▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
天皇賞春 2024 予想
本日は相手で買う穴馬を!
➡それでは既に、今年の天皇賞春を予想する上で必要な
【今年だからこそ最も注意すべき項目】の解説については、
既にここまでで投稿したPart1~Part2特集の中で公開済みなので!
本日の特集では・・・!
【天皇賞・春】➡相手で買う爆穴1頭
【ユニコーン】➡高配当の◎本命1頭
ここまでをワンセットにしてご紹介させていただく!
では、前置きは一切抜きにして!早速結論へと参ろう!
今年の天皇賞春で、相手で押さえておきたい【一撃必殺のお宝馬】は、この馬だ!
\相手で買う一撃馬で!/
“時計じかけ”の闘争心が
100万ドルへの”みちしるべ”!
注マテンロウレオ
(13人気・横山典弘)
【考察】
➡正直にいうと、ジョッキー様の特徴も踏まえ「主軸」というところまでは怖くて強くは推せないが(冷汗)それでも、彼が3着以内に生き残るだけで配当は大きく変わるので!相手で買う秘密兵器としては積極的に指名したいと思っている!
では、彼を今回のレース条件で推奨できる根拠とは一体なんなのか?まず1つには速い上がりが問われない条件じゃないと買えない馬であるというのが挙げられる。それは、彼のここまでの戦歴を振り返れば一目瞭然の様に、過去18戦で上がり33秒台を記録できたのは、たったの1回だけで!
しかもその1回もあわや34秒台という「33.9秒」までしか使えていなかったので!基本的には、33秒台の様な速い上がりが求められてしまう競技には適していない!
そしてもう1つが【3000mを超える長丁場で58キロを背負って好走した経験がある】という点だ!
長丁場で58キロの経験値
➡昨今のルール変更で、今でこそ58キロを背負える機会は以前よりも格段に多くなっているとはいえ・・・!3000m以上の長丁場でそれを背負える機会というのはそう多くはない!
その点で彼の場合で強調したのは、昨年の【G1天皇賞春】で、58キロを背負った状態で3着のシルヴァーソニックからは、僅か0.3秒差の5着に大健闘していた経験値を今年は高く評価して挙げたいと思っているのだ!
そもそも、菊花賞を回避(見送り)していた彼にとって!昨年の天皇賞春が、キャリアで初めて3000m以上の長丁場を走る機会だったのだが・・・!それを斤量58キロを背負った状態で、初めての長丁場を一発回答で対応してみせたのだから!速い上がりが使えないという才能ともリンクして、根本的に持っているステイヤーとしての才能が素晴らしく高いように感じる!
そして極めつけは【逃げ馬が不在なメンバー構成の中で”横山典弘ジョッキー”が手綱を握っている】という点だ!
長距離は騎手で買え?!
➡横山典弘ジョッキーと天皇賞春と言えば、やはり【イングランディーレ】の逃げ切りが印象深い騎手であろうと思うが!他にも【サクラローレル】と【ゴールドシップ】で、天皇賞春を3勝もしている名手であり!この天皇賞春だけでも通算で・・・!
【1着】3回
【2着】2回
【3着】3回
【4着】4回
【5着】2回
【着外】8回
連対率:22.7%
複勝率:36.4%
単回収:409%
複回収:160%
なんと、半分以上は5着以内の掲示板に持って来ており!馬券圏内率に至っても、36.4%という凄まじい安定ぶり!更に言えば、菊花賞を含む3000mを超えるG1での連対率は通算で【24.4%】を誇っているなど!
古くから【長距離はジョッキーで買え!】なんていう格言が存在しているが!これはまさに、横山典弘ジョッキーの為にある格言といってよいだろう。
前走の「日経賞」での豪快な逃げっぷりも鮮やかだったが!2500m⇒3200mへと大きく距離が伸びる今回は、彼の逃げを後押しする材料が出て来る!それが・・・後続も安易に前を追いかけられないからだ!
