▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
いざ、グランプリ5連覇へ!
➡それではもう早速、出し惜しみせずに!
既に発表された枠順などの「最新情報」を交えながら、2強対決への結論を早速発表させていただいきます!
では、いざ参ります!
グランプリ5連覇を賭けて挑む今年の宝塚記念にて、我々の下した勝負の結論は・・・!
★レイパパレは馬連から消す!★
これが覚悟の結論です!
上回る馬券しか買わない!
➡要するに、仮にですが「クロノジェネシス VS レイパパレ」の一騎打ちだと仮定した場合に!
クロノジェネシスがレイパパレの着順よりも「上回る着順でしか馬券は買いません!」ということであり
◆クロノジェネシスがレイパパレに勝てば馬券も当たり!
◆そうでない場合は我々も外れる!
と言うふうに我々の命運も、全てはこの2頭の着順そのものに直結している!ということであります!
アドバイスは3連単なら1点ずつ!
➡ただですね・・・
更に2頭もの回避馬が出て、結局これだけの少頭数になってしまったので・・・
もし仮にですが、火花散るデッドヒートの末にクロノジェネシスが3連覇を達成し!
推奨した穴馬も頑張って、せっかく3着には突っ込んで来てくれたのにも関わらず・・・
1着:クロノジェネシス
2着:レイパパレ
3着:推奨の穴馬が食い込む!
この着順で仮に決まってしまったとしたら、馬連や馬単だったら2倍~5倍しかついていないのに・・・
3連単だったら「25倍以上×2千円」持っていたら一体いくらになるんですか?と考えたらちょっと悔しい配当なので・・・
ファンの皆様は「馬単などを買う感覚で」そうした3連単の厚め1点ずつなどを選抜して、押さえても損はないとは思います・・・
が!
あくまで本線は穴を狙う!
➡ただ我々の本線としては、この2頭の間に割って入れる伏兵がいると思っておりますので!
ここはレイパパレを本線の馬連からはバッサリと消して!
「クロノジェネシス➡チャンスのあるその他の伏兵へ」
とぶつける絞った形での馬連などで勝負していきたいと思っております。
その結論に至った根拠などを枠順などを用いてこれからご説明させていただきます!
\予告の◎不動の軸馬/
7番クロノジェネシス
(1人気・Cルメール)
【考察】
➡️さぁ、全ての決断がここに完結!!
まず、これは昨年の宝塚記念でもお話はしているのですが、やはりこの阪神(内)2200mという、
全員が意識的に早めにアクセルを踏んでいく超ロングスパート勝負に成りやすいコースレイアウトでのG1では・・・
上りの掛かるバテ合いのレースでこそ強い馬を探す必要がある!
タイスケが違っても!
➡特に今年の宝塚記念の場合にも、コースの開催スケジュールそのものは、例年よりも早いタイミングでの開催にはなっているものの!
中間に実際された「エアレーション作業」により、前開催の阪神と比較しても
非常にソフトな馬場作りになっている!
ソフトな馬場+雨
➡それに加えて、台風5号の接近に伴う日曜日の雨予報も併せて考えたら
「今のソフトな馬場作り」+「雨による道悪悪化」+「内回りでのロングスパート」
この足し算が成り立ってしまうと・・・
【雨や厳しい流れになっても、最後の直線で失速しない力】が本当に強く求められる戦いになる宝塚記念だと私は予想している!
動いていける強心臓
➡そこで強さを発揮するのが、この★クロノジェネシス!
確かにライバルと目されているレイパパレも、蹄の形状からして道悪戦には強いタイプだと思うが・・・!
道悪+終盤へかけて周りがバテて、脚が上がってくるところから、むしろ動いていける強心臓こそ専売特許なのが・・・!
このクロノジェネシスの才能だ!
この枠順もギリギリOK
➡確かに急遽のコンビ結成となった「ルメール騎手」が・・・
この宝塚記念とは相性が悪いことも重々承知はしている!
だからこそ、
極端な内枠じゃなくてよかった!
というのも、既に過去6回に渡り宝塚記念に挑戦したルメール騎手なのだが、実はその中で・・・
18頭中5番
12頭中2番
16頭中3番
11頭中6番
17頭中7番
16頭中13番
ご覧の通り、実は殆どの年で「極端な内枠」となる、出走頭数の1/3よりも内側の窮屈な枠を引き当ててしまうことが多かった!
それ故に、この梅雨時期のレースというのも相まって、終始馬場の悪い内側を通される形となり!
「宝塚記念に縁がない」というよりかは、どちらかと言うと・・・
「宝塚記念の『枠順に』縁がない」そんなタイプだった!
確かに、もう少し外よりでも良かったかも知れないが、ただそれよりも、何よりも!
1枠1番の様な極端な内枠ではなく!
また左右両サイドに入った面々もスタートが飛び抜けて速い馬ではないので、1コーナーまでの椅子取り合戦にて、
目の前をカット・インされたり、内ラチに閉じ込められるような
窮屈な配列には成らなかったのはひつまず安心材料。
本当のスタートライン!
➡これは昨年の有馬記念でも綴っている通り、同じく内回りコースで行われる宝塚記念においても!
本当の戦いが始まるのは「最後の3コーナー~4コーナー」
ここが本当のスタートライン!
わかりやすく言ってしまえば、そこまでの戦いはあくまで予選!
この「序盤の予選を生き残り、最後の3コーナーから始まる、この残り800mでの椅子取り合戦で強い馬を探せ!」
というのが、内回りでのG1における絶対的なテーマになる!
大事なのは自分の意志!
