、前走のG1ホープフルSを優勝した後の【ルメール騎手のコメント】にもヒントが隠されている！

あのコメントに答えが！

➡「後ろから楽にポジションを上げられました。最後の瞬発力は凄かったです。みんなフラフラしていて、どこに行くか少し考えましたが、外に出してからはいい反応をしてくれました。」（via:ラジオNIKKEI）

ここの「みんなフラフラしていた」「楽にポジションを上げられました」というコメントが非常に重要で！

やはり、暮れの痛んだ馬場の上で行われる中山の2000mは…

まだまだフィジカルが貧弱な２歳馬にとって非常に過酷な長距離戦に分類される競技なので！

脚が疲れてふらふらになってしまうのもうなづける。

しかし彼女の場合は、そんな過酷な体力勝負になってしまった一戦でも、最後の最後までふらふらすることなく！

真一文字に「ビュビュビューーーン！！！」と、唸る様な上がり最速の鬼脚で、全頭をごぼう抜きして来たのだから！

如何に強靭な【ブレない体幹】を持っているかがよく分かる！

調教でも凄い加速！

➡だからこそこの中間でも、１週前＆最終追い切り共に、最後の最後で凄い時計を叩き出して、併せ馬たちをぶっちぎってしまっているのにも説明がつく！

【１週前】81.3-66.0-50.8-36.5-23.2-10.9（14.3-13.3-12.3-10.9)
【最終追】83.8-67.9-53.4-38.3-24.1-11.3（15.1-14.2-12.8-11.3）

本来なら、疲れて走りのフォームが崩れてしまう様なラスト１ハロンでも

彼女は体幹がしっかりとしているので、最後の最後まで軸が全然ブレずにスピードを出すことができている！

だからこそ、レース本番でも「あの爆発力」を最後の最後で発揮することができているのだ！

アスリートと同じで！

➡これは、我々人間でも同じで、一度でもジムでトレーニングをした経験がある方ならお分かり頂けるだろうが・・・（汗）

「腕」や「脚」の筋肉とは違って！

体の部位の中で１番しっかりさせるのに時間が掛かる厄介な場所なのが【大幹】であり！

成果が表に出て来るのには本当に時間が掛かる。

だからこそ、オリンピックで金メダルを獲る様な【TOPアスリート】も口を揃えて「兎にも角にも大幹が全て」とおっしゃるのも

全ては体の根幹である「大幹」がブレてしまうと、それと繋がっている他の筋肉を十二分に扱うことが出来なくなってしまうので！

まずはブレない大幹を手にすることがスポーツ選手として「最も欠かせない要素」なのだが！

それを既に完成させているのがレガレイラの凄いところなのだ！

狙うべき競技のジャンル

➡つまり、彼女を狙うべきレースのジャンルとは・・・！

【スピード】＜【体力】の方が重要になるレースでこそ狙うべき馬キャラだと思っているので！

開催最終週の荒れた馬場で、レース後半でのスタミナが重要になるタフな皐月賞では、自ずと高い評価を与えるべき、と言うのが私の結論だ。

だからこそ私は、その完成度の高いフィジカルを評価して【牝馬にとって非常にキツイ2400ｍのオークスなら◎本命】と、既に高い評価を与えていた様に！

同じ東京の24000mでも、スピードレースになりやすい日本ダービーだと、アイビーSの様に切れ負けする可能性は考えられるが！

より体力面を武器にできるシーンが増えるオークスの方が、彼女の個性はハマりやすいと思っているので！

私は、同じ東京の24000mならオークスの方が向いていると兼ねてより評価していたのだ。

途轍もない化け物に？

➡そして凄いのは、スワーヴリチャード（ハーツクライ）の晩成型のDNAを持ちながら

既に体幹がしっかりしているのだから、本当に末恐ろしい牝馬だ（汗）

これで弱点である「お尻の筋肉」がもっともっと発達して！

それこそブラジルでサンバを踊っているパワフルな女性の様な、ぷりっぷりで逞しい筋肉を宿したなら・・・！

途轍もない怪物になるだろうと予想してる！

つまり彼女の弱点は！

➡逆にいえば、現時点での彼女の弱点とは、そのお尻の筋肉の弱さであり！

そこが発達していないからこそ、地面を蹴り上げるスタートで踏み遅れる回数が多いのだ！

また、先にもご紹介した様に、根本的にはスピード勝負では部が悪いので！

上がり34秒台〜35秒台が”上がり最速になってしまう”と言う遅いスピードレンジであれば全然通用すると思うが・・・！

これがアイビーSの様に「スローからのヨーイドン！」と言うレース展開や

上がり33秒台が問われる様な高速馬場になってしまうと、踏み遅れて間に合わない可能性が大きくなるので！

彼女にとっては【遅すぎるレース展開】と【上がり33秒台前半】が問われる様な後半で速いTOPスピードを求められる競技は現時点での弱点になるだろう！

買い目には入れるが！

➡故に、彼女を最終的にどのポジションで買うか？についての最終結論は

・土曜日の馬場傾向
・ジョッキーとの相性
・枠順から見える展開

これらの項目を再度チェックし直した後で！

【スピード】＜【体力】の方が重要になる馬場と展開が想定できると判断できた時点で最終的な評価を決めたいと考えている！

なので、場合によっては「本命になる可能性もある」と言う評価で本日の段階では留めさせていただく！

アンタレスSの内容

➡では最後に、アンタレスSでの方向性をご紹介する！

【◎本命】テーオードレフォン
【X消し】ハギノアレグリアス

テーオードレフォンは、中３週とタイトなローテーションなのにも関わらず！この中間は熱心な乗り込み量と、素晴らしい時計を連発しており！１週前では単走ながらド迫力な動きで終い11.3秒を叩き出したかと思えば、最終追い切りでは50.0-36.4-23.3-11.8秒を記録！これはキャリアを通じても文句なしで自己ベスト更新であり！ここを目標に体を作り込んできた感が凄く伝わる！しかも、５歳という熟成を迎えた年齢ながら前走58キロ➡今回57キロへと斤量が軽くなるのも好材料であり！

また、良～稍重までで開催された年のアンタレスSでは、オメガパフューム、アナザートゥルース、グロリアムンディ、クリンチャーなどなど【ロベルト】の血を引く馬が健闘しているので、母父ブライアンズタイムでもろにロベルト系を引いている彼の血統構成も高く評価したいと考えている。余程の状況変化がない限り、現時点では◎本命最右翼である！

（※）尚、これは土曜日の結果次第ということもあるが！場合によっては、日曜日の勝負レースは【G1皐月賞】１本だけに絞る場合も考えられるので！もしそうなった場合には、このアンタレスSは勝負レースという立ち位置ではなく、正確には「G1へ向けて更に軍資金を稼ぐ一戦」という立ち位置へ変更する場合も考えられるので！

その点は流動的に、今後の状況変化でじっくりと考えていきたいと思っている。