後続が手を出せない距離を味方に
➡これが走り慣れている2500mまでだったら、大逃げを潰そうと後続も早目に動いてくるが・・・!流石に、3200mにまで距離が長くなってしまうと他のどのジョッキーも【距離の長さ】を気にしてしまうので・・・!まずは距離を持たせようと安全に乗る傾向が強くなるので!序盤から逃げを潰そうと追いかけてこれなくなる!
つまり、後続が手を出せない距離を味方にできれば!後は単純に【マテンロウレオ VS 淀の3200m】という戦いになるので!前走の日経賞で見せた「あの逃げ方」をこの長距離でやられてしまうと、他のジョッキーは手が出せない!そうするとまさに【イングランディーレ】の様なしてやったりの逃げ切りが炸裂してしまう可能性は否定できない!
無論、今話していることはあくまで「マテンロウレオが逃げると仮定」した場合の想像なので!本当に逃げるかどうか?は不透明なところがあるからこそ、絶対軸とまでは推奨できないが!今の調教での抜群な動きなら、恐らく逃げをかまして来る可能性は大いに考えられると思うし!
向こう1年間の戦歴を振り返っても【G1大阪杯】では、レースレコードを更新する超ハイレベルな一戦の中でジャックドール、スターズオンアースなど0.4秒差の4着に奮闘!【チャレンジC】でも、後にG1馬となるべラジオオペラを相手に0.3秒差の5着。前走の【G2日経賞】でも、あれだけ果敢に逃げて0.2秒差の4着だったのだから!まるで【スティッフェリオ】の戦歴を見ているかのようだ!故に、高配当を狙った【相手馬】という位置づけでは、彼の逃げ方に胸を高鳴らせたいと思っている!
ユニコーンSでの◎本命
➡それでは最後に、今年のユニコーンSで狙っている・・・!
【高配当狙いの◎本命】をご紹介しよう!
ただその前に、一応の念押しをさせていただくと・・・!
今年のユニコーンSは【京都1900m】で行われるので
⚠従来までの東京1600mじゃないことをくれぐれも忘れない様に!
まずは新聞のど真ん中に【今年は京都1900mです!】と、大きく書いておくことをオススメする(汗)
では、そんな京都開催だからこそ、強気に狙ってみたい◎本命馬が、この馬だっ!
\高配当の単勝でも?!/
全ての券種の不動軸で!
今回も頼むぞ!!
◎アラレタバシル
(11人気・野中悠太郎)
【考察】
➡まず彼に関しては、手前味噌で非常に恐縮なのだが!ダート転向後のこの直近では、ずっと本命として推奨し続けてきており!前走の「伏竜ステークス」でも勝負レースの軸に指名して、大変お世話になった思い出深い1頭である!
そこで、今回もこの馬を推奨するにあたって、1番高く評価したポイントなのが【良質なHペースを沢山経験した来た】という点にある!
というのも、やはりまだまだ実戦経験が少ない3歳馬たちにとっては、ここまでのキャリアで積み重ねて来た経験値が物を言う部分が非常に多く!それが、芝よりもタフなレース質になりやすいダート戦ともなれば尚更だろう!
その点で、私が高く評価してあげたいポイントなのが・・・!まだ2歳の段階で、良馬場のダート1800mを1分53秒台で走破できたという点だ!
勝ち馬がG1羽田盃で2着に
➡まずはそのタイムの速さについてだが、まだまだ体が完成しきっていない【2歳】の段階で、パサパサに乾いた良馬場で1分53秒台を記録できている時点で、凄く高い評価を与えたいと思っている!
なぜなら・・・!今年の世代で、まだ2歳の内に【1分53秒台前半~1分52秒台】までの速い時計を記録できたレースは「2つ」しか存在せず!それが、今回も出走する【ミッキーファイト】が優勝した中山での1勝クラスと!このアラレタバシルがアタマ差の2着に奮闘した【もちの木賞】の2レースだけ!
しかも、その当時の勝ち馬である「アンモシエラ」が、週中で行われた【G1羽田盃】で2着に奮闘していたことからも!この時計の速さが示す根本的なポテンシャルの高さというのは、証明されているだろう!