➡なので、近年の宝塚記念と有馬記念の両グランプリレースでは、昨年のクロノジェネシスや一昨年のリスグラシュー。
更には、オルフェーヴルやゴールドシップなどなど!
【小回りの宝塚記念】を優勝した馬が、そのまま【小回りの有馬記念】でも優勝できているカラクリも全ては・・・!
周りの馬に動かされてラストスパートに入るのではなく!
自分の意志とタイミングでアクセル踏んで行けるスタイルを、既に確立していた!
このロングスパート勝負になった時に重要な、最後の椅子取り合戦で踏み遅れないこと!
この実績を、既にこれまでのG1でも持っていたからこそ、同じ内回りコースでのG1で、この様な連動性が生まれている!
内回りには内回りを!
➡故に、秋華賞、宝塚記念、有馬記念と!
春秋グランプリ制覇を含むこれまでのG1・全3勝を・・・
全て内回りでの超ロングスパート勝負で制覇しているこのクロノジェネシスは!
現役最強の内回り巧者
そして、馬体と馬体が接触する海外G1を経験したことで、気持ちがドッシリしてきたクロノジェネシス自身の精神力と!
「目標を定めて早めに動く」という戦法で4コーナーで早々に勝負を決めようとするルメール騎手の手腕も、
ここでは大きな味方になってくるはずだ!
ガス抜きができた追い切り
➡確かに一見すると、ルメール騎手が騎乗した1週前追い切りは「ただの暴走」の様に見えてしまったかもしれない。
ただ、あそこでガス抜きをしてあげた判断は正解だったと私は思う。
というのもドバイ遠征の行き帰りで、かなり馬体重が減っていたように!
いつもと違う環境の変化に、少なからずストレスを抱えていたのは数字面からでも明らかだった!
だからこそ!1週前追い切りで、あえてブレーキをかけずにあの時計を出させてところに!
彼女のストレス発散のためには良いはけ口になっていたたのだと思う!
折り合えた最終追い切り
➡現に、最終追い切りでは、そんな1週前追い切りのタイムと比較すると、最早ジョギングレベルの遅い時計だったが・・・!
逆に言い換えれば!
そんな両極端なスローなペース配分でも、しっかりと自分の気持ちをコントロールして!
最後までジョッキーとの呼吸もしっかりと併せてスムーズに走っていたところに、齋藤先生の言う
「今が1番充実している!」
という言葉の意味を感じ取ることができる!
その一方で、最終追い切りまで猛時計を出してきてしまったレイパパレは・・・
その猛烈なタイムとは裏腹に、少し暗礁に乗り上げる危険性が伴うと私は判断している!
\馬連ではバッサリ消した/
2番レイパパレ
(2人気・川田将雅)
【考察】
➡️というのも、既に彼女の「懸念材料」に関しては、予めPart1の「全頭分析編」の中でも前置きはしておいたのだが・・・
やはり叩き出してきてしまった、この最終追い切りでの猛時計に、私はいささか懸念を覚える。
確かに、肉体面を鍛えるには、この「栗東の坂路2本追い」という、高野厩舎独特のメニューは一貫性はあるのだが・・・
ただこのメニューの怖いところは肉体的にも、精神的にも、かなり追い込むトレーニングになってしまうので!
気持ちを煽る懸念が
➡それこそ先日のエプソムカップでのファルコニアの様に・・・
気持ちがカリカリしてしまう危険性も伴う!
もし、そんな精神状態だと、レース前から興奮して発汗したり!
スタートでの出遅れやレース中での折り合い難と・・・
メンタル面での不安定さがリスクとして伴うケースもある!
テーマに注目していたが
➡主戦の川田騎手も、彼女の折り合い面に関しては「まだまだ課題はある」と口にしていた通りで
元々、「どんなテーマを持って最終追い切りまでのトレーニングを積んでくるのか?」というところに注目していた1頭だったが・・・
どちらかと言うと、精神面よりも体作りの方を優先してきた上に!
今回で初めて挑む2200mという未知なる距離への延長ローテであれば
ここは評価を1枚落としたいと思っている!
魔物が住む前半戦!
➡というのも、これが大阪杯と同じ2000mでだったら、そこまで気にする必要はないだが!
今回の【内回りコースでの2200m】というコースレイアウトだと・・・
スタートした直後から長い下り坂になっているので!
どうしても馬の気持ちが、更に前進気勢が強くなってしまうコースなのである!
なので、あの武豊ジョッキーを持ってしても、キタサンブラックが雨の中で前半1000mを・・・
「59.1秒」とうHペースで逃げてしまった年があったように!
実は前半戦でのスピードを、加減して走ることが難しいコースレイアウトなのである
加減が難しいコース!
➡加えて、冒頭からずっと話してきている通り、直線の短い内回りコースをジョッキー全員が強く意識するがあまり
3コーナーからの超ロングスパート勝負に成りやすいので!
あの体力自慢のキタサンブラックですら、最後の最後でタレてしまったように・・・!
このコースを序盤から果敢に逃げてしまうと、道中で休憩する余裕が全く無いリズムになってしまう!
元々の彼女の癖も
➡事実、彼女の場合も、前走の大阪杯での優勝は確かに強かったが・・・
ただそれでも最後の1ハロンは、
11.6秒 ➡ 13.1秒
彼女自身もガクンっと止まっているので!
前走の大阪杯よりも、ペース配分と折り合い面が難しいコース形態で争われる宝塚記念で!
未知なる距離への距離延長では、むしろあの攻めすぎた調教が仇となって・・・
力を出しきれずに終わってしまうというパターンに私は結論をだした!