＜目次＞

◆イキナリ結論から入る！

◆ラインを選べる有利性？！

◆好走率で50％を超えるコンビ！

穴の単勝でも狙う予定！

連日の寒さを吹き飛ばす！
体の芯が沸騰する
一撃を見せてくれ！

オタルエバー

（５人気・松山弘平）

➡まず結論から言うと、彼の単勝は買おうと思っている。ただ、馬連や３連単などをどの様に攻めて行くか？は時間ギリギリまで考えたいので！一先ず現時点では、絶対に予想には入れる一角としてご紹介させていただく！

Q.では、今年のシルクロードSにて、彼を指名するに至った「最大の決め手」は一体なんだったのか？これも結論から言うと・・・！

【時計の掛かるタフなスプリント戦を得意にしており、尚且つ後方一気の追い込みではなく、セカンドグループからの絶妙な位置から差せる馬だから！】ここまでをワンセットで評価したいのだ！

即ち、今年のシルクロードSで好走する為には、現状の荒れ果てた【タフな馬場コンディションに対する適性】と、馬場の最も良い場所を選んで走れる【ポジショニングの上手さ】この２つが重要になる戦いであると私は考えている！

 

①時計の掛かる死闘へ向けて

➡まずはその中でも、現状の荒れ果てた馬場コンディションへの適性は必須条件として強く要求したい！というのも、現状の馬場コンディションは本当にヒドイ状況で（汗）まるでオグリキャップが走っていた頃の昭和にタイムスリップしたかの様な、芝が剥がれて路面が黄色く荒れ果てた現状の馬場コンディションでは・・・（汗）

「脚の速いダート馬を連れてきた方が通用するんじゃないか？」と思えてしまうほど、路面がデコボコに傷んでいる。

つまり、それだけ馬力を要する特殊な条件が出来上がってしまっているので、純粋なスプリント適性とは全然違う能力が問われると考えている！

従って、速い時計で勝ち上がってきた「スピード実績」は必要ない！むしろ、今の条件下で求めたいのは「タイムが遅い中で勝ち切った実績」にて！スピードを出し難い、時計の掛かるタフな条件下で行われた1200m戦でも、パフォーマンスを落さずに勝ち切れた【タフなスプリンター】を狙いたい！

 

前傾ラップを耐えられる馬

➡特に今年の場合は【テイエムスパーダ】や【リバーラ】など、前半３ハロンを33秒台のHペースで逃げて来た強烈な逃げ馬が参戦していることもあり！ペースは必然的に速い流れになってしまう展開が予想できるので・・・！

現状の馬場コンディションでそうした速いペースでレースが進行すると・・・！恐らく後半は、かなりの消耗戦に突入すると思われる！

故に、恐らくターゲットタイムとしては【前33.4秒 / 後35.1秒】からの、走破タイムは1:08.5秒～1:09.5秒の間で決着するだろうと睨んでいるので！まずはこうした、時計の掛かる【タフで失速戦になってしまうスプリント戦】という競技の種目に対し、適した才能を持っているスプリンターを探さなければならない！

いうならば【タフな馬場での前傾ラップを、差せるスタミナがあるスプリンター！】そんなタイプを率先して狙いたいということだ！

 

道悪で優勝した内容を評価

➡よって贅沢を言えば、過去実績で求めたいのは【タフな馬場コンディション下で、前半３ハロンが33秒台などのHペースで進行したキツイ消耗戦の1200ｍ戦を勝ち切ってきた実績（G1やG2以上の重賞なら掲示板でもOK）】これらのハイレベルな消耗戦を経験してきたタフなスプリンターは真っ先に評価したい！

その点で、このオタルエバーの場合には、２走前に重馬場の新潟1200ｍで行われた【北陸ステークス】を勝ち切った実績を高く評価しており！当時の新潟は連日の雨で馬場がグチャグチャに傷んでおり！走破時計も【1:09.4秒】も掛かっていたことからも、そのタフさは容易に想像ができる。

その上で目を見張るべきは、当時のペース配分であり！レース全体が【前半33.3秒】で突っ込んで入っており！その流れを、オタルエバー自身も33秒台でしっかりと追いかけていたので、決して楽な追走でもなかった！

しかし最後の直線では、ジョッキーが進路を探す余裕があるほど、まだまだ抜群な手応えで走れており！いざ進路見つけると、35.5秒にまで上がりが掛かるタフな条件の中を斤量58キロという重たい荷物を背負った状態でキッチリ差し切って見せたので！さすがは若い時期に【セリフォス】や【トウシンマカオ】らとやり合っていた実績は、伊達ではなかった！

 

②コースを選べる脚質

➡そして、次に強調したい注意点なのが【コースを選べる脚質】である！これは先週のレース模様を見ていれば一目瞭然で・・・！最後の直線では、まるでアイビスSDを連想させるかの様に、馬場の内側を大きく10頭分も開けて走るなど！かなり極端に内を避けて、馬場の外々を走るコース取りが多く散見された！

で、この時に注意が必要なのが【ラインを選べる有利性】である！もし仮に、直線の長い外回り戦ならば、馬場の外々を大きく回しても、まだまだ直線が長く残っているので、前に追いつける時間的余裕が残されているが・・・！

今回使うのは、直線の短い内回りコースなので！先頭集団に、馬場の良い場所を先に取られてしまうと、後方のグループはドンドンと馬場の外へ外へと追いやられてしまうので・・・！いくら馬場が外伸びでも、直線の短い内回りコースで大きく外を遠回りしていると、前まで届かない恐れが出て来る！

かといって、あまり早く前に行きすぎると！今度は逆に、タフな馬場でのHペースで最後まで体力を残すことが難しくなってしまうので・・・！前崩れの展開に飲み込まれてしまう危険性が出て来る！

 

絶妙な位置から差せる馬

➡故に、今の京都では「前過ぎず」「後ろ過ぎない」という絶妙な位置どりから、馬場の良いところを選んで走れる【セカンドグループからの差し馬】がドンピシャにハマる馬場であると私は考えているので！

そうした【ラインを選べる有利性】を残したまま、タフな馬場での消耗戦にも対応できる【スタミナ】を持っているオタルエバーの「脚質」と「立ち位置」は絶妙にハマると思っているので！悔いが残らない様に、まずは単勝からキチンと勝負したいと考えている！

また最後に付け加えると【ジョッキー】と【調教師】のコンビ成績も非常に優秀で！松山騎手と中竹調教師のコンビは、過去５シーズンで未だ30回しかコンビを組んでいないのだが！それでも、複勝率は50％を叩き出しており！この二人がコンビを組んだ時は、２頭に１頭は馬券に絡む高い好走率を見せているので！このタッグの一撃に期待したい！