2歳であの時計は素晴らしい
➡事実、その数字の速さを裏付けるように!この項目で過去10年間の2歳ダート戦を集計すると、そのサンプル数は【全444レース】もあるのだが・・・!
◆過去10年 ◆2歳限定 ◆ダート1800m全会場 ◆良馬場
実は、その中でこのアンモシエラとアラレタバシルが「もちの木賞」で記録した1:53.0秒という時計は、歴代の2歳レコードでTOP10に入る【9位/444戦】の速さだったのだ!
無論、それぞれのコース形態が異なるので、一概にこのランキングの速さだけを鵜呑みにするのは危険なのだが、ただ1つ言える事は、それだけ良質なHペース&時計勝負だった中を、上がり最速の末脚を記録して好走した内容を高く評価したいと思っているのだ!
売れ難いキャラなだけに!
➡結果的に、当時は「アタマ差」及ばず2着に敗れてはしまったものの・・・!関西でのレース経験が極端に少ない【野中騎手】&【根本調教師】のコンビで、わざわざ関西圏迄遠征迄して、全く慣れない環境下の中でもこのタイムの中で2着に好走したのだから、根本的に持っているポテンシャルが如何に高いか?ということが、よくわかると思う。
なので、こう言ってはジョッキー達に失礼だが、やはり”売れ難い”コンビでもあるので・・・(汗)実際に、あれだけ高いパフォーマンスを発揮した直後のレースでも、直近は「5人気」「6人気」と、大変に美味しい思いをさせていただいている!
そういう意味でも、勝負レースに適した【配当妙味馬】であると思っているし!今回の場合も想定で10人気前後と不当に人気を落としているので!ここでも思い切って推奨したいと思っている!
また今回の場合は、彼の豪脚を後押しする【2つのポイント】があると感じている!
今年だからこその盲点!
➡まず1つには【ムルソー】を筆頭に!前に行く先行馬の中に人気馬が多く居座っているという点と!フルゲート16頭が集まった中で全体的に逃げ先行馬の頭数が多いということが挙げられる!
芝のレースと違ってダート戦の場合には「砂を被りたくないから逃げている」という明確な理由で前に行っている馬も多いので!これだけの頭数が1つのレースに混在するとなると・・・!当然、今まで以上にポジション争いが激しくなり!不必要なHペースを生み出してしまう可能性は否定できない!
⚠また、それに拍車をかける「もう1つ」のポイントというのが・・・!【東京ダービーへ参戦したいなら優勝が絶対条件になってしまった】ということだ!
知っての通り、今年から3歳のダート路線は大きな改革を迎え!明確なダート三冠ロードが確立された訳だが!週中で開催された【G1羽田盃】の結果を踏まえると・・・!JRA勢の枠の中で東京ダービーへ駒を進めたいのなら・・・!このユニコーンSでは優勝をして賞金を獲得しないとボーダーラインがギリギリになってしまう可能性が出て来た!
乱ペースを経験した価値
➡故に、そうした【今年だからこその戦況】+【今年のメンバー構成】+【1番人気の逃げ馬】という存在までを全てセットで考えると・・・!恐らく、全員が必死になって権利取りに動くと思われるので、相当な乱ペースを誘発する可能性が出て来た!
しかし、殆どの馬たちにとって・・・!今回の「1900m」というのは、今まで経験したことがない未知なる距離への挑戦でもあるので!今まであまり経験した事がない長丁場の中で、同時にタフな乱ペースに巻き込まれてしまうと・・・!如何に後半のラストスパートがキツイ体力勝負になるか?は優に想像ができるだろう!
だからこそ私は、【良質なHペースを沢山経験した来た】という点を1番に高く評価したいと思っているのだ!
故に、これまでに走って来た1800m戦の中で、沢山の良質なHペースを経験して来たアラレタバシルの【貴重な経験値】と、【乱ペースの中での持続力】が活かされると思うので、そういった展開面で考えても、ここでの一撃に期待したいと考えている!