＜目次＞

◆イキナリ結論から入る！

◆あの馬も単勝では抑えるが！

◆この枠を熱望していた？！

帯を狙う３単マルチとワイドで！

この「枠」は
希望と歓喜への
サインと見た！

衝撃のブービー人気
◎ホープフルサイン

（17人気・太宰啓介）

➡まず、はじめに言っておきたいのは、パフォーマンスで予想をしている訳ではないということ！発表された枠順や、現状の馬場状況などなど、与えられた条件を【俯瞰】して見渡して！それらをベースに真剣に考えていた時に、まず率直に感じたのは・・・！

⇒どの馬にとってもライン取りが難しい枠順になったな！と言うことだった！

例えば、１人気想定の【ルガル】や３人気想定の【エターナルタイム】にとっては、そもそも、芝1200ｍのオープン以上をまだ勝った事がない、生粋なスプリンターではない上に！スタートダッシュも決して速い馬でもないので！そんなキャラクターでこの内枠に入ってしまうと、今の馬場ではかなり窮屈な場所に押し込まれる危険性もあるので・・・！必然的にマークが厳しくなりやすい【人気馬で内枠】というのは、道中での乗り方がかなり難しくなってしまうだろうと思われる。

（※）特にその中でも【エターナルタイム】の場合には、緩急をつけた乗り方の方を得意にしており！前半３ハロンで33秒台の超前傾ラップを未だ１回も経験したことがないので・・・！今回のメンバー構成での1200ｍだと溜が効き難い可能性が考えられる。

 

あの注目馬は単勝で狙うが

➡一方の【アグリ】についても、まだまだ追い切りの動きには「重苦しさ」が垣間見える上に、坂井騎手の場合は４コーナーを早め５番手以内で周れた時の先行馬に乗った時にこそ真価を発揮するジョッキーでもあるので・・・！

ココ直近の３レースで、ルメール騎手や、横山典騎手が「1200ｍ戦の中でも1400ｍのリズムのままで差す競馬」という、遅いリズムで走らせることを教育して来てしまった直後なので・・・！前半戦で置いて行かれる危険性は伴う。

特にアグリの場合には、真横の14番に「逃げ馬」の【テイエムスパーダ】が入ってしまった関係で・・・！外から被せられると、余計に後手を踏む危険性が増し、その後の選択肢が後手後手に周る可能性は考慮しておかなければならない。

なので、元々の推奨馬だった【オタルエバー】に関しても、上手くテイエムスパーダの後ろ取って「溜めながら追走する」というコバンザメ走法の形を取れれば、この枠からでも勝機はあると思うので！宣言通りに単勝では抑えようと思っている。

 

単勝と３単を使い分ける

➡ただこれについては、まだ今回が初コンビなのに「ジョッキーにこう乗って欲しい」という私の希望的観測が多く含まれてしまう部分があるので、絶対軸として全てを任せるには少し危ないと思った。なので全ての券種の軸ではなく、あくまで単勝単品だけで、高配当を狙った３連単とは軸を使い分けて狙うことにした。

Q.ではそうした時に【誰が最も理想的な枠に入れたのか？】【希望していた枠に入れたのは誰だったのか？】そして、【現状のタフな馬場コンディションも得意にしている馬は誰なのか？】この３つを冷静に考えた時に、なぜか真っ先に思い浮かんだのが・・・！昨年の淀短距離Sを馬群の最内から、上がり最速の末脚で突き抜けた、この◎ホープフルサインだったのである！

なぜあのレースをずっと覚えていたのか？自分でも不思議に思うのだが、なぜだかあの一戦が、物凄く脳裏の奥底にず〜っと焼きついていて！よくよく思い出してみると、彼が穴で爆走していた時はいつも内枠から馬群の間をこじ開けて突っ込んで来ていた事を思い出した！

実際にこれには、既に週明けの月曜日の段階から、担当する本間調教師もこの様なコメントを語っていて。「１頭になるとソラを使うところがあるので、前走の様に馬群に囲まれていれば闘争心を発揮する。なので今回も同じように壁を作って競馬ができれば！」（via:競馬ブック様）と、馬群に包まれる形を自ら希望していたのである！なので、同じ内枠でも「ルガル」や「エターナルタイム」の様な人気馬での内枠とは、もたらす意味が全然違うと私は考えている！

 

この内枠を希望していた！

➡なので、次に重要になって来るのは「Q.この重賞という舞台で能力は通用するのか？」という部分に尽きるだろう。というのも、こうした悪条件の中で行われるスプリント戦は、スタミナを酷使するキツイ舞台なので、言い換えれば力の差がハッキリと露呈しやすい舞台ともいえる。

よって穴馬を指名するにしても、既に過去の重賞や、オープン以上で戦えていた実績ある穴馬でなければ厳しいだろうと考えている。

その点で、このホープフルサインで１番に強調したいレースなのが・・・！２年前の「このシルクロードS」にて、あの中京でべらぼうに強い【メイケイエール】から、僅か0.2秒差の４着に爆走していたのである！しかも、この時のシルクロードSでは、後にG1高松宮記念を勝つ【ナランフレグ】とは、クビ差同タイムで走っていたのだから杏の資格としては十分だろう！

ちなみに、この時にコンビを組んでいたのが、今回もコンビを組む太宰騎手であり！当時の枠順も３枠６番という内枠を上手く利用して！馬の闘争心を上手く掻き立てると、最後の直線では馬群のど真ん中をこじ開けて上がり２位の末脚を使って、メイケイエールまで0.2秒差のところにまで詰めて来ていたので！あの乗り方を再び再現できれば、今年のシルクロードSでも、十二分にチャンスはあると考えている！

 

アレを再現できれば！

➡特に今年の場合は、馬場の内側を嫌って、隊列の多くが外へ外へと逃げながら、馬群の間に大きく隙間が空く形になるだろうと思っているので！凄く極端な例で例えると【ヴェントヴォーチェ】が優勝した２年前のキーンランドCを思い出していただけると非常にわかりやすいと思う！

あそこまで極端に内側が開くとは思っていないが（汗）ただ少なくとも、既に痛んでいる内側を嫌って、馬場の外外を走ろうと言う意識が強く働き過ぎてしまうと、内がポッカリとガラ空きになると言う可能性は決してゼロではないので！

メイケイエールに0.2秒差にまで迫ったシルクロードSの乗り方や！昨年の京王杯SCで0.4秒差にまとめたり、馬群の最内をこじ開けてアッと驚くごぼう抜きを達成した、昨年の淀短距離Sの乗り方が今回もできれば！調教師のコメント通りにこの内枠だからこそ馬群の間をこじ開ける形での一発が期待できる馬キャラだと思っている！

自分で予想をしておいて、自分自身も吐きそうになっている程、本当にドキドキしている勝負レースなのだが・・・（汗）それくらいの価値と希望を、この◎ホープフルサインと、枠全体の並びから感じているので！ここは目をつぶって、２桁人気の超爆穴である彼と共に満塁ホームランを狙いに行く！